「結婚ラッシュに乗り遅れてしまった」、「本当は今の年齢で出産をしていたはずなのに、予想外……」と、結婚や出産など、次のステージに進んでいる友人に対し、嫉妬を感じている独身女性も多いのでは? また、本当は結婚をしたいのに「私には必要ない」と無理をして強がっている女性もいる様子。そこで、そんな“こじらせアラサー女子”の発言をご紹介します。
1.「結婚なんて自由がないし、メリットもないわ」
Aさんには学生時代から仲良くしている友人がいました。Aさんは社会人三年目でめでたく結婚。一年も経たないうちに妊娠し、出産をしてからその独身の友人と会うことに。いつものように近況報告をしあっていると、友人は「結婚なんて自由がないし、デメリットしか感じない」と言い放ったのです。結婚・出産を経験し、自分なりに成長を感じていたAさんにとってはとても傷つく一言でした。
結婚をすることでのデメリットは、確かにあります。まず「自由を奪われること」。仕事以外にも家事や育児に追われ、思うように時間がとれません。しかし、なかには家族のために動くこと、尽くすことに喜びを感じる人もいるのです。
結婚したくてもできないからといって、結婚や出産を全否定する権利まではありません。そもそも「結婚なんて」と言っている時点で、まだまだ結婚に対する執着が残っている状態なのかも。一方的に相手を傷つけないように、慎重に言葉を選んでくださいね。
2.「私は、ずっと一人でいい」
結婚に対する憧れを抱きながらも無理やり「生涯独身」でいようと覚悟を決めている人がいます。本当にやりたいことがあって一人を選ぶのと、結婚への憧れがあるのに無理やり諦めるのとでは、意味が違ってきます。
「私は一人でいい」と勝手に思い込んでいるなら、もう一度ライフプランについて考え直してみましょう。結婚をしたいなら、素直に自分の気持ちを認めてあげること。結婚をしたいのに彼氏がみつからない状況は、決して恥ずかしいことではありません。
今はただ、タイミングを待っているだけ。ただし、待っているだけではなく何度もトライ&エラーを重ねなければいけません。何度も失敗しているうちに、運命の人と巡り合うものです。
3.「婚活なんて恥ずかしい!」
友人のBさんは、自分のペースで婚活を楽しんでいました。結果はでていないけど、パーティーに参加したり、友人に紹介してもらったりと着実に前進していることを実感。しかし、ある日友人たちとお茶をしていると、一番気の合う友人から「婚活なんて恥ずかしいよ!」と言われてしまったのです。
Bさんは自分の努力を全否定された気分に……。しかし、数か月後に見事、彼氏をゲット。さらに半年後には結婚と、結果的に婚活を続けていた自分にも誇りをもつことができたのです。「婚活なんて恥ずかしい」と言っていた友人とはその後疎遠になってしまったとか。
婚活は恥ずかしいことでも何でもありません。結婚したい気持ちがあるのに、努力できないまま諦めている人よりも、結婚という大きな目標に向かって努力する女性の姿はかっこよく、美しくもみえるものです。
「婚活なんて恥ずかしい」と否定したくなるのは、きっとまだ心が乱れているから。それが失恋の影響なのか、努力するだけのエネルギーが足りないからなのかは分かりませんが、婚活を否定するなんて、大人の女性がすることではないかも。
「結婚したいなら、努力すればいい」「こじらせているなら、立ち直ればいい」。恋の理論は、いつも単純明快。結婚への憧れがあるのに、無理やり諦めようとしているなら、少し立ち止まってみて。今ならきっとまだ間に合います。今後のライフプランを考えながらも“こじらせ発言”には注意して、どんどん幸せへの階段をのぼっていってくださいね♡
文/山口恵里香 画像/Shutterstock(Antonio Guillem、fizkes、Vladimir Gjorgiev)
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