【ディーン・フジオカ×やす子】『映画 きかんしゃトーマス』で声優として共演!

【ディーン・フジオカ×やす子】『映画 きかんしゃトーマス』で声優として共演!

世界中で愛されている『きかんしゃトーマス』が昨年、より今の時代にフィットしたスタイルにフルリニューアル。4月に公開される『映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』にディーン・フジオカさんとやす子さんがゲスト声優として出演することも話題です。ちょっとレアな並びのお2人のスペシャルインタビューを2回にわたりお届けします!

――世界中で長く愛されている『

――世界中で長く愛されている『きかんしゃトーマス』映画版の声優のオファーが来たときのお気持ちを教えてください。
やす子 世界のトーマスの声優の依頼をいただけるなんて驚きましたが、とっても嬉しかったです。「売れたなー」って思いました(笑)。
ディーン 声優としてこんな責任重大なお仕事をいただけたことに感謝し、トーマスシリーズの名に恥じぬように心をこめてやらせていただこうと思いました。そして、僕も「売れたなー」って(笑)。

――ご自身の役どころについて教えてください
やす子 大きなドリルが自慢の掘削機のダーシーを演じています。自衛隊にいたときは自分も穴を掘っていましたし、ピュアにお仕事を楽しんでやっている頑張り屋さんなので、なんだか自分に似ているなと思っているんダーシー!
ディーン (笑)。僕はスクラップから新しい発明品を作り出す、丸メガネがトレードマークのサステナブルな機関車・ウィフです。普段のミュージシャンや俳優のお仕事の時とは違った声で演じました。
やす子 自分はディーンさんの声を聞きながら吹き替えをしたんですが、ディーンさんってわからなくて本当にウィフがしゃべっているように感じたんです。プロの俳優さんのすごさをまじまじと感じましたね。
ディーン この映画がやす子さんの運命の線路のポイントを切り替えるのでは?と思ったくらい、やす子さんは声優に向いた声だなと思いました。選ばれるべくして選ばれた人だと思ったんダーシー! 「~ダーシー!」の使い方、難しいね(笑)。
やす子 あっているダーシー! 今年はダーシーで流行語大賞を狙うんダーシー!

――お二人とも声優を務めるにあ

――お二人とも声優を務めるにあたり気を付けたことはありますか?
ディーン 僕は声優のお仕事は2回目なんですけど、キャラクターを演じるだけでなく、言葉を一つ一つ届けることの大切さを学びました。また、皆さんが声のトーンをコントロールされていて、これが七色の声かと思いましたね。なので、今回は僕が七色の声になるためにカメレオンの動画をたくさん見ました。
やす子 !?(驚)
ディーン ウソです(笑)。カメレオンを見たからって声は七色になりません。
やす子 本当にやったのかと思った! ディーンさんが言うと本当かと思っちゃいます。
ディーン やす子さんは何かやりましたか?
やす子 同じゲスト声優のディーンさんの声を聞いたときに「なんて上手いんだろう」と思って、何度も何度も聞きました。こうやって合わせているんだろうな、声のトーンはこうやっているんだろうなといろいろと考えたんです。ディーンさんの上手さがプレッシャーでしたが、それをモチベーションに変えることができたのはよかったです。最後には自分に自信を持って演じられたと思っています。
ディーン そうだったんですね! 僕がやす子さんのモチベーションになれたのは嬉しいです。「カメレオンを見た」とかボケちゃって、ごめんなさい。
やす子 信じてカメレオンを見るところでした、はい~。
ディーン 作品の中でも「はい~」と言っているから、やす子さんの爪痕を残せましたね!
やす子 そうなんダーシー! はい~!

――今回のお仕事で楽しかったこ

――今回のお仕事で楽しかったことを教えてください。
ディーン アフレコも楽しんでやれましたし、今日の取材イベントは特に楽しいです。たくさんの方にインタビューしていただけて、毎回その瞬間に思ったことを新鮮な気持ちでお答えしています。それをより多くの皆さんに伝えていただけるというのは本当にありがたいです!
やす子 自分も楽しくアフレコできました! スタッフの皆さんが優しかったです!
ディーン そうか、いつもがめっちゃ大変なんですもんね!
やす子 いつもは蜂の巣の駆除とかしてます、はい~。アフレコが終わり、できあがった作品を観て、ディーンさんにもお会いして…。今日のようにイベントや記者会見をやったことで、本当に公開されるんだと実感がわいてきました。自分の出演した作品が全国の映画館で観られるなんて! こんなこと初めてです、はい~!
ディーン そうですよね、僕もワクワクしています! 楽しい事ばかりだったけど、一つ辛いことを思い出しちゃいました。さっきの公開アフレコは辛かった。アフレコを大勢の皆さんの前でやるのは恥ずかしいです。やす子さんはイベントの途中で自分のマイクを撤収し始めていたよね?
やす子 恥ずかしかったです。自分もディーンさんもボケ気質なので、つっこみがいないのも辛かったですね(笑)。でも、ふわっとした空気が楽しかったです、はい~。

――最後に、映画を楽しみにして

――最後に、映画を楽しみにしている皆さまへメッセージをお願いします。
ディーン SDGsやダイバーシティ、冒険に向かう勇気やワクワクする気持ちを大切にしようというメッセージが説教臭くなく込められています。家族で観て感想を言い合うことでコミュニケーションの始まりにしてほしいです。
やす子 この作品を観たらいろいろなことに挑戦したくなると思います。自分は作品の中で歌う事にも挑戦しました。家族で観に来てくれたら嬉しいんダーシー!

『映画 きかんしゃトーマス 大冒険! ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル!』
イギリスで誕生、来年には絵本出版から80周年を迎え、500話以上のエピソードが映像化されて世界200以上の地域で放送されている『きかんしゃトーマス』。昨年、フルリニューアルを果たした『きかんしゃトーマス』劇場版最新作が公開。ディーン・フジオカさんはリサイクル工場で発明をしている丸いメガネの機関車のウィフ役、やす子さんはどんな大きな岩も削ってトンネルを掘るドリルが自慢の掘削機のダーシー役を演じる。4月19日(金)全国ロードショー

ディーン・フジオカ
‘80年8月19日 福島県生まれ。’04年に香港でモデル活動を始め、‘05年の主演映画『八月の物語』で俳優デビュー。’06年に活動拠点を台北に移し、’11年から日本での活動を開始。以後、アジア圏で幅広く活動。近年の主な出演作は映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』『鋼の錬金術師 完結編復讐者スカー/最後の錬成』など。

やす子
‘98年9月2日 山口県生まれ。‘17~’19年まで陸上自衛隊に勤務し、‘19年にピン芸人としてデビュー。元自衛官という経歴を活かしたネタと元気で前向きなキャラクターで人気を博す。芸人活動の他、『劇的に沈黙』『家政夫のミタゾノ」第6シリーズ、『セクシー田中さん』などのドラマ出演など、幅広く活動中。『サンデージャポン』『ぐるナイ ゴチになります!25』『ヒルナンデス!』(木曜)にレギュラー出演中。

撮影/杉本大希 ヘアメーク/礒野亜加梨(ディーンさん)、タカダヒカル<PARADE>(やす子さん) スタイリング/渡辺慎也<Koa Hole inc.>(ディーンさん)、飯嶋久美子<POTESALA>(やす子さん) 取材/よしだなお 構成/中畑有理(CLASSY.編集室)

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表紙モデル:山本美月

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