【BTS】ARMYライターがまだまだ語る①「BTSのこのコンビが最高」

ARMYライター伊藤が好き勝手にBTS愛を語る本企画。嬉しいことに第3弾まで続くことができました。今回は、第1弾のときに少しだけ触れた「メンバーの掛け合わせによって起こるケミ」について、前回書ききれなかったコンビをこちらで語りたいと思います。

©︎Getty Images
©︎Getty Images

穏やかな空気が流れる一生のルームメイト「SIN」(JIN & SUGA)

得意の親父ギャグを言ったり、メンバーにちょっかいを出したり…。“窓拭き”と例えられる特徴的な笑い声でいつも楽しそうにしているJIN。そして「生まれ変わったら石になりたい」と発言するなど一人静かな空間で何かに没頭するのが好きなSUGA。そこだけを見ると全く合わなそうな2人ですが、彼らの間に流れる穏やかな空気感は、お互いにとってすごく居心地が良さそう。JINはリーダーとしての役割をRMに託しながらも、BTSの長男としてメンバーをしっかり守るという責任感がとても強い人。メンバーを盛り上げるために明るく愉快に立ち振舞うことも多いですが、「普段のキム・ソクジン(JINの本名)はBTSのJINとすごく違う」と本人も話す通り、素の姿はSUGAと共通する部分も多いのではと思うのです。
一緒に釣りを楽しむ姿もよく見られる2人。インタビューでSUGAがその理由を「(特に釣りにハマっているわけではなく)JINヒョンが喜ぶから」と言っているのを見て、何だかジーンとしてしまいました。SUGAがJINの前でだけ、ちょっと弟っぽくなるのも、ARMYにはたまりません(笑)

弟想いの優しい兄と、そんな兄が大好きな弟「VOPE」(J-HOPE & V)

いつも愛情深くメンバーに接し、マンネラインの“優しいお兄ちゃん”的存在であるJ-HOPE。そして、その優しさに素直に甘え、些細なことでもよく相談をするV。そんな仲のいい兄弟(時々、母と子)のような2人の関係性が大好き!というARMYは多いですよね。V LIVEの「TaeTae FM」にVがJ-HOPEをゲストとして招いたときや、2019年のワールドツアー・パリ公演のあと宿泊先の部屋から生配信されたモッパンを見ても、J-HOPEといるときのVはすごく柔らかな表情をしていて、彼にとってJ-HOPEが安心できる相手だということがよく伝わってきます。自他共に認める“褒められて伸びるタイプ”のVをよくストレートな表現で絶賛し、気分をアゲてくれるホビヒョン。いつもありがとうございます。そろそろ2人の曲が発表されてもいい頃じゃないですか?
※マンネライン…JIMIN、V、JUNG KOOKの年下組3人
※モッパン…飲食をしながら動画配信をすること
※TaeTae FM…動画配信アプリ「V LIVE」にてVが行なった配信のタイトル

眩しすぎてサングラスが必要「グテ」(V & JUNG KOOK)

まず、2人ともビジュが強すぎる…。インタビュー等ではお互いのことを「かっこ良すぎる」「イケメンで羨ましい」と答える2人。世界で最もハンサムな顔ランキングで毎回上位にランクインする2人が褒め合う世界線に、ARMYは大きく頷くしかありません。BTS結成当時は、思春期真っ只中の中学生だったJUNG KOOK。釜山からソウルに上京したばかりで、寮生活にもなかなか馴染めない人見知りのJUNG KOOKを、持ち前のフレンドリーさで積極的に話しかけ、構い倒して壁をぶち破いたのがVでした。最近では、年下のJUNG KOOKがVをおんぶしたり、リップクリームを塗ってあげたりと“お世話”することの方が多くなりましたが、これからも磁石のようにくっつき、子犬のようにじゃれ合う姿をARMYに見せ続けて欲しいものです。

BTSメンバーを見ていて、いつも本当にすごいなと思うのが、こんなに個性的な7人が集まっているのに、お互いの行動や価値観の違いを否定せずに、受け入れて理解しようと努めるところ。さらには、他のメンバーの苦悩や不安にまでも思いを巡らせ寄り添うところ。そんな7人だからこそ、メンバーを家族のように大切に想う今の“BTS”がつくられたのかもしれませんね。ARMYはそんな仲睦まじい7人の姿にいつも楽しまされ、癒されています。보라해!
次回は、他アーティストとのコラボ曲やミックステープ(自作曲)について語りたいと思います。

 

 

文/伊藤綾香

Feature

Magazine

最新号 202405月号

3月28日発売/
表紙モデル:山本美月

Pickup