大切な彼氏がいて、結婚も考えている。そんなアラサー女子の心の隙間。それは寂しさだったり、ときめきの足りなさだったりと人それぞれですが、その隙間を埋めたくて、気付いたら二股をかけてしまっていた……なんてことが起こりうるかもしれません。
では、もし二股をかけてしまった場合、どんな最悪の結末が待っているのか。アラサー女子の二股エピソードをご紹介します。
■大切にしてくれる結婚目前の彼氏
32歳、丸の内で働くOLのA子には、1年ほど同棲している彼氏がいて、仕事もプライベートも順風満帆。彼と結婚し、仕事を続けながら子育てをして……と幸せな未来を夢見ていました。しかし、生活を共にし始めてから感じていることがひとつ。
「彼にドキドキしない……」
同棲しているから仕方ないと理解しながらも、恋の刺激が無くなってきていることに物足りなさを感じていたA子。彼のことは大好きだし、もちろん恋愛感情もある。一緒にいると安心できる。ただ、恋のときめきも欲しい。そんな感情が少しずつ大きくなっていました。
■会社の後輩からの甘い告白
そんなとき、A子の会社の後輩であるB君から仕事の相談をもちかけられ、2人で飲みに行くことに。不器用ながら仕事を頑張る姿を可愛く感じていたB君に、もちろん恋愛感情はありませんでした。しかし、仕事の相談から恋愛話になったとき、酔ったA子がつい本音をこぼしてしまいます。
「結婚する彼のことは好きだけれど、ドキドキしないの……」
すると、B君から思わぬ言葉が。
「僕の所にきてくれるまで待ちますから、僕と付き合ってください。」
ずっとA子が好きだったというB君からの告白に、A子はときめきを感じ、そして流されるように、彼氏とB君の二股が始まりました。
■大切な彼氏との結婚を決め、二股に終止符を打とうとするも…
彼氏と後輩との二股が始まって3か月。同棲中の彼氏から正式にプロポーズされ、結婚を決めたA子。彼氏の大切さに気付き、B君と別れることに。しかし、そのことを伝えたB君は怒り、会社の同僚に二人の関係をばらしてしまいます。噂はたちまち広がり、同棲中の彼氏がいたことを知っている会社の人たちからは白い目で見られる日々。そして恐れていた事態が起きます。
■彼氏も結婚も仕事も失った、二股の末路
「お前とは別れる。今すぐ出ていけ」
ある日、帰宅したA子を待っていたのは、彼氏からの別れの言葉。理由は自分が一番よく分かっているからこそ、何も言えずに部屋を出たA子。偶然、会社の他部署にいた彼の友人が、A子と後輩のことを彼に話したようでした。
刺激欲しさで二股したことで、大切にしてくれていた彼氏との幸せな結婚を失ったA子。会社でも周りの目が気になり、転職せざるを得ない状況に。32歳という年齢で、結婚相手、そしてキャリアも失った二股の末路に、ただただ後悔だけが残ったのでした。
どんな結末であっても、一番悪いのは二股をかけた自分自身。特にアラサー女子の場合、結婚や仕事など、これからの人生を真剣に考える時期。ばれてしまったときに失うものの大きさは計り知れません。幸せな結婚をしたいなら、想いあえる相手を一途に愛すること。誘惑や弱さには、負けないようにしましょう。
文/桜井美穂子 画像/Shutterstock(Marjan Apostolovic、Antonio Guillem、UfaBizPhoto、Rawpixel.com)
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