CLASSY.世代の女性や、CLASSY.Couplesの間でも「いつかは海外移住をしてみたい!」という人が増えているようです。働き方が多様化した今、想像していたより近い未来に実現できる人もいるかもしれません。移住経験者のリアルなお話と移住にまつわる基礎知識をご紹介します。
実際に「海外移住」した方にリアルなお話を聞きました
【36歳でアメリカ・ニューヨークに移住】
菅 礼子さん(41歳・ファッション&ライフスタイルエディター)
大変なことが多くても自立した女性がリスペクトされる環境でやり甲斐がある
仕事で海外出張の機会が多いのに英語が話せないことにコンプレックスがあり、アメリカに語学留学。帰国後、海外のほうが自分が生き生きしているという気づきや、自分の今後の人生を考えた結果、移住を決意しました。3年後、再びニューヨークに。ここでは自分の意見を持った女性や自立した女性がリスペクトされ、キャリアを積めば積むほど女性としての魅力も増すという考え方が好きです。2年前に結婚した夫としばらくはアメリカに住み続ける予定。(Instagram:@sugareiko)
菅さんの海外移住記録
移住しようと思った理由:サンフランシスコとニューヨークで1年間、語学留学。アメリカのほうが肌に合うと感じ「次は就労ビザを取ってニューヨークに戻ってこよう」と決意。
実際に移住するまでにかかった期間:10カ月
用意した費用:約400万円物価が高く、特に家賃と外食費は高額。3カ月ほどで使い切ってしまいました。
ビザの種類:Iビザ(報道関係者ビザ)
移住してよかったこと:幼少期から「みんなと同じ」がいいという日本の文化に馴染めなかったが、ニューヨークは人種のるつぼならではの個性を認め合う文化が心地よく、個人主義で他人に干渉しないところも気が楽。
移住して大変だったこと:移住当初は収入が不安定だったのでお金の不安があった。謙遜をせずに自分の強みを堂々と話すことに慣れていないなど、随所で文化的なギャップを感じ苦労した。
移住を考えてる人へアドバイス!
\候補地が肌に合うかの確認と早めのお金の準備は必須!/
アメリカでも都市によって文化がまったく違うので、移住前にまずは現地に行って肌感覚が合うか確認を。自分の滞在目的に合ったビザを取得することも移住の大前提です。物価が高い国への移住を考えるなら早い段階からきちんと資金の準備を。年齢は関係なく、自分が行きたいと思った時がベストタイミングです!
取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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