きょう2月5日は都内でも積雪を観測し、あす未明まで警報級の雪予報となっています。
寒さが厳しくなるなか、突然「エアコンが止まった!」なんてトラブルは避けたいですよね。実は、大雪の日のエアコン対策を行う予定がない人は6割にも上ります。知らないと困る、もしもの大雪の日のためのエアコン対策をチェックしてみましょう。
【調査結果】「エアコンの大雪対策を行う予定はない」が6割
未だ浸透していないエアコンの大雪対策。三菱電機 霧ヶ峰PR事務局が、東京にお住まいの30代~50代男女600名に行った調査によると、昨年、大雪が降ったものの、大雪対策への意識は高まっておらず、エアコンの大雪対策については半数以上の方が「行う予定はない」ことが明らかになりました。必要性が理解されていないことや対策方法が周知されていないことが原因で、エアコンの効きが悪くなってしまうなどのトラブルに遭う可能性があります。突然大雪が降った場合でも困らないよう、エアコンの大雪対策を行いましょう!
【調査概要】調査対象者:東京にお住まいの30代~50代、男女600名、調査方法:インターネット
積雪時、起こる可能性がある「エアコンのトラブル」は?
大雪の際のエアコン対策で、一番重要なのは「室外機」!
室外機周りの対策を実施しないと、エアコン暖房の効きが悪くなる等のトラブルが発生することがあります。トラブルが起こる理由として、例えば以下が考えられます。
➀積雪が原因でファンが埋まり、正常な運転ができない場合がある。
➁室外機の上に雪が積もっていると、風通しが悪くなったり、溶けた雪が凍って室外機の熱交換器に張り付くなどし、エアコンの効きが悪くなる場合がある。
上記のようなエアコントラブルを避けるため、もしもの大雪に備えて、室外機まわりの大雪対策を実施することをおすすめします。
大雪が降ったらやるべき対策と、普段からやっておきたい環境整備
大雪時によくあるお問い合わせ
「大雪でエアコンが止まってしまった!」「室外機から湯気が出ている!?」
Q. エアコンが止まっちゃった!どうしたらいい?
A. 落ち着いて!エアコンの「霜取り」稼働中かも!
「霜取り」とは・・・
室外機の熱交換器に霜が付着すると、熱交換が十分に行われず暖房能力を発揮しにくくなるため、エアコンにはその霜を溶かすために、自動で霜取りを行う機能があります。霜取り時には、霜を溶かすためにあたたかい冷媒を室外機側にまわすため、室内機から冷たい風が吹かないよう暖房運転を短時間停止します。そのため、「止まった!」とビックリされるかもしれません。しかしそれは霜取りを行っているためで、少し時間を置くと通常運転を再開しますので、焦らずお待ちください。 ちなみに、最近のエアコンは「プレヒート」という霜取り前に室温が設定温度を下回らないよう事前に室温を上げておく機能が搭載されているものもあります。
Q. 室外機から湯気が出ている!
A. 心配しないで!必ずしも故障ではありません。
今回ご紹介した室外機の熱交換器についた霜を落とすために行う霜取り中は、熱交換器があたたかくなっているので溶けた霜の水分が蒸発して湯気となる場合があります。
⚠万が一、エアコンが止まったまま等のトラブルがあった場合は、ご自身で対処せず、必ず専門の業者に連絡をしましょう。
寒冷地はさらに要注意!室外機設置時に気を付けたい3つのポイント
お問い合わせ:三菱電機 https://www.MitsubishiElectric.co.jp
※この記事は以前に配信した「エアコン大雪対策」の記事を再編集したものです。