コロナ離婚やコロナ婚という言葉が生まれた今の状況で、男性の恋愛観は果たして変わったのでしょうか?コロナのせいで恋愛がうまくいかなくなった!なんてことにならないために、実際のリアルなアラサー男子の今の気持ちを、こっそり聞いちゃいました。
「美人な彼女はデート相手向き でも日常は共にできない相手でした」
Aさん 30歳・IT会社勤務の場合
男性は渋谷区在住でIT関連企業に勤務する30歳。高校時代を海外で過ごしたこともあり「基本レディファーストだし、愛情表現もかなりストレートにするほう」と自己分析。また、一緒に過ごす時間はべったりしていても、自分の時間はしっかりと確保したいし、彼女にも恋愛面でのオンオフをつけてほしいそう。一方、彼女は保険関連企業に勤務する29歳。彼曰く「見た目はキレイ系で、一見クールっぽく見えるけど、甘え上手なタイプ」だとか。
ライター:コロナが原因で彼女との関係が悪化したそうですね?
Aさん(以下、A):自分にとってベストな相手ではないな…と思いつつもダラダラ付き合っていて。でもコロナで今までよりも一緒にいる時間が増えた途端「やっぱり無理」とはっきり感じています。
ライター:彼女のどの点に“無理”と感じたんですか?
A:月2〜3回のデートでは男を立ててくれる“いい彼女”感があったんですけど、立てるというか、うまい言葉で転がして利用しようとするあざとさを感じます。彼女にとって仕事は結婚するまでの時間潰しみたいなものなので、このままでは僕の稼ぎに100%頼られて生活されると思うとホラーですね。自分の周りはバリバリ働きたいタイプの女性が多いし、そういう女性は素敵だと思うんですけど、彼女と過ごす時間が多くなればなるほど、彼女はそれに該当しないことがよく分かって…まあ、テンション下がりましたね。
ライター:具体的にそれを感じた言動は?
A:テレビで有名人夫婦のスキャンダルを見て「結婚後も女性がバリバリ働くとうまくいかない」と言ったり「妻が財布を握らないと男はダメになる」と自論を展開したり…ことごとく考えが合わない(苦笑)。コロナで僕自身、将来への不安も感じるので、一層彼女との未来は無いかなと。家で一緒にいると、彼女が早く結婚してラクをしたいと思っていることがよく分かって、正直うんざりなんです。
ライター:なるほど。逆にこれまで彼女のどこに惹かれて付き合っていたんですか?
A:顔です。顔がタイプだったし、いい子そうと思ったんですけど浅はかでした。将来像が違いすぎる女性とは未来がないですね。デート相手には良くても、日常を共にする相手ではなかったです。彼女の年齢的にも早くケリをつけた方がいいので、揉めそうですけどそろそろ別れを切り出さないと…。
編集後記
「交際0日婚」や「スピード婚の方が新鮮さを保てる」なんて話もたまに聞きますが、今回はそれには該当しなかったよう。コロナ禍で誰もが将来に不安を抱える中、男性もできるだけリスクの少ない恋愛・結婚で“幸せの保険”のようなものが欲しいのかもしれません。そもそも、ここ数年の離婚理由で最も多いのが「価値観や性格の不一致」といいます。婚活を急ぐ、もしくは交際中の彼と結婚を考えるなら、自分を必要以上に取り繕わず、早い段階で価値観や将来プランについて話してみるのが正解かもしれません。
次回のアラサー男子はどちらに転んだのか…。更新をお待ちください!
取材/伊藤綾香
Magazine
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more