【Aぇ! group】初単独アリーナコンサート・初日レポート【挨拶全文掲載】

Aぇ! groupとしては今年初の単独公演、さらにアリーナクラスでも初、関東エリアでの単独コンサートも初という今回の公演。今か今かとその時を待つファンの熱気のなか、カラフルなタイトルロゴとおてんと様を掲げたセットをバックに、チェック、アニマル柄、ゴールドラメなどのパッチワークがド派手なコート×ゴールドのパンツというキラキラ衣装で登場！　オープニングの関西ジャニーズJr.楽曲から絶好調に盛り上がり、躍動感あふれるダンスも魅力のオリジナル曲『Firebird』も披露。末澤さんの決めゼリフ「熱くしてやるよ！」にキュンキュンした後は、佐野晶哉さん作曲、メンバーが作詞を手掛けた自己紹介ソング『僕らAぇ! groupっていいますねん』を初お披露目。関東地域で単独コンサートを開催するのは初というAぇ! groupをより詳しく知ってもらおうと、メンバーのキャラクターを紹介する〝個性爆発メドレー〟へ続きます。カッコよさと面白さのバランスが絶妙のメドレーでしたが、なかでも最後を飾った小島健さんによる滝沢秀明さんの『愛・革命』はカッコつければつけるほど笑いが起き、さすがAぇ! groupのスーパーリーダー。笑いの渦がおさまらないまま、これもAぇ! groupならではのコントコーナーへ。
コントの舞台は「小島家」。オカン役はクルクルパーマのウィッグをかぶった正門さん。安定・安心のオカンぶりです。オトン役は波平さん風のカツラをかぶった小島さん。年長さんの息子役・せーちゃんを演じるのは末澤さん。黄色の帽子と水色のスモック×半ズボンの幼稚園服が驚くほど似合っていて、可愛いことこの上なし！　せーちゃんは帰宅途中で福本大晴さん扮する犬を拾ってきます。佐野さんは娘役で、おなじみの人気キャラJK・ヨシ子。草間リチャード敬太さん扮する、アメリカンポリスの恋人・リチャード三世を連れて帰ってきますが、実はこのなかに近所に出没する泥棒がいるとリチャード三世に伝えられ……。すったもんだの末にヨシ子とリチャード三世は結婚！　佐野さんのウエディングドレス姿でうっとり⁉させながら、メンバーたちも新喜劇のような楽しさを狙ったというコントでたっぷり楽しませてくれました。

関西ジャニーズらしくお笑い多めなエンターティンメント性あふれるステージ前半。MC＆衣装チェンジをはさみ、正門さんのアコースティックギターで関ジャニ∞の『オモイダマ』を熱唱。Aぇ! groupならではのハーモニーの美しさを聴かせます。振り付けをYouTube生配信で公開したもう１曲の初披露曲、『Aッ!!!!!!』では会場にさらなる一体感が。続けて、Jr.の特権でもあるジャニーズの先輩たちの楽曲を何曲か披露するなかで、会場を沸かせたのがなにわ男子の『初心LOVE』。キラキラの王道アイドルぶりも存分に見せつけてくれました。道枝駿佑さんの胸キュンセリフは佐野さんが「なあ、今もやで♡」とアレンジし、会場に声なきキャーが！
後半はグッと趣向を変え、背景のセットもクールにチェンジ。ファーをあしらった黒ベースのゴージャスな衣装でオリジナル曲『Stray dogs.』を炎の特効をバックに迫力のパフォーマンス。正門さんのキレキレのギターソロで会場を揺るがせると、ライトアップされたメインステージにバンドスタイルのメンバーが！　関ジャニ∞や嵐の楽曲をバンドバージョンで聴かせ、YouTube再生回数416万回を超えた話題のオリジナル曲『PRIDE』へ。ベースの福本さん、ギターの正門さんが花道を疾走するなか、リチャードさんのラップと末澤さんの魂がこもったハイトーンシャウトが響き、佐野さんのドラムと小島さんのキーボードが楽曲をしっかり支えます。興奮が冷めやらないなか、ラスト曲前の挨拶では６人がそれぞれの思いを語りました。

