HiHi Jets・作間龍斗さん、CLASSY.特別インタビュー【全文掲載】

アリーナクラス会場での初単独ライブを敢行したジャニーズJr.内ユニットHiHi Jetsの作間龍斗くん。映画『ひらいて』でヒロインの相手役を演じるなど、俳優としても活躍している彼が大好きなのがコーヒーとお茶。ゆったりした時間を過ごせそうなカフェを一緒に訪れました。

コーヒーを淹れるのは朝のルーティン、一人の時間に彩りを与えてくれます

ここ1年でコーヒー好きが加速しました。今年の誕生日には親とメンバーに違うタイプのコーヒーメーカーをもらったので、2台並べて両方使い分けてます。朝起きたらコーヒーメーカーのスイッチを入れて、豆を挽く音を聞くのが気持ちいい。ガガガガガ、みたいな(笑)。ルーティンというか、朝の時間に彩りを与えてくれる感じがして――。ときにはミルクサーバーでホットミルクを作ってラテにしてみたり。洗い物は増えるけど洗うのも嫌いじゃなくて、片付けするまでが結構楽しいんですよ。家にいても何か動いていたいタイプだし、「今の自分、なんかおしゃれなことしてるな」って気分もある(笑)。いろいろ自分で試せるのもいいところで、豆の種類や量、挽き方を変えたりマグカップを揃えたり。完全に趣味ですね。この職業は、いかにしてプライベートな時間を豊かにするかが大事だと思うんです。自分だけの時間を自分好みのライフスタイルにすることに徹してます。そうすれば仕事に向かう気持ちもアップして頑張れるので。

コーヒー大好きな作間くんと今どきの純喫茶へ

1.自分でチーズケーキを焼くこともあるという作間くん。選んだコーヒーは後味が好きというコロンビア。
「コロンビアの美味しい淹れ方は?」とお店の方に質問。
「浅煎りの豆は高めの温度のお湯を勢いよく、深煎りは約80℃のお湯で優しくドリップするのがコツ」だそう。

2.お勧めの豆についても質問。
「家で飲む時は酸味が少なくコクのあるコーヒーが好きなんですが、お勧めの豆はなんですか?」
「ホンジュラスが甘みもあってお勧め。ケニアの深煎りもコクがありますが、単純にマメの量を増やすのも手ですね」

3.「これ気になる~」と一番に選んだのが口の中でコーヒーとミルクが混ざっていくのを楽しむ“オ・レ・グラッセ”。
「見た目もおしゃれ!でも何で分離してるんですか?」
「シロップを入れた甘いミルクが重いので、コーヒーとの比重の違いで2層になるんです」との説明に納得。

こぢんまりして落ち着けて…30年後くらいにこんなお店が開きたい

このお店は高架下にあって電車の通る音がよかったですね。街中でも落ち着ける感じがして、常連さんがいるんだろうなって。自分も30年後くらいにこんなお店が開きたいな。こぢんまりとした店を、商売目的じゃなく趣味の範囲でやってみたいかもと思いました。日本茶は淹れるのがもっと難しいのかと思ってたけど、今日選んだお茶は100℃の熱湯で淹れればいい感じだったので意外と簡単でしたね。ちゃんと計ればいいので実践してみようと思います。いただいたのは、静岡の“和紅茶”と京都の“刈番茶”。こじゃれた気分でティータイムに飲みたいのは和紅茶で、朝起きた時に飲みたいのは味が爽やかでさっぱりしてる刈番茶かな。香りが濃いので目が覚めそう。和紅茶のほうは和菓子でも洋菓子でもスイーツが合うと思ったので、一息つける時に飲むのがありだなと思いました。

香りや淹れ方も奥が深いお茶の世界も魅力的

1.撮影のため、特別にお茶の淹れ方をお店の方に教えていただきました。作間くんが最初に選んだのが静岡の和紅茶。
スケールの上に急須を置いて、茶葉を5g入れたらお湯210gを注いで1分待ちます。

2.京都の“刈番茶”も淹れ方は同じ。
「刈番茶は5gでも量が多いですね…あと2ℊかな?」
お店の方に教わった分量ぴったりになるように茶葉やお湯を真剣に計量しています!

