雑誌「JJ」のSサイズモデルとしても活躍していた、女優の真野恵里菜さん。CLASSY.ONLINEではお料理を中心とした連載を担当しています。プロサッカー選手の柴崎岳選手と結婚し、現在スペイン在住の真野さん。30歳の誕生日を迎えてから早1年。まさにCLASSY.世代である真野さんに「30歳」の本音とリアルを伺いました。今回は「真野恵里菜さんが30代の1年目で感じたこと」をお届けします。
Q.30代の1年目は真野さんにとってどんな年でしたか?
A.幼く見られることが多いので、年相応に見られることをまず意識しています
「30歳は女性にとって、ひと山越えるようなイメージ。大人のなかの大人というか、社会的には中間層という印象。正直30歳へのステップは楽しみではなかったのですが、私の周りの30代はみんな素敵で楽しそう。年齢にとらわれたくないと思いつつ、30歳という数字に一番とらわれていたのは自分でした。私は幼く見られることが多く、見た目の説得力がないので、年相応に見られることをまず意識しています。だって、いつまでも愛嬌や若さで押し通すのは無理だから(笑)。でもリアルな話、30歳に正解はなくて、人それぞれだということ。自分で枠を作って悩んでいました。30代を1年過ごして、ふっと肩の荷が降りました」
Q.30歳になって始めたことは何かありますか?
A.慎重に構えすぎて、見つけられないまま1年が過ぎてしまいました
「たまたま同年代の友達と、新しいことを始めたいけど、何をしたらいいか分からないっていう話になったんです。何かトライしてみたいけれど、年齢を言い訳にして手をつけられない。例えばアクセサリーに興味があって作ってみたくても、その道には先駆者がたくさんいて、その方々に叶うわけがないって、始めてもないのに諦めたり、周りからどう思われるんだろうって気にしたり。それを見つけられないまま1年が過ぎてしまったんです。自分のYoutubeチャンネルを立ち上げようか迷ったのもそこ。私は慎重すぎるところがあるので、どうしても足踏みしてしまう。中途半端が嫌だからこそ、手がつけられないことが今の悩みです。これが好き!やってみたい!と飛び込む人を羨ましく感じます」
Q.スペインに移住して、最近はどのように過ごしていますか?
A.独学のトリミングで、大事な家族である愛犬をきちんとケア!
「結婚してスペインに移住して4年が経ちました。自分の時間や考える余裕が持てるようになり、何か勉強を始めた方がいいかな?と考えるように。私、犬が大好きで、芸能界に入る前はトリマーになりたかったんです。芸能界入りが決まったので、トリマーの夢は自然に諦めたのですが、スペインで2匹目のわんちゃんを迎えたことをきっかけに、トリミングの一種である「プラッキング」というケアを独学で学んでいます。大事な家族である愛犬をきちんとケアすることが理想です」
Q.年齢を重ねる上で、悩んだことはありましたか?
A.どこかで区切りをつけること、は定期的に頭をよぎります
「もちろんです。15歳から芸能界に入って、物事にはいずれ終わりがあることも分かっているので、いつまで自分が活躍するんだろうとか、いつか子どもができたときに、1日の使い方も変わってくるし。どこかで区切りをつけたほうがいいんだろうなっていうのは定期的に頭をよぎることですよね」
Q.将来を家族に相談することはありますか?
A.「心が元気なときに決断するべきだよ」とアドバイスをもらいました
「夫には『心が元気なときに決断するべきだよ』とアドバイスをもらっています。あと夜決断しないこと。私は人に何かを伝えることが好きだから、仕事はまだ続けたいです。動画で伝えるのがどうしても苦手なので、ブログ、twitter、Instagramっていう言葉を整理できる場所が、私には合っているかな」
真野恵里菜さん
1991年4月11日生まれ。159cm B型。神奈川県出身。元ハロー!プロジェクトメンバーで卒業後は数々の映画やドラマで女優として活躍。2018年プロサッカー選手の柴崎岳選手と結婚。スペインに生活拠点を移す。
Instagram:@erinamano_official
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【衣装】ワンピース¥25,300(AKTE)サンダル¥27,500(ラオコンテ/フラッパーズ)イヤリング¥14,580(アビステ)リング¥25,900(アテニア)【問い合わせ先】AKTE 03-4400-6195/アテニア 0120-165-333/アビステ 03-3401-7124/フラッパーズ 03-5456-6866
モデル/真野恵里菜 撮影/千葉タイチ ヘアメーク/イワタユイナ スタイリング/栗尾美月 取材/角田枝里香 編集/菅谷文人(CLASSY.ONLINE編集室)