草間リチャード敬太「本日は皆さん、ごらいじょ…嚙んじゃった！(笑) ご来場いただきまして誠にありがとうございました。僕たちAぇ! groupにとって初となる単独アリーナ公演。どうでしたか？（場内拍手）ありがとうございます！　もうそれ以上の拍手を僕から送りたいです。（場内拍手）ほんまにね、MC後の曲もそうですし、バンドもそうですし、みんなで一体感あってペンライトをバーッと振ってる感じ、めちゃめちゃ楽しいし、めちゃめちゃキレイやし。みんながこうやって出しきってくれる感じがすごい伝わってきます。それに負けへんように僕もワーッてやってたらバテそうになりました(笑)。いやでもホンマにそこで感じるエネルギーってすごいなって思うので、これからも僕たちにエネルギーを届けてください。(場内拍手) 僕らからもエネルギーを届けます。エネルギーを交換し合いましょう。またこういう場が持てるように僕たち頑張っていきますので、ぜひともここからも一緒に、上を目指して楽しく歩んでいきましょう。ありがとうございました」

福本大晴「皆さん、本日は誠にご来場いただきありがとうございます。(場内拍手) や～、やっと久しぶりに会えたなあって感じです。Aぇ! のライブとしてはね、1月に関西Jr.のライブやってからかな。めちゃめちゃ空いたね。ホントに久しぶりって感じがして、もうね、みんなのペンライトが見えた瞬間に『ああ、やっと会えた』って気持ちがあって。そのペンライトがライブ中にめちゃめちゃバーッて楽しそうにさ、声を出せへんぶん、めっちゃ楽しそうに振ってくれてんのがさ、めっちゃ楽しくて。俺らが楽しなってるのを見て、楽しなってるでしょ、絶対。お互い支え合って、人間してるなって感じがして。ホントに最高です。タイトルにもありますけどね、西からAぇ! 風吹かせます…吹いてます！ ホントにめちゃめちゃ感じています、この勢いを。なにわがデビューしてエイトさんは日産スタジアムでライブをやって、ジャニーズWESTさんは東京ドームでライブをして、僕たちは今、アリーナに立っています！（場内拍手）でもね、僕初めてユニットAぇ! group結成したときのプロフィールの夢に『５大ドームツアーする』って書いてるんですよ。だから、このアリーナはまだ通過点です。その5大ドームツアーの夢叶えた先に、もっとでっかい夢が待ってるかもしれません。なので皆さん、夢をかなえるための応援、僕たちも支えるんでお互い支え合っていきましょう！　本日はありがとうございました！」

末澤誠也「えー、本日は本当にありがとうございました。（場内拍手）こういうふうにAぇ! groupでアリーナで単独でライブをやらせていただけることにホントに感謝です。みんなにホントに感謝です。こうやって僕たちがライブをするってなったら足を運んでくれて。ね、みんな忙しいのにさ、だって平日やん。何で平日にライブすんねんって思ったやろ、なあ。そら、しゃあないねん。（場内笑）しゃあないからさ。でもさ今回さ、ここにこうやって来てくれたみんなもそやけど、来れへんかった人たちもたくさんいて、なんかもっとたくさんの場所でAぇ! groupとみんなと一緒に楽しい時間、空間を作りたいなというのは今日改めて感じました。僕、ほんまにAぇ! group好きなんですよ。そう。ほんまに信頼もしてるし。だから不安がなくて、全然。だからね、みんなも俺らのことほんまに信用してほしいね。(場内拍手)信用してくれてるよね！(場内拍手） 俺たち絶対後悔させへんし、『Aぇ! group応援してて良かったな、Aぇ! groupのライブ行って良かったな』って思ってもらえるように、がむしゃらに全身全霊でプライドかけてやっていきたいなと思ってます。皆さん、Aぇ! group今が推しどきです！（場内笑・拍手）Aぇ! groupってさ、アホなことばっかりするやん？　でもみんな笑ってくれてさ、ノリにつきあってくれるやん。それが一番嬉しいよね。なんかAぇ! groupも自分たちが楽しい、面白いと思ってしてることを、みんな一緒に共感して楽しんでくれて笑ったりしてくれてるっていうのがすごい僕は嬉しいし、これからもそういう関係でいれたらなと思っております。(場内拍手）みんな頼むよ！ これからAぇ! group、まだまだ行くからね。ここで終わらんよ。これからもずっとついてきてください。本日は本当にありがとうございました」

