ピープル

女優・松本まりかさんが「25歳で感じた焦り」とは? 自分磨きの10年間を振り返る。

演技力の高さはもちろん、ライフスタイルへのこだわりや美容知識も豊富でCLASSY.世代からの支持も厚い松本まりかさんは、アラサーを過ぎて花開いた遅咲きの女優。思うような評価が得られない20代で見つけた“自分との向き合い方”について、詳しく教えてもらいました。

PROFILE

松本まりか●1984年9月12日生まれ。東京都出身。2000年にテレビドラマ「六番目の小夜子」で女優デビューを果たす。2018年放送「ホリデイラブ」では、2018年放送「ホリデイラブ」では、井筒里奈を演じ話題に。現在公開中の『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』ではゲスト声優として、雪の国の王女・シャロンを演じている。

「このままじゃ“何もない人”になってしまう…」25歳で感じた焦り

――遅咲きの女優として今やひっ

――遅咲きの女優として今やひっぱりだこの松本さん。CLASSY.読者世代である20代半ばから30代前半当時は、どのようにお仕事に取り組んでいましたか?

20代後半から30代にかけて…お仕事がどんどん減っていっていた時期ですね(笑)。すごく悩んでいました。10代の頃にデビューして、それなりにお仕事させていただいていたんですけど、徐々に呼ばれなくなっていって。25歳の時、「今のままの自分でいたら、30代になったとき“何もない人”になってしまう」と感じて、英語も喋れないのにイギリスへ留学したりもしました。ちょうど仕事を始めて10年目だった頃です。30代になったときに、自分に誇れるものがほしかったんです。そのためには苦しい経験も必要だと感じて、あえて厳しい環境に身を置いてみようと思いました。

帰国をしたタイミングで、小劇場の魅力を知って。それまでは有難いことに大きな舞台に立たせていただいていました。ですが、まだまだ経験が必要だと痛感し、小劇場のオーディションを受けて、一から演技を学ぶことにしたんです。イギリスから帰国してからの10年は、とにかく自分を磨くことに専念していた10年間でした。

「声のせいでうまくいかない」は間違いだった

――個性を武器に変えてきた印象

――個性を武器に変えてきた印象の松本さんですが、実はずっと声にコンプレックスをお持ちだったと聞きました。

そうですね。女優として活躍の場を求めてオーディションを受けても、声に特徴があると言われ…受からないことが多くて。この声のせいで女優としてうまくいかないって思っていたこともあったんですが、それは違うと途中で気付きました。私に仕事が来ないのは、声のせいじゃなく自分に力がないからなんですよね。

――それでも、女優というお仕事で認められたかった?

認めてもらうってすごく難しい。でも、ドラマに出たいからって関係者に「出たいです!」とアピールするのは違うと思っていたんです。自らアピールしなくても仕事があるのが理想なので。自分の実力を見て一緒に仕事がしたい思ってもらわないと意味がないし、逆に言えば私という存在を知っている友人でもオファーがないってことは、やっぱり自分の実力がない、魅力がないってこと。その状態で「私を認めて!」なんていくら口で言っても、認めてもらうことなんてできないですよね。だったら自分が変わるしかない。認めてもらえるぐらい、中身の詰まった人間になるしかないと思って過ごしてきました。そうすると、周囲が徐々に面白がってくれるようになって。自分を見つめ直す時間があったからこそ、考え方を変えることができましたし、もしかしたら今に繋がったのかな?と思いますね。

まずは自分を知ることが“中身のある大人”への近道

――“中身が詰まっている”人に

――“中身が詰まっている”人になるために、意識したことはありますか?

きちんと自分を知ることですね。若い頃は、自分自身が自分のことを全然理解できていなかったんです。女優として仕事をしたいと思っているけれど、全然仕事はなくて退屈で。当時は自分の存在意義もわからなくなっていました。でも、自分に素直になって気持ちを突き詰めていくと、「私はお金を稼ぎたいわけじゃないな」とか「結婚をして子どもをつくって…っていう幸せを求めているわけではないな」っていう気持ちが見えてきて。当時、女優として成功する未来が描けていたわけではないんですが、ただ私は芝居が好きで、それ以外はなかったんです。それがわかったら、やるべきことが明確になりました。

あとは、当時は人間として未熟で(笑)。かといって、今の自分が人間としてできているかと言われると、まだまだ未熟だとは思うんです。でも、昔よりは成長していて。たとえば人との会話では、自分自身の軸がしっかりしていないから、相手としっかりコミュニケーションが取れていなかった。でも、自分を知っていく中で世の中を見つめる軸ができたんです。自分という軸が見つかって、世界を眺める視点が変わったなと感じます。

――苦労の多い20代後半から30代前半を過ごし、“あざとかわいい”役柄で世間から大注目を集めるに至りました。今回声優のお仕事のオファーを受けられた時は、どんな気持ちでしたか?

声優の仕事は、私にとってこの業界でやっていくための一つの場所でした。そこを経て、女優としてのお仕事をたくさんいただけるようになった今のタイミングでこのオファーをいただけて、女優を続けてきてよかったなと思いました。

――今回子どもに大人気のアニメ

――今回子どもに大人気のアニメ作品に出演するにあたって、意識したことはありますか?

私はセーラームーン世代なんですけど、アニメを見る時のウキウキ感だったり、「始まる!」って気持ちが高鳴ったり。そういう純粋な気持ちって、大人になるとなかなかなくなるじゃないですか。子どもたちが羨望の目を向ける作品に関われることに興奮しましたね。子どもたちのワクワクを少しでも増幅できたらこれ以上に嬉しいことはないです。それと同時に、子どもたちの真っ直ぐな思いに触れることで、自分が純化されたいって気持ちもあったのかもしれないですね。

今回演じたシャロンは、大人でも子どもでも持っている普遍的な悲しみや寂しさを抱えたキャラクター。そういう寂しさを抱えた子どもってたくさんいると思うので、シャロンの存在が何かそういう子たちの救いになったらいいなと思います。そのきっかけになるような役を演じさせてもらえて、本当にうれしいです。公開されてからの子どもたちの反応がとっても楽しみなんです。きっと、私が彼女たちに何かを与えるのではなくて、彼女たちのキラキラした思いに触れて、私が何かをもらうんだと思います。

フォトギャラリー(全4枚)

◆松本さん最新出演作◆

『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』全国公開中!

<STORY>
雪の国・シャンティアから、主人公まなつたちへ招待状が。雪の国の新女王となるシャロンの載冠式へ招かれ、まなつたちも参加を決める。いよいよ載冠式がはじまり、舞台は大盛り上がり! しかし、謎の怪物が現れてそんなお祝いムードを壊してしまい…。「今、一番大切なこと」を信じ、シャンティアを救うため、プリキュアが立ち向かう!

https://2021.precure-movie.com/

ドレス¥126,500、ジャケット[※参考価格] ¥79,200(ともにエムエスジーエム/アオイ tel.03-3239-0341)中に着たトップス¥7,500(COS/COS 銀座店 tel.03-3538-3360)イヤリング[左耳に2つ着用]¥12,100(Jouete tel.0120-10-6616)ブレスレット[右手]¥39,600(ルフェール/UTS PR tel.03-6427-1030)リング[右手小指]¥17,600(ドーラ/ロードス tel.03-6416-1995)リング[左手中指]¥22,000(ete tel.0120-10-6616)ミュール¥95,700(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス tel.0570-016600)

撮影/イマキイレカオリ ヘアメーク/秋山瞳(PEACE MONKEY) スタイリング/コギソマナ(io) 取材/川端宏実 編集/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)

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