クルーズ会社の中でも世界最大規模の船会社「ロイヤル・カリビアン」の人気豪華客船「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」で行く4泊5日のクルーズをレポート!シンガポール発着のマレーシア・タイを周遊する人気コースに実際に乗船してきたので、トラベルライターSHIORIがレポートします。期待を裏切らない素敵なクルーズ旅行の様子をチェックして。
今回のクルーズ船の寄港スケジュールをおさらい!
シンガポール発着 4泊5日「ペナン島&プーケット島クルーズ」コース
1日目:シンガポールから出港
2日目:マレーシア・ペナン島へ寄港
3日目:タイ・プーケットへ寄港
4日目:終日クルーズ
5日目:シンガポールにて下船
クルーズ代金:約10万円(海側バルコニー客室の場合)
DAY4:タイ・プーケット島 寄港日
7AM:朝食はお部屋のバルコニーで
3日目の朝食はお部屋のバルコニーでいただきました。ルームサービスですが、コンチネンタルブレックファーストの注文は無料!他にも様々なメニューがあり、朝食だけでなく24時間注文できます。別途かかる料金は1回あたり$7.95とサービスチャージ18%だけ。何をどれだけ頼んでも料金が変わらないので、滞在中、部屋でゆっくりしたい時におすすめです。
8AM:プーケット島に入港
朝8時にプーケットに入港。プーケットへの上陸は、小型のテンダーボートに乗り換えてピストン輸送で運んでくれます。観光客人気No.1のパトンビーチで下船になるので、そのままビーチで遊んでもよし、象に乗りに行ったり、虎と触れ合いに行ったり、タイマッサージを受けに行ったり…と遊び方は無限大です。私はタイガーキングダムでスモールタイガーと触れ合いました。金額は、約30分ほどの触れ合いで1000バーツ(=日本円で約¥4,200)。
7PM:船に戻ります
サンセットタイムをビーチで過ごし、薄暗くなった頃に船へ戻ります。テンダーボートに乗ってクルーズ船へ。
8PM:無料のメインダイニングで夕食
船に戻ってメインダイニングで夕食。今回時間は「マイタイムダイニング」で予約していたので、好きな時間に行って食べることができました。「マイタイムダイニング」または、時間と席が指定されている「メイン/セカンドシーティング」をクルーズ予約時に選択できます。
10PM:エンターテイメントショーを鑑賞
ディナー後はシアターにて上演されていた「Funny Bones」を鑑賞。こちらも無料です!ユニークな2人組のコンビが、面白くてアクロバティックなショーを演じてくれます。日本で言う「が~まるちょば」のような演目で、笑いが止まらずとっても楽しませてくれました!
DAY5:終日クルージング
8AM:カフェ「ラ・パティスリー」で朝食
4日目は終日クルージングの日。この日の朝はカフェ「ラ・パティスリー」で朝食を頂きました。こちらのお店も無料です。朝食だけでも色々な選択肢があるので、毎日選ぶのが楽しい。サーモンとツナのサインドイッチと、グラノーラのヨーグルト、クロワッサンを頂きました。他にもメニューが豊富で、ハーゲンダッツのアイスも無料でしたよ!
このショーケースの中のメニューは全てComplementary(無料)!どれもクオリティ高くて美味しかったです。
10AM:大人専用プール「ソラリウム」へ
この日の午前中は、大人専用のプール「Solarium(ソラリウム)」へ。大型プール、ジャグジー、大型スクリーンもあります。屋内プールなので気温に左右されず、夜でも楽しめるのが嬉しい。ちなみに利用は16歳以上から。ラグジュアリーな空間になっているので、プールに入らずとも、バーで飲みつつゆっくり過ごすのも楽しい場所です。
2PM:船内アクティビティにチャレンジ
午後は船内アクティビティを見学。今回は人気すぎて挑戦することができませんでしたが、船内にはアクロバティックなアクティビティが数種類用意されています。中でもIFLYは風によって宙に浮く体験ができる面白いアクティビティ。地上の施設よりかなりお安い金額で体験できるので、興味のある方は是非船上で試して欲しい!