佐野晶哉「えー本日は、『西からAぇ! 風吹いてます！～おてんと様も見てくれてますねん LIVE 2022～』 にお越しくださいまして本当にありがとうございます！（場内拍手）〝吹かせます〟じゃないんですからね。MCでも言ったけど、吹いてるんですから。吹かしてくれてるのは紛れもなく、僕たち6人じゃなくてこの会場、全国、世界にいるAぇ! groupを好きでいてくれてるみんなのおかげです。本当にありがとうございます。（場内拍手）ライブは一個無くなっちゃったけどさ、今年の夏はほんまにたくさんの経験をさせてもらえてますね。エイトさん、WESTさんの背中をめちゃめちゃ間近で見させてもらって、今までももちろんめちゃめちゃでかく見えてたけど、Aぇ! groupで3年半活動させてもらって、改めて近くで初めてバックにつかせてもらったら、今までMAXやと思ってた憧れの気持ちがもっともっと好きになって、『こんな先輩、勝てへんて。すご過ぎる』って悔しい気持ちもたくさんあるけど、こうやってAぇ! groupでライブを作っていって、Aぇ! groupでこうやってライブやらせてもらったら、Aぇ! groupにしか出せへん空気感も絶対あると思うし、もし今なくてもこの6人とみんなとなら絶対に見つけられると思ってるし。この6人とみんなとなら、アリーナやらせてもらったけど、もっともっとでっかい景色見に行けると思ってるし。今年の夏、今まで言葉にすることもなかったスタジアムっていう7万人のとてつもなくデカいすっごい野外の景色も見せてもらって、またAぇ! groupの夢も広がっているので、これから2022年、2023年と本気で闘っていくので僕たちについてきてください。これからもAぇ! groupよろしくお願いします！」

小島健「皆さん本日はご来場いただき誠にありがとうございました。(場内拍手)あのーひとつだけお願いがあります。コント中に言ってた、営業かけてたことは絶対に誰にも言わんとってください。(場内笑) ほんまにここだけの秘密にして。頼みますよ、皆さん…拍手ないな。君たちやるな。あかんで、拍手して！　誓いの拍手や。(場内拍手) 絶対言ったらアカンで。ほんま、あかんからな。やめてね。約束と言うことで。ホントにこのライブ楽しくて、リハとかならダラダラ走ってるところもみんながおるから俺たちめちゃめちゃ楽しくて、ほんまにステージにおるときはAぇ! groupの俺たち無敵になる。だから今後ね、ちょっとくらいは失敗とかすることあるやろうし、ちょっと間違えちゃうこともあるやろうし、つまずくこともあってコケちゃうかもしれんけど、その度に俺たち立ち上がって。みんながおるから、はいつくばっても立ち上がれんくても前に進んでいきます。それがAぇ! groupなりの、俺たちなりの王道やと思ってるんで。その道を進んでいくんで、皆さん覚悟を決めて俺らについてきてください。これからもよろしくお願いします」

正門良規「改めまして皆さま、本日はご来場いただきましてありがとうございました。(場内拍手)　あ～…ちょっと眺めさせてください、この景色を。ありがとうございます。今年はAぇ! groupとして皆さんに会うことができないんじゃないかなって考えたことがありました。それがこういう形で実際に顔と顔を見合わせながら、同じ空間で同じ空気吸って、同じ時間を過ごしてる。これほど尊いものはないなと。皆さんの顔を見てパフォーマンスができる幸せ。声こそ出せなかったりまだマスクをつけてたりとか、皆さんにご協力していただいてる部分がたくさんあるんですけど、ホントにみんなでつかみ取った、みんなでここまで来たと僕は本当に思っています。小島の名言にもありますが、『俺たち全員でAぇ! group』です。皆さま、どうぞこれからも末永く、Aぇ! groupとしてもっともっとたくさんの景色を、もっともっとたくさんの思い出を共に作っていきましょう。どうぞこれからも末永くよろしくお願いいたします」

アンコールを含め全26曲を披露、Aぇ! groupの名刺代わりになるようにと、多彩な魅力をつめこんだ初の単独アリーナ公演。これからの活躍がますます楽しみなAぇ! groupから目が離せません。