同じことを伝えていても「言い方」次第で受け取られ方が大きく変わってしまうもの。よかれと思ったのに相手を不快にさせてしまう「言い方」もあれば、信頼感や好印象を与えられる「言い方」も。せっかくなら上手な「言い方」で自分も相手もハッピーに!
ホラン千秋さんの「言い方」のコツは?
ハッキリと自分の意見を伝えつつ、好感度も高いホラン千秋さん。CLASSY.世代を代表する言葉のプロに、「言い方」について心がけていることをお聞きしました。
タートルネックインナー¥1,990(神戸レタス)ベスト¥29,700(ジャッキー/JACK of ALL TRADES press room)ショートパンツ¥25,300(ダブルスタンダードクロージング/フィルム)イヤカフ¥8,800ネックレス¥12,100ブレスレット ¥9,350(すべてインムード/フォーティーン ショールーム)リング¥56,100(ENEY/ENEY松屋銀座)
相手をフォローするひと言に人間性が表れると感じています
テレビの仕事では簡潔に自分の意見を言うように心がけています。放送ではどういう傾向のものが使われやすいのか、使われた自分のコメントを分析してこの結論に行き着きました。みんなが楽しく不快にならない場の空気づくりと、発言のターンを回すことにも気をつけます。一対一の会話もずっと一方だけが話していると「いつまで話しているのかな?」と感じてしまうかも。意識してターンを回すのは大事ですね。
プライベートで相談された時は、その人の中にはある程度の答えがすでにあって、私の発言で考えを大きく変えることはないと思っているので「自分の選択が間違っていないか自信がほしいんだろうな」と、背中を押せるようなエッセンスを入れるようにします。ただ、寄り添うだけなのも違うと思うので「ちなみに私はこう思うよ」という自分の意見も、「あなたがどれを選択してもいいと思う」というひと言を添えて伝えます。
私が「言い方」で助けられたのは、仕事の締切りを忘れてしまっていた時に、それを責めることなく「こちらも全部お任せしてしまっていたのでごめんなさい」という言葉をかけていただいた時。すごく思いやりのある言い方だなと思い、大至急終わらせました(笑)。自分がミスしたり失敗したりした時にどんなひと言をかけてくれるかで人間性が垣間見えますよね。私も「大丈夫」「いいよ」と言えるような人でありたいです。人がミスした時にどう相手をフォローできるひと言が言えるのかが、私の課題です。
ホラン千秋
’88年東京生まれ。6歳よりモデルを始める。『Nスタ』などの報道番組からバラエティまで数々のレギュラー番組に出演しているほか、新聞でも連載をもつ。
撮影/木村 敦 ヘアメーク/野口由佳(ROI) スタイリング/栗尾美月 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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