良くも悪くも、恋愛経験が積み重なってきたアラサー世代。可愛げのあるキュンとした思い出だけではなく、人には言えないような悪事や失敗談、未だに消えない怒りや悲しみなど、悪い思い出もたくさん抱えているはず。この連載は、担当編集の周りで実際に起きている、アラサー女子の「今すぐに消し去りたい恋愛エピソード」を供養する“焼却炉”。「浮気した/された話」、「泥沼の修羅場体験」、「盛大なフラれ話」etc…黒歴史は、燃やして無かったことにしちゃいましょう!連載14回目は、「4股」にまつわるお話です。
半同棲中のカレのLINEを覗いたら…
原田世奈さん(仮名)/27歳(音楽関係)
最近別れた不動産営業の元カレの話です。カレは実家暮らしだったため、週の半分を私の家で過ごす、半同棲のような形で生活すること約1年。一緒にいる時も常にお客さんや同僚からのメールを返しているくらい、四六時中仕事のことを考えているワーカホリックな人でしたが、そんな仕事熱心な姿にも惹かれていました。
ある休日、カレが中野の自宅で昼寝をしていた時のこと。私はベッドに横になりながら携帯をいじっていたのですが、うとうとしながら間違えてカレのLINEに電話をかけてしまったんです。サイレントモードにしていたためカレは起きませんでしたが、着信画面をふと見ると、私の名前の横にカッコで「中野営業所第2チーム」の文字が!不穏な気配を察知してカレのLINEをこっそり覗き見したところ、私の他に「恵比寿営業所第1チーム」「新宿営業所第3チーム」「錦糸町営業所第4チーム」と記されている女性たちの名前を発見。
それぞれのLINEをさかのぼってみると、次々と衝撃の事実が発覚しました。まず、カレが実家暮らしというのは嘘で、本当は恵比寿に一人暮らしをしていること。そして、カレが私の家にいない日は、本命である「恵比寿営業所第1チーム」の女性と過ごしていて、私は二番手だったということ。さらに、新宿と錦糸町に住む女性とも月に数回関係を持つ仲だったということ。カレはカモフラのために、住んでいる場所と優先度を「営業所名とチーム名」にして、LINEの登録名を変えていたんです。あんなに熱心に仕事の連絡を返していたと思っていたのも、全部浮気相手たちと連絡していただけだったなんて…。
半同棲していたにもかかわらず四股をかけられていたなんて何もかも信じられなくなり、あまりのショックで6キロ痩せてしまいました…。次は、浮気をしない誠実な人と出会いたいです…。
※本文は取材内容から地名・人物を変更しており、実在のものとは異なります。
イラスト/ののたももえ 編集/平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室)
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