そもそも会えない・彼の経済状況が悪化…【本当にあったコロナ禍婚活バナシ④】

これまで通り、とはいかないコロナ禍での婚活。今回は、思わず「コロナさえ無ければ…」と思ってしまうエピソードを2つご紹介します。

感染のリスクを負ってまで会えないと言われ…

周りの友人たちが立て続けに結婚

周りの友人たちが立て続けに結婚をしたことで焦りを感じ、友人や上司からの紹介、婚活アプリ、ネットお見合いなどあらゆるコンテンツを駆使して婚活に励んでいました。そんな中、婚活アプリで交際したいと思える男性と出会い、絶対に彼と結婚してみせる!と自分磨きにも精一杯励んでいました。彼とは住んでいる場所が少し離れていたのですが、出会いから2ヶ月経った頃、そろそろ実際に会って食事をしようという話に。しかし、会う予定の少し前からじわじわコロナの影響が…。最初は少し待って様子を見ようと、会う日を延期することでお互いに納得していたのですが、なかなか収束の目処が立たないので、「2人きりで短時間お茶だけでも」と提案してみました。すると彼は「まだ付き合ってないのに感染リスクを負ってまで会えない」とバッサリ。彼の言葉に、私の気持ちも一気にトーンダウン。コロナがなかったら上手くいってたかもしれないのに!この悔しさをぶつける場所がありません。(30歳・メーカー勤務)

気になってた男性の状況がコロナの影響で不安定に

アプリで出会った男性と何度かデ

アプリで出会った男性と何度かデートをしていい感じに。お互いに好意を持っていることが雰囲気で伝わり、いわゆる“付き合う直前のドキドキ感”を楽しんでいました。しかし突然起こったコロナ問題で彼の仕事が激減し、婚活どころではないテンションに。すっかり落ち込んでしまった彼に、仕事の状況が不安定な今は、結婚はおろか付き合うことも考えられなくなってしまった、と言われました。すでに付き合っていれば、私が支えになれたのかもしれませんが、彼女という立場でもないのでそれ以上踏み込むことができず…。そのまま2人の関係も自然消滅してしまった形です。どちらが悪いわけでも、何か改善策があるわけでもなく、ただ諦めるしかなかったことが悔しく悲しいです。(33歳・音楽関連勤務)

「コロナだからしょうがない」と分かってはいても、やるせない気持ちは残ってしまいますよね。1日でも早く、やりたいことができる日常がもどって来ますように!

イラスト/爽あゆみ 取材・文/伊藤綾香

Feature

Magazine

最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

Pickup