4PM:プールバーで一息
船内には様々な箇所にバーがあります。アルコールは有料なので、都度SeaPass®カードで支払いが必要。お酒大好き!な方は、事前のドリンクパッケージを購入するとお得。乗船中、全日通しで飲み放題になります。ただし飲み過ぎには注意です。
5PM:スペシャリティレストラン「Wonderland(ワンダーランド)」でディナー
今回事前にダイニングパッケージを購入しており、2つのダイニングの利用がセットになったチケットを持っていたので、2回目を4日目のディナーで利用しました。(1回目は初日に利用)この日訪れたのは、不思議の国のアリスのようなマジカルな世界観の「Wonderland(ワンダーランド)」。ここが演出も見事でお料理も美味しかった!メニューの中には日本食を意識した料理もあり、アジアンテイストを加えたアレンジも親近感があり楽しかったです。
8PM:人気のエンターテイメント「シルク・ロード」を鑑賞
最後の夜は展望ラウンジ「Two70(トゥセブンティ)」で人気のショー「シルク・ロード」を鑑賞。床やモニターが動き、舞台がどんどんと変化していく演出が見事!表現力豊かなダンサーさんたちの踊り、美しい歌声と音楽に魅了されました…。
10PM:深夜までやっているピザ屋さん「ソレントス」で夜食
小腹が空いたので、深夜2時までやっているピザ屋さん「ソレントス」へ。ここも無料!夜まで遊びすぎて腹ペコになっても大丈夫です。ベジタブルやサラミなど、種類もいくつか選べます。
DAY6:シンガポールに戻って下船
7AM:シンガポールの港に着港
ついにシンガポールの港へ帰還!4泊5日、あっという間でした…。朝食を食べて荷造りを終えたら、指定の場所で下船案内が来るのを待ちます。スムーズな下船誘導のため、専用アプリ上に時間とグループが表示されるので、自分の該当グループを確認し案内に従って下船します。
10PM:下船し、帰国便までシンガポール観光
最後は丸1日シンガポールを観光。シンガポール動物園やカトン地区、アラブストリート、チャイナタウンなど、見どころ満載なので是非時間いっぱい観光して!
7PM:チャンギ空港「ジュエル」で夕食&お買い物
少し早めにチャンギ空港に行き、2019年4月にできた空港直結の巨大複合施設「Jewel(ジュエル)」を探索。中央にはジュエルを代表する滝が天井から流れ落ち、時間毎に光と音のショーが開催されるので必見です。
DAY7:深夜便で日本へ帰国
帰りは深夜1時のZIPAIRで帰国。空港内のラウンジでシャワーを浴び、深夜便に備えます。日本到着は朝9時。あっという間のシンガポールクルーズでした!
次の旅行はロイヤル・カリビアンのクルーズ旅行へ!
いかがでしたでしょうか?クルーズ旅行で楽しめるコンテンツをご紹介しましたが、実は他にもたくさんあります!カジノやスパ、映画鑑賞、寄港地ツアー…。クルーズ旅行での楽しみ方は無限大。4泊5日の旅程でも、時間が足りないくらいあっという間に過ぎてしまいます。また、海外旅行では円安で旅費が嵩むことが心配ですが、クルーズではもともとのクルーズ代金内に基本的なコンテンツが全て含まれているので、金額が大きく変動しないのも嬉しいポイント。クルーズ旅行で、コスパ良く充実した時間を過ごしてみて!
この記事を書いたのは…
トラベルライター SHIORI
伝統美容などを調査しながら、半年間アジアを放浪。帰国後、トラベルライターとして独立。WEBメディアや書籍、雑誌、TV等で旅のコンテンツの取材・執筆・PRを多数行っている。好きなエリアは東南アジア。観光業に特化したPRコンサル&WEBサイト制作事業「TROVATORE」も運営。
▶︎Instagram:@traveler_s23
▶︎Blog:トラベルライターSHIORIの旅ブログ|美TRIP
取材・撮影/SHIORI 取材協力/ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、株式会社ミキ・ツーリスト、一般社団法人クルーズイズム