【森田剛さん】話題のファンタジー大作『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』に出演中!【スペシャルインタビュー】

ディズニープラス「スター」で、昨年12月から独占配信中の話題作『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』の実写パート・アニメパート両方に出演している森田 剛さん。壮大なCGを取り入れた今回のファンタジーアドベンチャー大作の見どころについて、CLASSY.ONLINE単独でお話を伺いました!

――今作『ワンダーハッチ -空

――今作『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』はディズニープラス「スター」で独占配信され、実写とアニメ両方で描かれる壮大なファンタジー作品です。出演のお話を聞いた時の感想を教えてください
まず「面白そうだな」って思いました。僕はちっちゃい時から、あんまり漫画やアニメを見てこなかったんです。だからこそ、このタイミングで実写とアニメで一つの世界を描く作品というお話をいただいて、新しい挑戦になるなと。それで、やってみようと思いました。

――森田さんは「異世界」を描いたアニメパートではドラゴン乗りのスペースを、「現実世界」を舞台にした実写パートでは、異世界から現実世界に現れてコンビニで働いている柴田を演じていますが、一つの作品でアニメと実写の役を同時に演じたのはいかがでしたか? 意識したところ、難しかったところがあれば教えてください。
実写パートを先に撮っていて、アニメパートに声を入れる作業は最後にやりました。アニメだからこういう声を出そうというような区別はしていなかったです。作品の中では、実写とアニメが交互に出てくる形になっているんですけど、特に柴田は背負っているものが大きかったので、そのリアリティをどのくらい出すか、逆に違和感をどのくらい持たせるのか、そういった部分はすごく考えました。

――森田さんが演じられた柴田は

――森田さんが演じられた柴田は「異世界」であるウーパナンタの文化の中で生まれ育ち、現実世界に「移住」して数年暮らし、現代の文化にも触れている役柄です。大変難しい役どころだったのではないかと想像しますが、役作りでどんなことを意識をされましたか?
…まず、ありえないですよね、異世界から来てコンビニで働くっていう設定が(笑)。でも、どれぐらいそこを「あ、本当にいるかもしれない、コンビニに」と思わせられるか。そのリアリティが出なかったら全部が嘘になってしまうから、そこはすごく冒険だし勝負するところだと思ったんですよね。だからそこの説得力というか、嘘を嘘にしないというところに、すごくやりがいを感じていましたし、ビジュアルも含めて、監督と一緒にいろいろ話し合って考えて柴田を作っていったという感じでした。

――アニメのアフレコに関して苦労した点などはありましたか?
アフレコはやっぱり難しかったですね。でも僕は芝居の延長線上だと思ってやったし、「それっぽくやる」ことほど寒いことはないなと思うので、声で世界観を表現するというところはすごく難しい挑戦でしたけど、加減はしないというか、本気で取り組みました。

――完成作をご覧になった感想を

――完成作をご覧になった感想を教えてください。
日本のアニメや漫画は世界に向けて誇れるものだと思っているので、そこで勝負できるのは素晴らしいですし、世界中の人が子供から大人まで楽しめる作品だと思います。だからこそ、そこに映っている人間たちはエネルギッシュで本気で生きていないと成立しないと思ったので、アフレコも含めてそういうエネルギーが伝わればいいなと思いました。

――「現実世界」での柴田はかなりミステリアスな雰囲気を放っていましたが、実写パートの撮影で印象的だったこと、心に残っていることがあれば教えてください。
実際の映像がどうなるか分からないんですよね、できあがるまで。CGで合成されるので、これがどのくらい広いのか、どのくらいの高さなのか。もちろん説明は受けるんですけど、「ここを竜が通ります」って言われても…と(笑)。そこを必死に想像して「ここに竜がいるんだ」と思い込むのが大変だったというか、本気で頑張ったところの一つです。本気で思わないとバレるんですよね、子供も見るものなので。だからこそ、これは現実なんだといかに思い込めるかが勝負だなと思って、演じていました。

――これから作品をご覧になる方

――これから作品をご覧になる方に向けて、森田さんが感じている今作の魅力、見どころ、注目してほしいポイントをお願いいたします。
やれることはすべてやったと思っているので、あとは純粋に作品を楽しんでほしいなと思います。キレイな世界ですし、刺激的だし、大人もハッとさせられる物語でもあると思います。子供たちはこの作品や世界観に浸ってほしいですし、それぞれの役にのめり込んで楽しんでほしいですね。後半に僕がめちゃくちゃ戦うシーンも出てくるので(笑)、そういったアクションも楽しんでもらえたらとても嬉しいです。

森田 剛
‘79年2月20日生まれ 埼玉県出身●’95年、アイドルグループ「V6」のメンバーとしてCDデビュー。映画やドラマ、演劇でも活躍し、グループ解散後は俳優として活動。舞台作品では劇団☆新感線の『荒神~Arajinn~』(‘05)で舞台初主演を務め、以降も『ブエノスアイレス午前零時』(‘14) 、『FORTUNE』(‘20) 、『みんな我が子』(‘21)『ロスメルスホルム』(‘23)などに出演し高い評価を得る。主な映画出演作は『ヒメアノ~ル』(‘16)、『前科者』『DEATH DAYS』(‘22)、『白鍵と黒鍵の間に』(‘23)など。


『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』

現実世界で同級生たちに馴染めず生きづらさを抱えていた女子高生のナギ(中島セナ)と、ウーパナンタという異世界に過ごすドラゴン乗りのタイム(奥平大兼)の2人。実写で描く<私たちが住む現実世界>と、アニメで描く<ドラゴンが棲む異世界>の2つの世界が交差するファンタジーアドベンチャー。ディズニープラス「スター」にて’23年12月20日(水)より独占配信スタート。全8話【キャスト】中島セナ 奥平大兼 エマニエル由人 SUMIRE 津田健次郎 田中麗奈 三浦誠己 成海璃子/新田真剣佑(友情出演) 森田剛ほか © 2024 Disney

撮影/平井敬冶 ヘアメーク/TAKAI スタイリング/三島和也(タタンカ) 取材/門脇才知有 構成/中畑有理(CLASSY.編集室)

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表紙モデル:山本美月

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