【東京、気負わず行ける店】デートに、女友達と…「洗練されたネオ中華」おすすめの新名店２つ

今月は東京でおすすめしたい洗練中華のお店を２つご紹介します。

1.中目黒で「女友達と」

スパイスやハーブが香る一品料理を…ジンとワインが引き立てるカジュアル酒場

中目黒駅から徒歩わずか１分ほど、土祝は昼飲みできる15時から営業という中華な気分になったら立ち寄りたくなる新店が2022年12月にオープン！スパイスやハーブ、アジア各国のエッセンスを加えたオリジナリティあるメニューは、気軽に楽しめる点心や小皿を中心に、主菜に〆までをラインナップ。それらと好相性なのは、季節のボタニカルフレーバーが広がる「虎ノ門蒸留所」のクラフトジンや、個性豊かな造り手のものをセレクトしたナチュラルワインです。料理にお酒に、新たな味との出合いを満喫しに、美味しいもの好きと集合を！

徳島「桑原豆腐店」から取り寄せた豆腐を湯通しして、豚ひき肉に干し椎茸、豆鼓醤などを使ったコクある麻婆餡をかけて。炒め合わさずに仕上げることで豆腐の甘さと旨みが際立つ。名物！香福の麻婆豆腐 ￥1,265

ビストロのお馴染みメニューが楽しい中華スタイルに。マスタードがアクセントになった自家製マヨネーズに芝麻醤を合わせた濃厚なソースをピータンにたっぷりと。ピータンウフマヨ￥550

蒸籠の蓋を開けるやトムヤムクンの香りが広がる焼売は、ぷりぷりの海老とスパイシーさがたまらない。ココナッツクリームにパイマックルオイルを加えたソースとともに。トムヤム海老焼売２個￥550

2.南麻布で「デート」

プライベート感あふれる空間で優しくも味わい深いメニューを

エントランスでインターホンを押して入店するという隠れ家のような一軒が麻布十番に登場。名店「華都飯店」でサービスを務めたオーナーの藤田朋希さんと名門ホテル出身の内藤信明シェフがタッグを組んで供するメニューの数々は、調味料から手作りにこだわり、素材の旨みを引き出したものばかり。優しい味わいながら、ワインをはじめ幅広く揃えたお酒を誘います。８席のカウンターをメインにテーブル２卓と個室を設け、20時以降はアラカルトのみのオーダーもOKなので、落ち着いたディナーにもカジュアルな２軒目にもおすすめです

贅沢にもフカヒレと鮑を丸ごと使い、濃厚な旨みを煮含めた餡を麦入りご飯とおこげに絡めて。フカヒレ胸びれと鮑の土鍋ご飯

よだれ鶏、和牛の紹興酒漬け、巻き海老の九条ねぎソースなど、美味しいものを少しずつ楽しめる前菜五種盛り合わせ。

ぷりっと食感のよい海老に香りと辛みが効いたパン粉をまとわせた、大海老のピリ辛ガーリック香菜炒め。料理はすべて￥8,800のコースより

撮影／上田佳代子　取材／首藤奈穂　再構成／Bravoworks.Inc