Aぇ! group・正門良規さん特別インタビュー「自分がアイドルだってことに、リスペクトと意地が両方つまってる」【全文掲載/後編】

グループとしても個人としても着

グループとしても個人としても着実にステップアップしているAぇ! groupの正門良規くん。今回訪れたのは正門くんといえばのギターと、主演舞台に縁のあるアートにまつわる場所。ずっと好きなもの、そして今、夢中なことについてお話を伺いました。

どの現場でも大事にしているのは「アイドル」でいること

―今年はソロコンや主演舞台など個人の活動だけでなく、Aぇ! groupとしても大活躍ですが、どんな手応えを感じていますか?
「いいぞ、いいぞって思ってます。今まで経験したことのない仕事をたくさんさせてもらってますし、アリーナクラスでの単独公演などAぇ!groupを求めてくれている方が増えてるのかなって自信にもなります。でも僕らはコツコツやっていくグループだと思うので、今のチャンスをものにしていかないと。次につなげていかなければという、ある種、使命感を感じてます。今がピークじゃない、どんどん更新していかないとなって思ってますね」

―お笑いや体を張ったバラエティも人気です。
「いろんなことやってるのは楽しいですよ。常に刺激的なので。大阪城のお堀探索も男心をくすぐられるというかワクワクします」

―今年後半に向けての目標や展望は?
「グループでずっと言ってるのはツアーがしたいっていうこと。それに向けての準備をコツコツと積み重ねていきたい。僕らもバーン!といける時はいきたいですが、いつか飛躍する時のために、今は目の前のことを一つずつ丁寧にやっていきたいと思ってます」

―正門さんがアイドルとして大事にしていることってなんでしょうか。
「自分をアイドルだって思うことです。どの現場に行く時も、俺はアイドルだってことを大事にしてます。お芝居の現場に行く時も、アイドルとして俳優の世界にお邪魔しているんだって感覚があります。何十年と俳優の道を突き進んできた方々ともご一緒できるなんて贅沢な環境やなと思うので。だからこそアイドルってことをプライドとしても戒めとしても持っておきたい。アイドルだからこそ俳優さんより準備しようとか、アイドルだからダメって思われへんようにしようとか。自分がアイドルだってことに、リスペクトと意地が両方つまってる感じです」

―今、25歳。どんな20代後半にしたいですか?20代でやっておきたいことは?
「うわー、30歳が見えてきた(笑)。20代も下半期ですね。お芝居は大事にしていきたいです。ドラマ、舞台はもちろん映画もやりたい。1年でこの3つを制覇したいです。僕は映画の現場を知らないので特にやりたい気持ちがありますね。欲を言えば主演映画、主演ドラマもやりたい。主演がすべてではないとしてもモチベーションとして持っておきたいです」

―プライベートではいかがでしょう。
「油絵やろうかな~。去年、今年と舞台で芸術に携わる役をやらせていただいて、今後も何かあるかも知れないし、単純に芸術家に触れることに興味もあるんです。部屋も大きくしたいですね。楽器や機材も増えてきて、このうえ油絵までやろうとなると大変なことになるなって。20代のうちにアトリエを、ですか?いいですね~。作りたいな~。頑張ろ!」

Profile
正門良規

’96年11月28日生まれ 大阪府出身 血液型AB型●関西ジャニーズJr. 内ユニット・Aぇ! groupのメンバーでギター担当。俳優としても活躍し、NHK連続テレビ小説『スカーレット』ドラマ『恋の病と野郎組』シリーズ、『和田家の男たち』『アイドル』、主演舞台『染、色』などに出演。今年2月~3月には大阪松竹座でソロコンサート43公演を開催。Aぇ! groupとして『THE GREATEST SHOW-NEN』(ABCテレビ)、『関西ジャニ博(』毎日放送)にレギュラー出演中。初の単独アリーナ規模会場でのコンサート『西からAぇ!風吹いてます!~おてんと様も見てくれてますねん LIVE 2022~』を9/28(水)、29(木)にぴあアリーナMMで開催。主演舞台『ヴィンセント・イン・ブリクストン』が10月~11月に東京、大阪で上演。

取材・文/駿河良美 再構成/Bravoworks.Inc

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