2号連続でお届けしている「投資」特集。2月号ではいま一番話題&投資デビューに最適の新NISAについて学びました。今回は新NISAよりさらに一歩進んで、株やiDeCoなどについてレクチャーします。
株に興味があるなら新NISAの「成長投資枠」で「株」を買ってみる!
非課税運用の対象商品として株への投資ができるのが新NISAの「成長投資枠」。初めて株を買うならこの「成長投資枠」を利用するのがおすすめです。
スタートしたばかりの新NISA「成長投資枠」は株の購入が可能
新NISAの年間投資額上限360万円のうち、成長投資枠で使えるのは240万円。成長投資枠の対象商品は投資信託に加え、日本株、外国株、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)など。より積極的に投資に取り組みたい投資経験者におすすめです。
そもそも「株を買う」ことのメリット、そしてデメリットって?
新NISAのつみたて投資枠でも購入できる投資信託と株を比べると、株のメリットは信託報酬のような手数料がないこと。デメリットは値動きが比較的大きく、場合によってはゼロになる可能性も。投資信託は実際に自分が何に投資しているかがわかりにくいですが、株はよく知っている企業に投資できたり、ニュースと株価が連動したりと、投資をリアルに実感できるのも特徴と言えます。
初めて株を買う時のポイント
たとえばこんな銘柄に注目
冷静な判断が必須!株を買ってから気をつけたいこと
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心がけたいのは「安く買って高く売ること」ですが、わかっていても値下がりすると手放したくなったり(狼狽売り)、逆に必要以上に買い足したくなる(ナンピン買い)もの。自分はどれくらいの値動きならヒヤヒヤせずにいられるか、冷静に判断できる範囲を探りながら取引を。長期保有は個人投資家だからこそできる選択なので「◯%以上値下がりしたら売る」など、損切りのルールを検討しつつ、値動きに一喜一憂しすぎないで保有し続けることをまずはおすすめします。
ファイナンシャルプランナー/風呂内亜矢さん
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®。初心者でもわかりやすいお金の解説で、メディアへの出演や著書も多数。YouTubeでも日記に交えてお金に関する情報を発信中。
イラスト/green K. 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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