【本当にあった実話】海外旅行でやらかした!アラサートラベルライターの失敗談4選

今年こそは久しぶりの海外旅行を

今年こそは久しぶりの海外旅行を計画している、という方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、今まで30カ国以上旅したトラベルライターが実際に経験した、海外旅行の失敗談をご紹介していきます。
そんなこと起こる?という凡ミスから、意外と忘れがちなポイントまで…数えきれないほどのトラブルや失敗エピソードの中から、4選をピックアップしました。ぜひ最後までチェックしてみてください。

海外旅行失敗談①車がパンク…そんな日に限ってお店はどこもクローズ

アメリカ、グランドサークルへロ

アメリカ、グランドサークルへロードトリップ中、フリーウェイで大きな岩を踏んでしまい、タイヤがパンク。近くの街までなんとか走りロードサービスに電話したけれど、なかなか繋がらない。
この日はアメリカの大型連休真っ只中、よりによって誰もが家族で過ごすとされているサンクスギビングデー当日。ホテルやガソリンスタンドなどは空いていますが、流石に車の修理工場はクローズしていました。
そんな日に限ってパンク…ロードサービスに電話が繋がり、許可をとり指定の修理工場の駐車場に車を置かせてもらい、レンタカーを借りて次の目的地へ向かいました。

この時学んだのが、ロードトリッ

この時学んだのが、ロードトリップの移動日が祝日だと、何かトラブルがあった時リスクが伴うということ。特にサンクスギビングデーのように、みんながお休みを取る日はなおさら。ロードトリップの場合は、飛行機の旅よりも慎重にスケジュールを組みたいところです。

また、アメリカのフリーウェイ(高速道路)は、日本のように落とし物があったらすぐに回収しに来てくれたり、不具合があればすぐに整備したりしてくれるわけではありません。平気で大きな岩や荷物の落とし物、タイヤ、道路に穴が空いていたりするので、注意しながら運転する必要があります。もちろん、整備されていない分、無料で使えるので、仕方のないことではありますが…

海外旅行失敗談②キャッシュレス / キャッシュオンリーの落とし穴

日本では徐々にキャッシュレス化

日本では徐々にキャッシュレス化が進んでいますが、海外旅行先ではキャッシュオンリーの場面に出くわす機もしばしば。
現地で訪れる場所にもよりますが、キャッシュオンリーが意外に多かったのが香港。特にローカル系のお店が好きな方は、現金はある程度持っておくと安心です。
タクシーもキャッシュオンリーの場合が多く、過去に一度、現金が足りなくてATMに寄ってもらったことがありました。それ以来、香港ではもっぱらUber派に…。

反対に現金がほとんど使えない国

反対に現金がほとんど使えない国もありました。中国本土はキャッシュレスが進み、現金を断られることも。また、中国はアメックスが使えない場所も多かった印象。
アメックスがなかなか使えない国は意外にも多く、パリやスペインでも何度か断られたことがあるので、欧州についても同じことが言えそうです。現地でどれくらい現金が必要なのか、使えるカードの種類も渡航前に事前にチェックしておくと安心です。

海外旅行失敗談③絶景を求め離島へ!国際免許がなく移動手段がレンタカーのみで撃沈

絶景ビーチがあると聞き、スペイ

絶景ビーチがあると聞き、スペインのマヨルカ島を訪れました。到着し空港のゲートを抜けると私たち以外のほとんどの旅行客が一目散にレンタカー会社の窓口へ。その時点で少し嫌な予感がしたのですが、私たちは国際免許を取得していなかったため、気付いたところで後の祭りです。
空港、ホテルの往復はタクシー利用で全く問題ありませんでしたが、絶景ビーチは島の反対側に。そこまで遠出してくれるタクシーはなかなか見つかりません。
ホテルの方が何社かに問い合わせてくださり、ハイヤーを半日貸切することに。滞在中はレンタカーなしで乗り切りましたが、とても高くつきました。欧米では車がないと移動できない場所も多くあります。また、現地で車を運転する場合は国際免許の取得も必要なので、事前準備は抜かりなく…。

海外旅行失敗談④アメリカでは時間の表記に要注意!

ボストンからニューヨークへの帰

ボストンからニューヨークへの帰り道。空港に向かっている道中で航空会社のアプリを見てもeチケットが出てこない。バグかな?と思いつつ、フライトナンバーをGoogleで検索すると、出発済みの文字が。

数秒思考が停止しましたが、これは緊急事態。ボストンからニューヨーク行きの他のフライト、バスをオンラインで検索。結局バスも飛行機も到着時間は変わらず、かつバスの方が安かったのでその場で予約。最後の座席をなんとか押さえて、無事ニューヨークまで戻ってくることができました。

日本だと2:00pmではなく14:00と表記されていることが多いのですが、アメリカではamとpmを使った使った12時間制で表記されていることが多いです。意外な落とし穴なので、アメリカでは注意深く確認してくださいね。

海外旅行の失敗談【まとめ】

今回は海外旅行の失敗談をご紹介しました。国が変われば常識や事情もガラリと変わります。それが海外旅行の醍醐味でもありますが、事前に対策できることはなるべく対策しておきたいですね。この記事が、海外旅行での失敗を防ぐきっかけになると嬉しいです。

文・写真/山水由里絵(やまみず

文・写真/山水由里絵(やまみず ゆりえ)
大学卒業後は広告代理店などに勤務し、結婚を機に中国へ。現在はアメリカ在住。旅行・美容関連の記事をメインに、CLASSY.読者と同世代のフリーランスのトラベルライターとして活動中。2019年9月よりCLASSY.ONLINEで執筆をスタート。
Instagram:@yuuurie_1211
YouTubeチャンネル:Travel in Style|トラベルライターYURIEの旅vlog

Feature

Magazine

最新号 202501月号

11月28日発売/
表紙モデル:堀田茜

Pickup