悩めるアラサーの恋のお悩みに、作家・心理カウンセラーの五百田達成さんが的確にアドバイス!
教えてくれるのはこの人
作家・心理カウンセラー 五百田達成さん
1973年生まれ。東京大学教養学部卒。角川書店、博報堂を経て独立。コミュニケーションやジェンダーをテーマに執筆・講演。最新刊『超雑談力』(ディスカヴァー21)が好評発売中。
今月のお悩み
私は今までの彼氏に浮気されたことはないと思っていますが、周囲を見ると誠実そうに見える男性も不倫や浮気をしています。この先大好きな彼ができたとき、万が一を起こさせない言動があれば知りたいです!(28歳・商社)
解答
「したら別れる」の一点張りで!
浮気については、100人いたら100通りの考え方があります。「男は浮気する生き物」「浮気は男の甲斐性」と開き直る男性はさすがに減りましたが、今度は女性たちが「してもいいけどバレないようにしてほしい」「最終的に私のところに戻ってくればいい」などと物わかりのいいことを言い始めています。
他にも「浮気されるほうにも問題がある」「浮気されないようにいつも可愛くいなければならない」などとセカンドレイプのような意見も根強くあります。ですが、そんな意見には一切耳を貸さなくていいです。
浮気をされたくないなら「浮気をしたら別れます」と最初に宣言しましょう。古風で単純かもしれませんが、これぐらいシンプルなメッセージが男には効きます。
冗談めかして言うのではなく、あくまで静かに、最初から決まっている事実のように伝えるのがポイント。「どこからが浮気?」などと聞かれてもそんなものスルーです。にっこりと「うん、だから、浮気をしたら別れるからね」と同じ言葉を繰り返して細かいことは相手に考えさせるのです。これは関係の主導権を手放さないということでもあります。譲れないルールは自分で決めましょう。「浮気したいならお友達でいましょう。それか、浮気を許してくれる彼女を探してください」という強い姿勢を最初に示せば、のちのち彼の携帯をチェックしたり、浮気を疑ってカマをかけたりという惨めなことはしないで済みます。「ポリアモリー(複数の相手とつきあう)」など、現代にはさまざまな恋愛の形があります。そんな中で1対1のステディ関係を始めるわけですから、「浮気したら私を失うことになりますよ?交渉の余地はありませんからね」とお互いの覚悟をきちんと確認してから、スタートしたいものです。
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