【BALLISTIK BOYZの“ウェルビーイング”】奥田力也さん「メンバー同士、なんでも話し合える関係性を大切にしています」

-CLASSY.がテーマとしている“ウェルビーイング＝まわりも自分もハッピーに生きる”になぞらえて、最近あった「幸せだったな」というエピソードを聞かせてください。
常に一瞬一瞬が幸せだと思っているのですが、最近でいうと（サウナで）整ってる瞬間かな。仕事の合間にサウナで気分転換したり、温泉でゆっくりチルするのが幸せです。仕事面では、ファンのみなさんあっての僕たちでもあるので、リリースイベントやライブでみなさんに直接会えるのも幸せを感じる時間です。

-大人数でグループ活動する中で、メンバーみんながハッピーでいられるように心掛けていることはありますか？
いい意味で気を遣わないことは大事にしています。メンバー間で年の差があるので、結成当初に敬語を使うか使わないかの話し合いをしたのですが、（年長組の）竜太くんとヨッシー（加納さん）の優しさもあって、敬語は使わないことに決めたんです。年齢の壁を感じずに普通に話せた方がいろんなことを分かり合えたり、言いたいことも言える関係性になれるんじゃないかって。そういうことを結成当初に話せたからこそ、今の仲の良さが保たれているんだと思うんです。礼儀やリスペクトを忘れずに、メンバー同士対等で、なんでも話し合える関係性も大切にしています。

-5月31日リリースの新曲「Ding Ding Dong」は、BALLISTIK BOYZのどんな魅力が伝わる楽曲ですか？
今までの僕たちは、若さやフレッシュ感を見せるためにガツガツした部分にフォーカスしてきましたが、「Animal」や「ラストダンスに BYE BYE」で少しずつ大人っぽさも出てきて、今回の曲もいい意味で落ち着いた振り付けになっています。「バリってこんなパフォーマンスもできるんだ」って思ってもらえるような楽曲だと思うし、ヘリポートや男が憧れるスーパーカーをバックに背負いながら撮影したMVでも、僕たちの新しい一面が伝わるんじゃないかな、と。曲自体がキャッチーなぶん、振り付けとMVの世界観が強いので、今のファンのみなさんはもちろんですが、初めて見てくださる方にも刺さると思っています。

-「Ding Ding Dong」のMVの中で、「ここに注目して欲しい!」という個人的推しポイントは？
ラストの方で車の上にメンバー全員が乗って、エキストラの方に囲まれながらパフォーマンスするシーンが推しポイントです。車の上でライブしている設定で、ストリート感溢れる世界観なのですが、僕たちの楽曲では初めての演出でもあって。実際にMVを見て、めちゃくちゃ映えてるし、BALLISTIK BOYZのパフォーマンスを新しい形で見せられているなって思いました。撮影のクライマックスで撮ったシーンで、自分たちの体力と気合いで乗り越えた部分がいい形で反映されているので、是非、見て欲しいです。

-これまではJr.EXILEの最年少グループでしたが、ここ1年で後輩グループがたくさんデビューしました。後輩が増える中で、BALLISTIK BOYZ的「先輩の心得」をひとつ挙げるなら？
仕事面でもプライベート面でも、僕たちが先輩方から学んだことや教わったことを後輩たちにも受け継いでいきたいです。そのためには、言葉よりも態度で示さないといけないのかな、と思っています。僕の姿勢や態度を見るだけで「自分もこうならなきゃいけないんだ」って思ってもらえる存在になりたいです。最近は、PSYCHIC FEVERのメンバーとごはんに行って様子を聞いたりしていて。交流を深めるだけでも感じ取ってもらえるものがあるだろうし、グループとしては先輩ですが、いい意味でフラットに話し合える関係性が理想的だな、と。それはタイでの武者修行を経て感じたことでもあるんです。現地では、話してみないと分からなかったり、それで自分の考えが変わることもたくさんあって。話し合う、伝え合うって大事だし、そういう僕たちの姿を見ることによって、後輩たちに何かしら感じてもらえたらいいですよね。先輩方から受け継いだことも含めて、態度や行動で示せる人になりたいです。