withコロナも3年目に突入。合コンや知人の紹介などリアルな出会いが減り、今や恋愛のマストツールとなったアプリにもちょっと疲れて30代の恋愛が難しい…!という声が。コロナ時代ならではの30代恋愛の難しさとその解決法を探ります。
今どき30代男子4タイプ・その恋愛傾向と対策
愛メディアを主宰、話題の『恋愛四季報』著者である伊藤のの子さんに今どきの30代男子の恋愛傾向、攻略ポイントをお聞きしました。
外金・商社が中心!恋愛市場の勝ち組と言えば
エリート系・肉食男子
名門大学出身、遊び場は港区/チーム戦合コンとアプリの二刀流/時計、車にお金をかける。脱毛率高め
一番人気の恋愛勝者は令和の世もやっぱりエリート系・港区肉食男子。学生時代のコミュニティを使った合コンなど従来型の出会いに加え、アプリでももちろん強いのでさらにモテ度アップ。オシャレで華やか、選ぶお店は六本木や麻布十番など客単価高めで、女性を喜ばせる方法を知っていますが、そのぶん競争率も当然高い。
●このタイプの男性が好むのは「ブランド力」のある女性。女子アナ、グラビアアイドル、ミス〇〇など看板のある女性や学歴、肩書が対等なバリキャリ女子とカップルになることも。
このゾーンが一番多い結婚はわりと早めです
安定志向・草食男子
料理、サウナ、キャンプなど「丁寧な暮らし」を好む/飲み会もデートもワリカンが基本/安定志向なので結婚願望も高め
収入もライフスタイルも平均的、メーカー勤務などに多い主流派タイプ。スパイスからカレーを作るなど、自分の趣味や生活にはお金をかけるけど、女のコや飲み会には基本お金をかけません。このタイプは結婚が早く、周りも早々に結婚していくのでアラサーで未婚だと結婚に焦りだすことも。ニーズが一致すれば話が進みやすい。
●好みの女性はいい妻、いい母になりそうな家庭的な女性、派手さは不要。「お金かかりそうな女子」は敬遠されます。堅実なので共働きで支え合うことも求められるでしょう。
恋愛市場にほとんど出てこないので実は狙い目!
レアキャラ・アカデミック男子
理系大学出身者が大半/恋愛経験少なめ、電車移動が基本/趣味はゲーム、プログラミング、ソースコード作成
友達のツテなどをたどってぜひ出会いたのが「アカデミック男子」。恋愛偏差値低めで奥手すぎるので(逆にいきなりすぎる場合もあり)、女性から積極的にアプローチしないと進展しにくいですが狙い目でもあります。外見に無頓着で垢抜けないのは否めない一方、女性に慣れていないからこそ大切にしてくれて、裏切らないから結婚相手には理想的とも言えます。
●オタク要素が強くあまり構ってくれない可能性もあるので(悪気はない)、女性も自分の世界を持っているとうまくいくはず。
医師・弁護士・税理士などモテ度も収入も高め
先生って呼ばれてます「士業」男子
条件がいいのでアプリで個人プレー中心/クセ強めの性格・お坊ちゃま系多め/広尾・代官山など品の良い店で遊びます
職業・収入などとにかく条件がいいので、「条件で勝てる」アプリが主戦場、恋愛にアグレッシブ。クセ強めの性格の場合も多く、恋愛でも気の強い女性やエッジの利いた趣味を持っている個性的な女性に惹かれる傾向が。特に音楽、アート系の女性はドクターに人気。
●女性の容姿よりもインテリジェンスを重視、「オチのない話」はしないように。自分の意見がハッキリしていて男性に媚びないタイプの女性も好かれます。仕事で多忙なので女性がフレキシブルなスケジュールに対応できるかどうかもポイント。
アプリのおかげで出会いの幅が広がった反面、「恋愛勝者の一人勝ち」傾向も
東京の恋愛市場では外資系金融、商社、GAFAなどの一部IT企業のエリート男性が恋愛勝者として君臨。かつては彼らに出会えるのは同じコミュニティにいる女性だけでしたが、今はアプリの恩恵で交わることのなかった層の男女が出会えるようになりました。男女ともに自分次第でどんどん恋愛できるいい時代とも言えますが、女性に不自由していない恋愛エリート男子を繋ぎ止めるには常に自分磨きをして、レベルアップする努力も求められます。
お話を伺ったのは
伊藤のの子さん・インフルエンサー
’90年東京都生まれ。記者職、編集職を経て、恋愛メディア『フェリーチェ』を立ち上げる。上場企業を中心とした会社を研究し、恋愛視点で男性を格付けした著書『恋愛四季報』やYouTubeチャンネル『フェリーチェCH-恋愛四季報-』も話題。
Twitterアカウント@nonoco_929
イラスト/つぼゆり 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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