ボタン一つで、簡単に自分の気持ちを文字やスタンプとして送れるLINE。手軽に扱えるからこそ便利な一方で、ほんの少しの油断でうっかり誤送信……なんてことも。
今回は、そんな誤送信の中でも“彼氏に送って後悔した誤爆LINE”をピックアップしてご紹介します。
1.「いっそ別れることも考えている」
「2年半付き合っている彼氏がいるのですが、まったく結婚の話にならなくて、女友達にLINEで『年齢のこともあるし、ずるずる付き合うくらいなら別れも考えてる』と愚痴ったつもりが、彼氏に送信。『別れてもいい』くらいのことを書いてしまっていたので、もう振られても仕方ないと覚悟しましたね」(27歳女性・通信関連)
本気で彼氏と別れようか考えている。そんな彼氏には絶対に言えない本音のLINEを、あろうことか彼氏本人に誤爆!
一刻も早く、既読がつかないうちに“送信取消”をしたい……。なぜかそういう時に限ってすぐに既読がついてしまい、彼氏に送ったLINEを見られてしまう、なんてことも。別れることも視野に入れていたとはいえ、この誤爆LINEがきっかけで別れることになってしまったら、悔やんでも悔やみきれないでしょう。
2.「19日のために着々と準備しているなう」
「普段は多忙な彼氏が、珍しく休みを取れたからとデートに誘ってくれたんです。でもその日は半年前から参加を決めていた趣味のオフ会があって。迷いましたが、それとなく理由をつけてデートを断ったんです。でもその後、オフ会メンバーへのLINEを彼氏に誤爆。日付もバッチリ入っていたので、彼氏の誘いを断ってオフ会に行くことがバレて怒られました」(30歳女性・デザイン会社勤務)
めったにない彼氏からの誘いを断り、趣味の集まりへ。予定があること自体は、彼氏自身も「仕方ない」と感じているでしょう。しかし、何となく言いづらいからと本当の予定を内緒にして、適当な理由をつけて断りのLINEを送ってきたことに、彼氏は怒りを感じたのでしょう。
たとえ多少言いづらくとも、最初に理由を伝えておくことで、後からバレて怒られるという自体は避けられるはず。場合によっては二人の信頼問題にも発展するおそれもあるので、できれば彼氏の前では嘘をついたり誤魔化したりせず、素直な事情を伝えるのが良いでしょう。
3.「めぐ(自分のことを名前呼び)は~」
「いつもは自分のことを『私』と呼んでいるのですが、昔からの名残で、家族の前では自分を『めぐ』と呼んでしまいます。だから、彼氏のいる前で家族に連絡をする時などはすごく気を遣っていました。でも、LINEは盲点でしたね。いつもの癖で『めぐは~』と打って母親にメッセージを送ったつもりが、彼氏に誤爆してしまい『めぐ』呼びがバレました」(27歳女性・メーカー勤務)
大好きな彼氏にも明かしていない、家族の前や家族とLINEをする時だけの特別な呼び方。「さすがにもう大人だし……」と思いつつも、家族の前ではその呼び方のほうがしっくりくる、なんてこともあるでしょう。
しかし、そんな“名前呼び”がうっかり誤爆LINEによって発覚! 受け取った側も思わず「彼女からかな…?」とトーク相手を疑ってしまうような内容です。
4.「いいよ!待ってる♡」
「浮気相手が私の家に来たいと言うので『いいよ!ご飯作って待ってるね♡』と返信をしたつもりが、彼氏に誤って送信! もちろん彼氏とはそんな約束をしていないので『今からってどういうこと?』と、誤爆をきっかけに浮気がバレました。一つ押し間違えただけで、大変なことになるんだと改めて誤爆の怖さを実感しました」(29歳女性・金融関連)
彼氏にはひた隠しにしていた浮気が、よりによって彼氏本人への誤爆でバレてしまった……。思わず「過去に戻りたい」と思ってしまう女性もいるのではないでしょうか。
浮気自体がそもそもNG行為ですが、誤爆を少しでも防ぎたいのなら、一度にやりとりするのは一人だけに絞って、複数の人と並行してLINEのやり取りをしない方が良いようです。
いかがでしたか? LINEの誤爆が原因で二人の仲が深まることもあれば、思わぬ喧嘩の原因になってしまうことも……。LINEを送ってから後悔することのないよう、送信前にはメッセージの内容とトークの相手が正しいかをしっかりと確認しましょうね。
文/大内千明 画像/Shutterstock(Farknot Architect、Antonio Guillem、fizkes)
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