時代的にも他人との関係性が希薄になり、自分の異常さに気づいていないやばいメンズが溢れていたりする世の中。そんな、思いがけず出会ってしまった、やばめなメンズ(=地雷男)たちにはどう対応すべきかを、“男性学”のプロ・田中俊之先生が解説します。
こんなメンズに会いました
メガネのクライアントさん「それ、前も言いましたよね」
会うと常にメガネのクライアントさん。雑談も兼ねて、「〇〇さんって、ダテメガネなんですか?」と聞くと、「違います!そう言えば、●●さん(私)から前にも聞かれたような…」と、苦笑されながら指摘されました。明らかにムッとしてたよなと、ちょっと反省しています。
どう対応すべきだったのか?田中先生のおこたえ
「そもそも、話しかけない」
「雑談も兼ねて」とあるように、むしろ話のきっかけを、気を遣って作ってあげている状況なわけです。それを理解できず、大親友や家族から同じ質問を何回もされて怒るのはわかりますが、関係が浅い人だと同じことを聞いてくることは当たり前なのに、距離がある相手から同じことを聞かれてムッとするのは、他人との距離感がちょっと変。コミュニケーション能力がないんじゃないかなと思います。
対象との距離感にもよりますが、他人が何回も同じ話をしてきてもイラつかないというのは、この人間関係が希薄な社会ではとても大事なスキルだと思います。社交辞令的に同じような質問を聞かれている面もあるわけで、僕らはもう少し寛容になってもいいですよね。
だから、この人を反面教師にしたいですよね。自分は覚えているけれど、相手は忘れているっていうのはありがちです。仕事上の人間関係や関係が薄い同士とは、同じことを聞かれてもその都度新鮮に答えたりして、表面上うまくやっていくのが大事なのでは。なるべく当たり障りのない話題を選ぶのもひとつかもしれません。
解説していただいたのは、田中俊之先生
大正大学心理社会学部准教授
田中俊之(たなか としゆき)
1975年生まれ。専門は男性学・キャリア教育論。2008年、博士号(社会学)を取得。武蔵大学・学習院大学・東京女子大学等非常勤講師、武蔵大学社会学部助教を経て、2017年より現職に。男性学の第一人者として、各メディアでも活躍。
イラスト/Nobby 取材/田村宜子 構成/菅谷文人(CLASSY.ONLINE編集室)
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