出会いを求めるアラサー女子の救世主、「マッチングアプリ」。今や「出会い系」というマイナスイメージも薄れ、カジュアルに利用する人が増えています。しかし、効率的に条件に合った相手に出会えると登録者が増える一方、ダメンズに関する被害も拡大中…。そこでアプリに潜むダメンズの特徴を徹底解剖!今回は、読者がマッチングアプリで出会った「ヤバイ男」のエピソードを4つ集めました。
ヤバイ男❶名前も職業もすべてがウソ!の既婚者
加藤真美さん 31歳・製薬
穏やかそうな写真と海外大学出身というプロフィールが気になった清水さん。事前にFacebookを交換し、詳細を確認してから会ってみることに。思った通りの穏やかな人柄に惹かれ、付き合うことになりました。しかし交際2カ月目のある日、ホテルフロントで「五十嵐さん」と呼び止められていたのが気になり、免許証をこっそりチェック。すると本名はおろか、職業・学歴まで全部嘘でした…。さらに本名でFacebookを検索したら、トップ画面には子供と妊娠中の妻の写真が!
ヤバイ男❷チャラ男が二股をかけていた相手は私の友人
水原美樹さん 30歳・アパレル
多趣味で仕事も頑張っているリア充彼・TAKUYA君。私のマニアックな趣味の会話にも応じてくれる、コミュ力が高いところが魅力的。忙しい中でも時間を作ってくれ、順調に付き合っているつもりでした。そんなある日のデート中、「急にクライアントからクレームが」と、私をおいて仕事に向かった彼。しかし後日、私の友人とデートしていたことが発覚!しかもデート相手は同じアプリにハマっていたルームメイト。悪事ってきちんとバレるようになっているんですね…。
ヤバイ男❸デキる男かと思いきやただの詐欺男だった…
宮川愛里さん 28歳・IT
青年実業家と普通のOLなんて合わないと思っていましたが、グイグイきてくれたし、メッセージをやり取りすると想像よりも気さく! 仕事の相談に真剣にのってくれて、その的確なアドバイスに尊敬の気持ちが芽生えていきました。実際に会うとすぐ結婚式場や住みたい家など、将来の話をしてくれて「やっぱりスマートな男性は違うな」とうっとり♥ 次の瞬間、「2人の将来のためにココに捺印を!」と、満面の笑みで差し出されたのは、数百万円のネットワークビジネスの契約書でした…。
ヤバイ男❹恐怖! 家の前で待ちぶせするストーカー男
中川紀子さん 33歳・看護士
一見冷たい印象でしたが〝お互いの欠点は埋め合いたい〟という彼のプロフィールに惹かれ交際を開始。しかし、ある日を境に毎晩22時に「家にいないの? 遊んでいる?」と電話がくるように。そのうち家の前で勝手に待っていたり、ケンカする度「信用してもらえる行動をして」「あの友達と会うな」など、モラハラがスタート。友達関係に支障がでたので別れることにしましたが、4スクロールくらいの長文LINEや重要箇所に下線が引かれた長いお手紙が届くなど、別れるのも一苦労でした。
「素敵な人!」と思っても、親密な関係になったとたん、思わず落とし穴があるかも…!?失敗しないよう、お相手はしっかり見極めたいものです。
イラスト/本田佳世 取材/佐藤かな子 構成/CLASSY.ONLINE
※この記事は、『CLASSY.』2017年2月号を再構成したものです。