初アリーナライブ後の気持ちからファンタ流“先輩の心得”まで…【FANTASTICSスペシャルインタビュー】

メンバーそれぞれが多方面で活躍し、飛ぶ鳥を落とす勢いで進化を続けるFANTASTICSが、8月16日（水）に『Tell Me』をリリース。グループ初となる単独アリーナライブを終え、追加公演を目前に控えたメンバーたちに、今の気持ちをインタビューしてきました。

—6月に開催された、有明でのアリーナライブ。FANTASTICSとして初の単独アリーナ公演はいかがでしたか？
3年越しに叶った単独アリーナで、この日のために、身体づくりをはじめ、たくさん準備をしたので、幕が開けてみなさんの反応が返ってきたときはうれしかったです。リハも今までのツアーで1番多くしました。体育館を借りて実際の会場の広さを想定したリハも行ったり。万全の状態で臨めたので、かなり手応えもありました。ようやくアリーナに立てたことで、「次はこれをツアーにしたい」という気持ちがすぐに芽生えて、もっともっとFANTASTICSでアリーナの舞台を踏みたいと実感しました。

—今だから話せる有明アリーナライブの裏話はありますか？
大樹くんにバラされちゃいましたが、初日に僕が出トチりました。衣装が暑すぎてステージ袖でくつろぎながらモニターを見ていたら、いつの間にか大樹くんがステージに上がっていて。その段階で僕は舞台上でスタンバイ完了していないといけなかったので、「大樹くんが出てる、ヤバい！」って。まあ、それだけ僕には余裕があったということです（笑）。結果、間に合いませんでしたが、それはそれで天才的なタイミングでステージに出たことになったので、まあよかったかなと思ってます（笑）。

—FANFAN三部作の集大成となるアリーナライブでしたが、八木さんが絶対に盛り込みたかった曲や演出はありましたか？
『Turn Back Time』です。TAKAHIROさんが作詞してくださって、ATSUSHIさんがFANTASTICSの音色にアレンジしてくださった曲。EXILEのボーカルおふたりから贈ってもらった大切な楽曲だし、僕たちにとっても大事な1曲なので。『FANTASTIC 9』もですが、メッセージ性の強い作品でもあるので、今後のライブやツアーでもパフォーマンスしたい楽曲です。メンバーともアリーナライブでは、『Turn Back Time』と『FANTASTIC 9』のどちらかはセトリに入れようと話していました。

—年々、後輩グループも増え、年下世代と関わる機会も増えていると思います。CLASSY.読者の中には、後輩との接し方に悩む人も多いです。木村さん流“先輩の心得”を教えてください。僕はまだ自分が後輩すぎて、心得と言えるか分からないですが、先輩にしていただいたことは、後輩にもしてあげたいです。少しでもお手本になれるような存在でいたいですね。理想の先輩像は、弱音を吐かない人。あとは、上から目線で接するのではなく後輩に寄り添うことも大事にしています。