今回はブランディングディレクター・福田春美さんに、おすすめのお持たせをお伺いしました。
【超王道】
菓匠 御倉屋「旅奴」
1袋(190g)¥972
京都の素朴なお菓子で、袋も素敵です。食べ始めると、本当に手が止まらない
小麦粉、砂糖、卵を合わせて焼き上げたボーロに、沖縄県波照間島産の黒糖をたっぷりと絡ませて。手作業ならではの素朴な風合いの一粒を口に入れると、さっくりほろりと崩れつつ、黒糖のコクある甘みが広がってしみじみ美味しい。俳人・中村汀女が句を寄せたこともある「旅奴」は、多くの文化人が愛する京菓子店の看板商品です。美しい掛け紙をあしらった箱もあり、改まったシーンでの手土産にもぴったり。他所へ出店することなく、京都・紫竹に構えた実店舗かオンラインショップでのみ購入ができます。
菓匠 御倉屋
京都府京都市北区紫竹北大門町78
☎075-492-5948 営:9:00~18:00 休:毎月1日、15日、8月16日、1月2・3日 http://mikuraya.jp/
【激レア】
VOSTOK labo「ふくろうのチーズクリームサンド」
6羽+VOSTOK labo オリジナルブレンドコーヒー¥2,900
本土最東端の根室にあるアトリエで、丁寧に作られているクリームサンドクッキーです
北海道根室市にあるアトリエ「VOSTOK labo」は、豊かな自然と動物たち、それらとともにある暮らしを発想の原点としたお菓子作りをしています。オホーツク海を臨む牧場で、のびのび育つ放牧牛のミルクを使った有機発酵バターをはじめ、クリームチーズ、小麦粉、卵、砂糖に至るまで、新鮮で上質な地元素材をふんだんに。クッキーにたっぷり挟んだなめらかなチーズクリームは、ミルキーながら爽やかな酸味がアクセント。札幌・杉屋珈琲焙煎のVOSTOKブレンドをセットにした「ふくろう便」として予約販売しています。
VOSTOK labo
https://vostoklabo.theshop.jp/
https://www.instagram.com/vostok_labo/
※発売日時はInstagramにて確認を
【女子ウケ】
近江屋洋菓子店「フルーツポンチ」
箱入り¥3,402
目にも華やかな、老舗洋菓子店の名品。差し上げて、喜ばなかった女性はいません
創業は明治17年、言わずと知れた老舗の洋菓子店。ショートケーキやアップルパイ、惣菜パンなどの名物が居並ぶ中、ひときわ目を引くのは色とりどりのフルーツがぎっしり詰まった一品です。10種類以上も入ったフルーツは、店主が毎日市場に足を運び、選び抜かれた旬のものばかり。シロップは甘さ控えめだから、フレッシュな果物そのものの味わいをぐっと引き立てています。まず心を掴まれるのは、ピンクのリボンを掛けたノスタルジックなラッピング。さらに器に盛りつけてから口に入れるまで、心がワクワクと躍るはず。
近江屋洋菓子店
東京都千代田区神田淡路町2-4
☎03-3251-1088 営:月~土9:00~19:00 日祝10:00~17:30 無休
ブランディングディレクター・福田春美さん
ファッションディレクターとして活躍した後、ホテルやショップ、プロダクト、企業のプロジェクトなど、ライフスタイル全般のブランディングを手掛ける。ブランディング・コーディネーションに携わった、京都・八瀬のホテル「moksa」が3月30日にグランドオープン。https://www.instagram.com/haruhamiru/
撮影/安井真喜子 取材/首藤奈穂 再構成/Bravoworks.Inc
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