3.ホウロウのマグカップやレザーのスリーブ、トレイなど、店内の道具にも興味津々。
「レザーの小物がいいですね」
すべてオリジナルで、お話を伺ったショップマネージャー兼バリスタの方が手作りしているそう。

4.京都の刈番茶は香りの豊かさが特徴。
「茶筒を開けただけで、すごく香ります」「鉄釜で手炒りしているために、とても香ばしいスモーキーな香りになっているんです」というお店の方の説明を熱心に聞いていました。

HiHi Jetsにとって激動だった今年後半 この勢いを止めたくない

――映画『ひらいて』の演技が話題だった作間くん。来年1月にはドラマ『恋の病と野郎組 season2』が始まります。

「前作が終わった時、みんな続編もやりたいねって言っていました。Jr.のユニットを超えて集まったキャストなので集まれるだけでも嬉しかったから、また楽しい撮影が始まるなっていう気持ちでしたね。(Season 1は)みんなお芝居が初めてだったから、いろいろ教えてもらえました。他の現場だったら、怒られたとしても解決方法は聞けないだろうからありがたかったです。今回は前作よりめちゃめちゃふざけてます。僕の演じる七瀬誠はサッカー部で普段はクールにキメてるんですけど、すっごいカッコ悪い七瀬も見れちゃいます(笑)」

――HiHi Jetsとしては、元日から舞台『JOHNNYʼS IsLAND』に出演します。

「ずっと出ずっぱりらしくて、今から身構えてます(笑)。11月の単独ライブのリハーサルではローラー滑ってるだけで筋肉痛でガチガチになってたので(苦笑)、体力をもっとつけなきゃなって。ドラマ『DIVE‼』の時は筋トレにハマってたのに、終わったらやらなくなったんですよね。でもまた目標ができたので、マジで筋トレしてリハも全力でやろうと思ってます」

――来年はより飛躍の年になりそうですね。

「HiHi Jetsにとって、今年後半は激動の時期だったと思うんです。夏のライブや9月の舞台から11月の単独ライブが決まって、来年のジャニアイは引っ張る立場になって…。半年でこれだけいろいろ大きなお仕事をもらえたので、この勢いを止めたくないですね。この半年の3乗くらいの勢いで、もっともっと上げていってデビューに近づく可能性を広げていきたいです。メンバーみんなが同じ気持ちです」

――個人としての目標や野望はありますか?

「映画『ひらいて』で経験をさせてもらったことを無駄にするわけにはいかないので、次につながることがあれば、キチンと結果を残していきたいです。あとはバラエティ能力を向上させるのが永遠の課題(笑)。メンバー以外の知らない人のなかでは全然話せなくて、今の能力はゼロどころかマイナスなので(笑)。その耐性をつけつつ、お芝居も頑張ってオールマイティになれれば――。『ひらいて』は胸キュン系ではなかったなと改めて感じながら、浮所(飛貴)主演の映画『胸が鳴るのは君のせい』を観たんですよ。いや~いいすね、あれ(笑)。青春ですね~。やりたいです!メインじゃなくていいなと思いましたし、ライバルでもなく周りにいるバカな奴の一人くらいでいいんですけど(笑)。今後もジャンルにこだわらず、どんな作品にもなじめるようになりたいです」

Ryuto Sakuma

’02 年9月30日生まれ 神奈川県出身 血液型O型●ローラースケートを特技としたジャニーズJr. 内ユニット“HiHi Jets” のメンバー。個人でも活躍し、’19 年ドラマ『恋の病と野郎組』で俳優デビュー、’21 年ドラマ『DIVE!!』に主演。10 月公開の映画『ひらいて』ではヒロインの相手役を演じ話題となる。’22 年1 月より『恋の病と野郎組season2』(日本テレビ)が放送予定。HiHi Jets としては、’22 年元日より舞台『JOHNNYSʼ IsLAND』に出演。

取材・文/駿河良美 再構成/Bravoworks.Inc

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