「忘年会」が4年ぶりに復活の傾向…楽しみ?めんどくさい?アラサー女子の本音を探る

オンもオフも…今年はお誘いがいっぱい!忙しくて楽しい12月のメインイベントといっても過言ではない、忘年会シーズンがやってきます。クラッシィ世代のOLさんたちに話を聞いてみると、その場をちゃんと楽しむための最適な服装をみんな準備している様子。というわけで、実用的で、空気も読めてて、オシャレな着こなしを真剣に考察!バタバタの12月の、参考になれば幸いです♡

今年の忘年会、どんな感じ?何着てく?OLリアル座談会

−−仕事関係の忘年会、今年はどんな予定がありますか?
松島さん(以下、敬称略):会社全体と、得意先との忘年会は確定しています。
小林さん(以下、敬称略):私も、部署を超えた大人数の会とセクションごとの会がありそう。
寺本さん(以下、敬称略):私の会社も、全体の忘年会は決まっています。あとは取引先や同業メンバーとの会がちょこちょこ入っていて、12月の金曜日は埋まりつつあります…!

−−みなさんたくさん予定がありそうですね!そんな仕事絡みの忘年会にふさわしいのはどんな服装でしょう?
松島:私は今年、会社全体の忘年会の実行委員で、当日は司会なのでジャケットがマストかなと。自分が参加するだけの立場なら、赤×白とかで晴れやかに行きたい!
小林:分かる!私もグレーニットにピンクパンツとか、どこかに色を入れたい気分。キレイ色だったり、今年トレンドのラメで12月らしい華やかさを出したいです。
寺本:私も場が華やぐコーデは意識します。会社全体の忘年会はケータリングして社内で開催するから、冬っぽいモヘアとかキレイめワンピとか、普段はしないような服装で特別感を楽しむのがマイルール。
松島:ふたりの話を聞いて、オフィシャルな忘年会なら、会社のロゴの色とリンクした服を選んでも良さそう、と思った!
寺本:それで司会をやったら盛り上がりそう!

−−ちなみに、気をつけるべきはどんなことだと思いますか?
小林:オンとはいえ、お堅すぎないコーデは心掛けています。年次が上がるにつれて後輩も増える中で、かっちりしすぎると話しかけにくいかな?と思ったりもして。
松島:確かに忘年会って、社員同士の交流の場でもありますよね。
小林:コロナ禍で飲み会の頻度が減ったぶん、一度の会でしっかり人間関係を構築したい、という思いが強くなって。そうすることで普段の業務も円滑に進められるから、先輩らしい品と親近感を押さえたコーデは意識します。
寺本:私は胸元の開き具合に気を配ります。お皿に取り分けたり、お酌するシーンでかがんだ際にヒヤッとしないように、トップスは上までボタンで留められるものが鉄則。特にビジネスシーンでは、ちょっとしたことで信用や信頼に繋がると思うから、アクセ使いを控えめにしたり、髪をまとめたりして、清潔感も大事にしています。
松島:仕事系の忘年会だとベーシックカラーになりがちですが、意外と色を着て行くと褒められるんですよね。自分の気分も場の雰囲気も盛り上がるから、私は華やかな色を選ぶことが多いです。周りに覚えてもらいやすいっていうメリットもあると思います。

−−なるほど。ほかに、「失敗した!」という経験はありますか?
寺本:立食形式の会にヒールで行ってしまって、後悔しました。酔っ払った上に足が疲れすぎて、ひと駅裸足で歩いた記憶も(笑)。
松島:靴を脱ぐお店でタイツに穴が開いていたことが…。バレないように指先をキュッと丸めて歩いてました(笑)。
小林:私も全く同じ経験あります!あとはその日に限ってカラー靴下を履いていて、周りから突っ込まれたり…。意外と見られているから足元問題は要注意。
松島:あるあるですよね(笑)。私はそれ以来、飲み会の日には新しいタイツをおろすことにしています!

−−逆に、プライベートの忘年会はどんなコーデで行きたいですか?
小林:女友達との忘年会だったら、V開きとか揺れるピアスで女っぽく行きたいです。
松島:アクセで盛るの、いいですね!私は女子会的な忘年会だと、オシャレ系よりもガッツリ系に行くことが多くて。今年は痛風鍋に決まりそうだから、匂いや汚れが気にならない洗える服に、大ぶりアクセで盛りたいと思っています。
寺本:せっかくなら、平日着られないようなビビッドな服だったり、逆に全身オールブラックだったり、とにかく自分の好きなオシャレを堪能したい。お店のテイストやメンバーを踏まえた着こなしで、どんな会も目一杯楽しみたいですよね!

\座談会に参加したのはこの3人!/
■松島里穂子さん(商社勤務・32歳)
飲み会好きで、誘われたら基本は全参加。三次会のカラオケに向けて「A Whole New World」を練習中。(商社勤務・32歳)

■小林早紀さん(大手メディア勤務・32歳)
三次会の定番はスナック。飲みの席では周りと積極的にコミュニケーションを取るのが信条。

■寺本衣織さん(IT勤務・32歳)
今年はオンもオフも忘年会が完全復活。お店の外観と内観をチェックしてコーデを考えるのが鉄則。

撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリング/平沼洋美、中西ナオ 取材/坂本結香、下田真里衣 撮影協力/BLUE NOTE PLACE、カラオケまねきねこ 新宿西口店 再構成/Bravoworks.Inc

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