CLASSY.カバーモデル、松島花の「プロフェッショナル」【15歳の頃から知るカメラマンさんと撮影!】

「優しくて、穏やかで、口癖は『ちょ、ちょっと待ってよ』とか『これでいいんかなぁ』とか。控えめだけどいつもとびきり素敵な写真なの♡」。家族の話をするかのように愛おしそうに話す花さんが絶大な信頼を寄せるフォトグラファー、横浪 修さんが今回のゲスト。いつもの表情とは違う、フレッシュな花ちゃんに注目!

今回のゲストは…フォトグラファー・横浪修さん

OSAMU YOKONAMI
1967年京都府生まれ。独自の視点と透明感あふれる作風で、ファッション誌や広告、CDジャケットなど幅広い分野で活躍。自身の作品制作のかたわら、ドローン撮影やムービー制作などにも意欲的に挑み続けるなど、海外からも注目を集める。著書に『100 children』ほか。

飾らず狙わず、あるがまま。大人になった今の松島 花を切り取りたい

横浪:花ちゃんを初めて撮ったとき、まだ15歳くらいだったかな。
花:そうです。宮古島ロケが横浪さんとの初セッション。ティーンの私を知る横浪さんの前では、今でもカッコつけるのが恥ずかしくて(笑)。
横浪:花ちゃんとは自然の中での撮影が多かったから、今日も海に来てみようと思ったんだ。夕暮れのきれいな光を狙ってみたくてね。
花:横浪さんの写真は独特の空気感があるんですよね。被写体として好きな女性像ってあるんですか?
横浪:好きな顔とかスタイルみたいなのは特にないよ。たとえば女優さんだと時間の制約がある場合も多い。挨拶含めて15分、そんなときに心に壁がある人だったら、いくら美人さんだったとしてもやっぱり難しい。あまり作り込まずに自然体で臨んでくれる人が撮りやすいかな。
花:私の場合、横浪さんのカメラの前では、まるで赤ちゃんに戻ったような感覚になるんです。構えない素の私が引き出されるような。
横浪:そうなの?花ちゃんはね、ずっとピュアな女の子という印象だよ。でも今日会ってみたら、いつのまにかフェロモンも漂うようになって。
花:え、フェロモン出てます(笑)?
横浪:大人っぽくなった。もちろん基本的な部分は変わってないよ。花ちゃんのマインドやフィーリングはすごく撮りやすい。
花:変わらないって言われることがすごく多いけれど、変わらないって意外と難しいことだと最近気づいたんです。
横浪:本当にそう。変わらないためには、進化し続けないとね。流れや時代もキャッチして、アップデートしていくことがすごく大事だと感じます。

撮影/横浪 修 モデル/松島 花 ヘアメーク/平元敬一 スタイリング/児嶋里美 取材/西道倫子 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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