ホテル好きスタッフに聞いてみた「最近気になる話題のホテル」2選【ブルガリホテル東京、GINZA HOTEL by GRANBELL】

みんなが大好きなスポット「ホテル」。今ならどこに行くのがイケてるの?ズバリ、チームCLASSY.に聞いてみました。ホテルに知見がある人たちによる、「スニーカーで行っても大丈夫なのか?ファッション談義」とともにご覧あれ!

ブルガリ ホテル 東京

GINZA HOTEL by GRANBELL

\「スニーカーで行っても大丈夫なのか?」ファッション談義/

現役ホテルマンが証言!「オシャレしてきた!」という気持ちが伝わればスニーカーでも大歓迎

――オフィスでスニーカーは定着しつつありますが、ホテルはドレスコードもあったりと、若干ためらいそうな場所です。実際にスニーカーで来る人は増えていますか?

Sさん(以下、S):正直増えました。
Kさん(以下、K):私の勤務するホテルもそうですね。カジュアルテイストがトレンドという時代の流れもあってなのか、昔よりバチッとキメてくる人は減って、高さのあるピンヒールでカツカツ歩くような方は近頃見かけていないです。クラッシィ世代の女性だと、それこそスニーカーで抜け感を出して、上品カジュアルな雰囲気のお客様が多いかな…。
Mさん(以下、M):ドレスコードといっても、厳密にはタンクトップ・短パン・ビーチサンダル・スリッパ等の軽装はNGとしていますが、スニーカーはNGではないですよ。ただ、メインダイニングやバーといった少し格式が高いゾーンは、やや配慮が必要というくらいでしょうか。
S:スニーカーでも全体的にキレイめにまとめていらっしゃれば、ホテルの雰囲気にも馴染むと思います。

――具体的にどのような装いなら、ホテルでも違和感のないスニーカーコーデと感じますか?

S:先日お見かけしたお客様で素敵だったのは、白のワンピースに白スニーカーを合わせたワントーンコーデの方。アクセサリーでメリハリをつけて全体的にキレイめな装いの中、足元はスニーカーで少しハズしを加えた洒落感に、いい意味で思わず目を奪われました。
K:たしかに白スニーカーの方はよくお見かけしますね。私のおすすめはジレ。ジレさえ羽織れば、それだけできちんとした印象が備わるので。
M:あと、白のようにベーシックカラーのスニーカーという点も、悪目立ちをしないポイントだと思います。
S:そうですね。あまりスニーカーを際立たせるのではなく、ボトムスとうまく馴染ませた着こなしが、違和感を生まないコツかも。

――逆に、NG例はありますか?

K:汚れの目立つスニーカーや、ボロボロのものは気になりますね。ホテルマンは身だしなみとして靴を磨くということを、昔上司に言われたことがあって、やはり手入れの行き届いた靴を履いておられる方とそうでない方はよくわかります。
M:逆にそういった足元の手入れとか、気配りがひとつ見えると、迎える側も嬉しくなります。
K:同感です。ここに来るためにオシャレをしたんです!という気持ちが伝わってくると、やはり嬉しいです!

――なるほど。見る側に不快感を与えない最低限の手入れをしつつ、ホテルに行くためにオシャレを頑張った結果でスニーカーをセレクトするならば、大歓迎ということですね!

【証言してくれたのは…】
・Mさん(32歳)
格式高い某老舗ホテルのホテルマン11年目。ロビーサービスを経験後、現在は営業職に従事。

・Sさん(28歳)
Mさんの後輩ホテルマン。フロント業務や、ロビーでの経験が長く、当メンバー中お客様と接する率No.1。

・Kさん(37歳)
企画・広報業務に従事。ホテル業界はトータル約10年にわたり、複数の施設を経験した確かな洞察力が光る!

取材/岩本亜有美 再構成/Bravoworks.Inc

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表紙モデル:山本美月

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