心の中では“おごって欲しい”と思っているのに、男性からいつも割り勘にされてしまう女性と、いつも美味しいお店で食事をごちそうされる女性の違いって気になりませんか?
今回は、男性から見て好感度の高い“おごられ方”について聞いてみました。
■「私、誕生日なんです」は不人気!
「出会って間もない子に『私、来月誕生日なんでお祝いしてください』とかって自分からアピールされると引きます。なんで俺がそこまでしてあげないといけないの?って思うんですよね」(32歳・商社勤務)
「誕生日だから」という言い方に限らず、「ごちそうしてください」「おごってください」という言い方は、男性からすると違和感があるようです。
よほど親しい間柄なら問題ありませんが、知り合って間もない人には言わないほうが良さそうですね。
■女子から人気のお店を指定するのもNG!
「『お寿司連れて行ってください』とか、高いお店やジャンルを指定してのデートのお誘いはなにか違う気がする」(35歳・設計事務所勤務)
「ここ行きたいですって女の子がリンクを送ってきたお店の平均単価を見て、1万円を超えていると図々しい子だなって感じます。おごられ目的なのがあからさますぎてちょっと引く」(33歳・会計士)
デートの食事そのものも重要な要素に感じる女性は多いでしょうが、一方多くの男性にとって、デートの食事とは「あくまでも相手を知るための場」であって、そこまで食事自体にこだわらない人も多いようです。
よって、よっぽどグルメな彼でもない限り、女性から高単価なお店を指定しておねだりするのは、あまりいい印象を与えないでしょう。
■「ランチに連れて行ってください」は好印象!
「行ってみたいお店があるという話を後輩の女性がしていたので『行こうよ』と言ったら『じゃあランチで』って言われたんです。『なんでランチなの? 夜は嫌なの?』と聞いたら、『夜は高いからランチしかいけません』って言ってきた子がいたんですよ。『そんなの俺に任せて!』と言いたくなっちゃいますよね」(33歳・PR会社勤務)
多くの男性は直接「おごってください」とストレートにおねだりされることは好みませんが、奥ゆかしく「自分で頑張って払います」という態度を女性に見せられると、キュンとしてしまうようです。
「ランチで行きませんか?」はお誘いの言い方として幅広く使えるのかもしれませんね。
■「お気に入りのお店に連れて行って下さい」もアリ!
「どんなお店がいいか女性にリクエストを聞いたときに、『○○さんが気に入ってるお店に行ってみたいです』と言われると、俺のこと興味持ってくれてるんだなってドキッとしますね。もちろん自分の行きつけの店で割り勘にはできないので、ごちそうしちゃいます」(29歳・不動産会社勤務)
自分の知っているお店なら、大体のお会計もわかっていて男性も自分の懐状況にあわせて連れていけるので、ごちそうしやすいようです。
仮に自分の好みじゃないお店を予約されたとしても、それは彼の人柄を知るチャンス。男性にとっても、自分の行きつけの方がリラックスして振る舞えるので、いい雰囲気で過ごせるはずです。
■その場を楽しむことも大事!
デート中、あまりにも女性が美味しそうにしたり、楽しそうにしていると、割り勘派の男性だって気分がよくなって「ここは出すよ」と言ってしまうことも多いのです。
もちろん、おごってもらうためだけにわざわざ作った笑顔を振りまいて、下手に出る必要はありません。ですが、彼がお店を予約してくれたことや、時間を割いてくれたことに感謝して、その場を楽しめる女性はやはり「おごられ上手」なのだと思います。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(Nejron Photo、Lucky Business、UfaBizPhoto、adriaticfoto、Nejron Photo、baranq)
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