CLASSY.カバーモデル、松島花の「プロフェッショナル」【人気ヘアメークさんが作る、大人可愛い秘密】

アシスタント時代からよく知るという、ヘアメークの森野友香子さんを迎えてお届けする、連載5回目。「とにかく一生懸命なところが好き」という花ちゃんの森野さん評を裏切らない、いやそれ以上の熱量で、キャスティングから、誌面のディレクションまで、全面的に取り組んでくれた渾身の企画です。

今回のゲストは…ヘアメーク・森野友香子さん

Profile
滋賀県出身。ヘアメークに憧れ上京し、美容室勤務後に独立してフリーランスのヘアメークとして活動。福沢京子氏に師事した後、再度独立し現在に至る。確かな技術とセンス、こまやかなホスピタリティで、カバーモデルや女優たちからの指名も多数。多忙を極めるかたわらサロンワークも続けている。「その人のいちばん似合うメークを見つけ、いちばん輝くメークを考えるのが好き」。

光をまとって、光を集めて。チャームな色気、センスあふれる可愛さ

花:対するこちらはフェミニンな
トップス¥132,000(チカ キサダ/エドストローム オフィス)イヤリング¥24,200※3個セット価格 人差し指リング¥28,600中指リング¥24,200(すべてスワロフスキー・ジュエリー/スワロフスキー・ジャパン)

花:対するこちらはフェミニンなチュール。ウェディングの撮影などでもチュールとよく絡むのだけど、白やベージュが多いから黒というところで何かが違うぞ、と。背景も黒で新鮮でした。
森野:チャームな女性像に花ちゃんのキャラクターと色気を合わせてみました。静と動でいえばこちらは前者、デニムのほうは後者。黒バックだから、光の質感を大切にして、ラメや偏光のチークを使ってみました。
花:可愛いのだけど、抜けを感じるし、エッジも効いてて素敵。
森野:直球の〝可愛い〞には照れがあって、ついヒネリを利かせがち。花ちゃんは振れ幅が広いからなんでもアリだけど、CLASSY.らしさを考えて、その幅の中での可愛いを探ってみました。
花:ヘアメークが男性か女性かで作られる顔が違ったりするのだけど、女性の場合はやっぱり女性ウケする顔になる。でもモリモリ作の私は、男性にもグッとくると言ってもらえることが多いの。
森野:モデルの持ち味を生かしたいという、寄り添いタイプだからかな。
花:それを聞いて納得!モリモリは熟練の技のベテランと、旬に敏感な若手の狭間という感じ。どちらのよさも持っているの。そのバランス感覚が大好き♡

\松島 花ちゃんからコメント/

モットーは「目の前の1カット1カットに、ひたすら丁寧に」というモリモリ。真摯な姿勢を見ていると、その言葉が決してうわべだけではないことがわかります。彼女の作ってくれる顔は、いつだってオシャレ。ときに不思議な顔になることもあるモードな作品であっても、マジメになりがちなコンサバなテーマでも、誰が見ても素敵に感じるさじ加減なのです。今日の撮影もまさにそう。私は安心してカメラに向き合えばいい。モリモリが売れっ子な理由に納得です。

モデル/松島 花 ヘアメーク/森野友香子(Perle management) 撮影/嶌原佑矢 スタイリング/三好 彩 取材/西道倫子 再構成/Bravoworks.Inc

Magazine

最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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