「キングオブコント2020」での優勝も記憶に新しいジャルジャル 。そのボケでありツッコミでもある福徳秀介さんが、「私小説」的恋愛小説を11月11日に刊行するとのことで特別インタビューをさせていただきました!1回目となる今回のテーマは、「女性のオシャレについて」。その独特かつ女性への温かな眼差しにほっこりすること間違いなし!です。
僕、女のコが服着てたらだいたい好きです
__女性のオシャレはよく見る方ですか?それとも、まったく気にならないタイプですか?
「ちゃんと見てますよ!まぁ基本的に僕は、女性が服着てたら好きなんですけども。どの服も結構好きなタイプなんですよ。
というのは、その人が選んで、鏡の前立って、っていうのを想像するだけで、きゅんきゅんするものがあるじゃないですか。それこそトップスの裾をちょっと出す感覚…なんていうか、ニットの下からTシャツの色をちょっと覗かせたり。その長さが完璧やったら、「あー、あの子ちゃんと鏡の前で見て、長さ考えて、そのはみ出る長さも考えて買ったんやろな」って思うと、良いなぁ〜と思いますね。
__そのコーディネートに至った工程にときめきを感じちゃうタイプなんですね。
そうですね。なので、どのファッションも好きだし、オシャレしててくれたら良い」。「部屋にあった服を、ラフに着こなしてる風のオシャレやなぁ!」とか。(CLASSY.を見ながら)例えばこれとかも、ニットをパンツに入れるのも、きっと迷ったやろし、前だけ入れるんか、全部入れるんか、全出しするか、きっと3パターン全部試したやろし。それを想像すると、僕はどんな服装でも好きです。
福徳さんが注目したのはこんなコーディネート
「君なりのオシャレ、忘れんといてね」
__その人らしいこだわりが見たいんですね。
そう。本人らしい工夫やこだわりは大事。だからそれが似合ってる・似合ってないとかもあまり気にしないし、「全部似合ってるな〜」ってベタに思います。彼女や奥さんに対しても、「手抜きじゃなく、オシャレはしといてくれよ」、「君なりのオシャレ、忘れんといてね」って感じですかね。それが結果、どんなんでも良いので。
__そんなふうに思っていてくれたら、女子的にもありがたいです。
やっぱりオシャレとかする理由ってなんやろって考えたら、根本にあんのは恋愛ちゃうかな?って。元をたどれば、高校生の時に遠足で、普段制服だけど急に私服で行かなあかんとき、やっぱ好きな女のコイメージして、「絶対かっこいい服装で行ったろ」ってなるし、恋愛はオシャレの基本ですよね。それを思い出して欲しいなって思いますね、「あなたがオシャレをする理由は?」って。
__福徳さん自身にもこだわりが?
「僕は短パンが好きで、よく穿くんですけど。やっぱ女性受けは決してよくない。よくないです、やっぱ11月にもなって短パン穿いてるというのは(笑)。一緒に横歩きたくないと思うやろし、でも僕は短パン好きなんで、穿くんですけど。でも、好きなもんを着ているっていう意味で、僕のことを良いって言ってくれる人がいるし、異性を気にせず好きなものを着用するっていうのは大事なことやなって思います。
INFORMATION
『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』
大学2年生の僕は、思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない日々を送っていた。日傘をさして人目を避け、青春を謳歌しているグループを妬ましく思う。友人は一人。銭湯掃除のバイトと孤独な大学生活だけの毎日。そんなある日、大教室で学生の輪を嫌うように席を立つ凜とした女子に出会って…。ピュアで繊細な「僕」が初めて深く愛した彼女への想いは実るのか。そして、僕の人生の、その先は…。
著者:福徳秀介
定価:本体 1,500円+税
四六判並製 256 頁
詳細はこちらからチェックしてみてください!
Profile
福徳秀介(ふくとく・しゅうすけ)、1983年10月5日生まれ、血液型O型。兵庫県芦屋市出身。2003年にお笑いコンビ「ジャルジャル」結成、ボケ・ツッコミ担当。YouTubeチャンネル「JARUJARU TOWER」「JARUJARU ISLAND」での活発なネタ投稿が話題。
撮影/ISAC(SIGNO) 構成/CLASSY.編集部
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