アシスタント時代からよく知るという、ヘアメークの森野友香子さんを迎えてお届けする、連載5回目。「とにかく一生懸命なところが好き」という花ちゃんの森野さん評を裏切らない、いやそれ以上の熱量で、キャスティングから、誌面のディレクションまで、全面的に取り組んでくれた渾身の企画です。
今回のゲストは…ヘアメーク・森野友香子さん
Profile
滋賀県出身。ヘアメークに憧れ上京し、美容室勤務後に独立してフリーランスのヘアメークとして活動。福沢京子氏に師事した後、再度独立し現在に至る。確かな技術とセンス、こまやかなホスピタリティで、カバーモデルや女優たちからの指名も多数。多忙を極めるかたわらサロンワークも続けている。「その人のいちばん似合うメークを見つけ、いちばん輝くメークを考えるのが好き」。
躍動感あふれるデニムonデニムにこそ グラマラスなカッコよさと滲み出る色気が必要
森野:今回のテーマはズバリ「色気」。
花:色気って多面性なものだよね。いわゆるセクシーなだけでもないし。
森野:そもそも花ちゃんには色気があるから、その魅力に衣装とヘアメークを合わせてみました。まずはデニムの衣装で。
花:CLASSY.といえばデニム!
森野:そうなんですよ。だから絶対に取り上げてみたかった。カジュアルでメンズっぽいデニムを、あえてグラマラスな女性像に仕上げて。写真はクリーンな白の背景でアクティブな感じ。
花:メークは眉毛が効いていてクール。
森野:ベーシックなデニムだから、ほかの部分では遊んじゃおうと思って、メークは眉からスタート。そのぶんリップは抜き気味に。眉には意思が宿るから、毛をしっかり立てて楽しんでる感じにね。
花:モリモリは、これでもか!ってくらい、やりたいことが明確。だから表情やポーズもやりやすかった。眉毛ひとつで顔が変わるし、本当に重要だよね。
森野:眉毛に時代も女性像もすべてが出る感じ。今日もいちばん力を入れました。ヘアメーク次第で、デニムの重ね着でもグラマラスになれるはず。
モデル/松島 花 ヘアメーク/森野友香子(Perle management) 撮影/嶌原佑矢 スタイリング/三好 彩 取材/西道倫子 再構成/Bravoworks.Inc
Magazine
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more