元AKB48総監督で現在はタレントとして幅広く活躍する高橋みなみさん。令和元年に結婚し、今年30歳を迎えた高橋さんの、今の気持ちって…? 結婚生活やコロナ禍を通して見えてきた高橋さんの、30歳の“等身大の本音”を聞かせてもらいました。
30歳を迎えた正直な心境は…「めっちゃ若いじゃん!」
今年で結婚3年目にして30歳。ご自身について、以前と比べて何か変化を感じていますか?
とうとう私も30歳になりました! ちょうどCLASSY.世代ですよね。正直な感想を言うと、“30歳ってめちゃくちゃ若いな!”ってこと。10代の頃って、30歳のことを圧倒的に年上なイメージで捉えていたんです。例えば、中学生くらいの頃にプロフ帳が流行った時にも、みんな20歳までには結婚、25歳では子どもが、とか書いていて、、、。でも、いざ自分がその年齢に直面してみたら、25歳の時にはまだAKB48にいたし、30歳の今がこんな感じで。「めっちゃ若いじゃん、30歳!」ってシンプルに衝撃でした。10代の頃思い描いていた30歳と、実際の30歳は全然違っていたというのが本音です。
昨年からのコロナ禍は、暮らしに影響がありましたか?
人に会うことすら難しいときに、家に帰ったときに誰かがいること…夫の存在と愛猫のいる環境には救われました。ひとりだったらつらかっただろうなと思います。夫とは交際期間含め5年ほど一緒にいるのですが、結婚したときはそうでもなかったけれど、コロナ禍によって2人のリズムが変わったように感じましたね。共働きなので今まで週3、4回だった家での晩ご飯がお互い仕事先から直帰になって、毎日に! 料理の回数が格段に増えて、力の抜き方や効率の良さを考えるようになりました。
結婚して、いい意味で肩の力が抜けました
結婚前と結婚後で仕事に対しての取り組み方で変わったことはありましたか?
びっくりするくらい変わっていないです!(笑)ただ、心持ちは楽になったとは思います。いい意味で力を抜けるようになりました。今まで、仕事って戦いというか、何か成果を残したい、結果を出したいとかなり力を入れて向き合ってたんです。でも、帰る場所ができたことで、死に物狂いで戦場に行くような感覚で仕事に向かうのではなく、抜け感が出てきて楽しめるようになりました。家族がいるというひとつの幸せを見つけたことで、不思議とバキバキにならなくなったんです。
ズバリ、結婚してよかったですか?
はい! 私たちはお互いの友達を紹介しているんです。だから、結婚してすごく友達が増えました。コミュニティが広がり、結婚していなかったら出会わなかったかもしれない人たちと友人になって、人生が豊かになったと思います。コロナ禍になる前だと、休日に友達夫婦とご飯を食べて、休日を過ごすことも多かったですね。
AKB48時代は、休み方が分からなかったというか、一週間休みなく爆走するように働いていたけれど、いい意味で休み方・力の抜き方がわかるようになったのも結婚したからだと思います。いろんな出会いがあったことに感謝しつつ、結婚って良いなぁという思いに浸っています!
PROFILE
高橋みなみ●1991年4月8日東京都生まれの30歳。AKB48グループの初代総監督を務める。AKB48を卒業後はタレントとしてテレビやラジオなど幅広く活躍。令和元年5月に結婚する。6月3日に初のレシピ本「たかみなの毎日食べたくなるそこそこごはん」を発売。Instagram:@taka37_chan
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日々の家事に追われて苦しんでいる方に、たかみなが提案する時短・簡単に変わる新たなキーワード【そこそこ】。毎日のことだから「そこそこでいい」「手を抜くことは悪いことじゃない」と、【そこそこ】を、背中を押すポジティブワードに変換することを提案。料理も家事も「そこそこ」で、みんな幸せ! 毎日ご飯を作ることが大変だと思っていた人も、【そこそこごはん】で料理が楽しくなる! そんな願いが込められた一冊です。
撮影/千葉タイチ 取材/角田枝里香 構成/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)