8月もそろそろも終わりですが、まだまだ暑い日がつづきそうな気配。最近は個性的な味わいを楽しめるクラフトビールの人気も高まっています。実はCLASSY.編集部にはビール好きがたくさん!ということでCLASSY.スタッフにお気に入りのクラフトビールを教えてもらっている本企画。今回はこの企画の担当ライターIがおすすめする3商品をご紹介します。
サッポロビール「サッポロ SORACHI1984」
北海道・上富良野に誕生し、のちに“伝説のホップ”と呼ばれる「ソラチエース」だけを使用し造られたビール(注1)。独自のドライホッピング製法(注2)で引き出した、ヒノキやレモングラスを思わせる香りが軽やかなゴールデンエールタイプ(注3)で、爽快な口当たりと、ふくよかに広がるおいしさの余韻、その両方を楽しめます。しっかりとした香りと苦みがあり、凛とした味わいが強いので、キンキンに冷やして飲むのもオススメ。
350ml×4缶 参考小売価格¥972(税抜)
「私と同い歳、そして同じ道産子ということで勝手に親近感を感じている1本。ハーバルで華やかな香りと柑橘系のジューシーな苦みが、他にはない美味しさです。ザ・ビールのおつまみ的なものとも、もちろん相性がいいのですが、個人的にはタイ料理などオリエンタルな風味のお料理と一緒にいただくのが好きです(ライターI)」
■HP:https://www.sapporobeer.jp/sorachi1984/
(注1)本商品では上富良野産ソラチエースは一部使用です。アメリカ産を多く使用しています。
(注2)通常、仕込工程で添加するホップを発酵工程でも添加する製法。この製法により、ホップの香り成分をよりダイレクトに引き出すことができます。
(注3)黄金色に輝くエールビール。
ヤッホーブルーイング「よなよなエール」
クラフトビールの王道の味わいを追求した、アメリカンペールエール。アロマホップ「カスケード」の柑橘系を思わせるフレッシュな香りと、やさしいモルトの甘みが特徴です。喉ごし命のラガービールとは異なり、エールビールは香りとコクが命。美しい琥珀の色合いと香りを楽しむため、飲み口の広いグラスで飲むのがおすすめです。通常のキンキン状態よりもぬるめの、少し冷たいと感じる13℃が美味しさを最大限に楽しめるベストな温度。都内に8店舗ある、よなよなエール公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORS」では、よなよなエールに加えてヤッホーブルーイングのクラフトビールが常時10種類以上楽しめます。
350ml×12缶 ¥3,603
「苦みが少ないので、苦みがそこまで得意ではない方やクラフトビール初心者の方にオススメの1本。グレープフルーツやレモンのようなフレッシュな香りが爽やかで、グビグビいけてしまいます。コンビニやスーパーでも手に入る手軽さも魅力です(ライターI)」
■HP:https://yonayonaale.com
■オンラインストア:https://yonasato.com/ec/
黄桜「LUCKY CAT」
京都伏見にある老舗酒蔵・黄桜が京都の名水で造るクラフトビール。国内のクラフトビールコンテスト「ジャパン・グレートビア・アワーズ」受賞をはじめ国内外で評価を受けている「LUCKY BREWシリーズ」の旨味ホワイトエールです。ライトボディの軽快な味わいと、ゆずの香りや和山椒の隠し味、ザーツを使用した上品な苦みが特徴で、魚や貝類などシーフードを使ったお料理との相性が抜群。キュートな猫のイラストが描かれたパッケージも可愛い!
350ml缶 ¥268
「LUCKY CATというキャッチーなネーミングからして、てっきり海外のクラフトビールだと思い飲んだのですが、日本酒で有名な黄桜さんの商品だと知ってびっくり!きめの細かさと口当たりの柔らかさが際立っていて、ゆずや山椒の風味も感じられるので、繊細な和食ともよく合うんです(ライターI)」
■HP:https://kizakura.co.jp/
■オンラインストア:https://www.kizakura-shop.com
文/伊藤綾香 編集/岡村宗勇