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【日本初】フィリピンBLドラマ『GameBoys』の主演2人にインタビュー|辛酸なめ子の「おうちで楽しむ」イケメン2020 vol.9

前回ご紹介した話題のフィリピンBLドラマ「GameBoys」。ドラマのプロデューサーさんのご提案により、なんと主演カップル「EliKoy」ことイライジャとココイが辛酸さんからの質問に答えてくれました! 日本初となる「GameBoys」キャストへのインタビューをお届けします!

【日本初】フィリピンBLドラマ『GameBoys』の主演2人にインタビュー|辛酸なめ子の「おうちで楽しむ」イケメン2020 vol.9

今、話題のフィリピンBLドラマ「Gameboys」。リモート動画やSNS上で展開する斬新な演出と、俳優の素晴らしい演技力、エモい音楽、ストーリーの良さなどが複合的な魅力となって、各国にファンが増えていっています。私自身、最初は「主演の2人が可愛くていいかも」くらいの軽い気持ちで見始めたら、コロナ禍での切ないリモートラブストーリーにハマって、最後のほうは涙なくしては観られませんでした。そんな熱い思いが編集部ごしにドラマの制作会社「The Idea First Company」に届き、なんと出演者の方々にメールでインタビューすることができました。今回は主演のカイロ役のイライジャ・カンラスさん(写真左)とガブリエル役のココイ・デ・サントスさんに、「Gameboys」の舞台裏についてお話を伺いました。ちなみに2人は役を離れても「EliKoy」と呼ばれ、お互い「Baby」と呼び合っているのに胸が熱くなります。現実のドラマは今も続いていて目が離せません。
以下、K=Kokoy(ココイ:ガブリール役)<写真右>、E= Elijah(イライジャ・カイロ役)<写真右>からの回答です。

写真左=カイロ役のイライジャ・カンラス/写真右=ガブリール役のココイ・デ・サントス(photo:Coutesy of  The Idea First Company)

―リモート撮影は大変でしたか?
K「 とてもチャレンジングでした。演技は相手の俳優にリアクションするものなのに、共演者を見ることができません。自分で小道具や照明をセットする方法を学んだり、僕たちにとっては初めてのことばかりでしたが、とても勉強になりました」

E「まったく新しい経験に直面しました。俳優はほとんどの場合、セットの中で甘やかされています。でも今回、自分たちの家の中で遠隔で撮影するという新しいプロセスを経験できたことは、これまでの経験の中で最もハードだったけど、やりがいがありました」

―フィリピンの若者は「Gameboys」で描かれていたように1日中ネットにつないでいるんですか?
K「 ほとんどのティーンエイジャーはほぼ24時間ネットをしているね、hahahaha」

E「パンデミックの影響で、ほとんどの人がソーシャルメディアを使って友人や家族とつながっていると思います。安全でありながらコミュニケーションをとるための唯一の方法ですから」

―通信費はかさみませんか?
K「うーん、他の国と比べてもそれほど高くないと思うよ」

E「 誰でも使えるわけではありませんが、今では本当に必需品になっていますよね」

―ふだんのご自身のネットやSNSの使い方は?
K「 友達や家族とのつながりを保つために、空いた時間にインスタやfacebookを利用しています」

E「友達や家族、さらにはファンの人たちとつながるための唯一の方法です」

―ドラマに出てくる服や靴は私物ですか?
K「 ほとんどが私服です」

E「そうですね。BENCHとご縁があってスポンサーになっていただくまでは、ほぼすべて私物ですね」
(※BENCHはフィリピンの若者に人気のカジュアルブランドで世界各国で展開)

―ドラマでは実際の家族の写真や動画が出てきて、劇中ではおばあ様やお父様が亡くなったりもしていましたが、元気で存命されているご家族はどんな反応でしたか?
K「 家族はみんなとっても協力的だったよ。(劇中で祖母が亡くなるのも)あくまでストーリーの設定だってわかっていたしね」

E: 「(劇中で亡くなる設定の)父はとても協力的でした。僕が演じるカイロの父親として亡くなる設定だと伝えると、すぐに了承してくれました」

― マスクをつけて、目だけを使って感情を表現するシーンも印象的でした。演じるのは大変でしたか?
K「難しいけど、イライジャは本当に良い俳優なので、僕は楽をさせてもらいました。本当にすべての感情を感じて、出し切ることができました」

E「正直に言うと、僕たちがすべきことは自分たちの能力を最大限に発揮して、脚本を具現化することだけでした。僕たちにはモチベーションを上げてくれる素晴らしい監督がいて、シーンを作る手助けをしてくれます。そして、今、パートナーとして一緒に働いている最高の俳優(ココイ)がいる。彼らのおかげですべてが楽にできました」

―クライマックスのキスシーンはとてもエモーショナルで感動しました。演じてみてどう感じましたか? 実際に愛情を感じましたか?
K「以前、別のインタビューの時にも言ったと思いますが、僕が演じたガブリエルと僕自身はとても似ていて2人とも遊び心があって愛情深いので、ガブを演じるのは本当にたまらない体験です。スタッフの皆さんが僕をガブリール役に選んでくれたので、とても幸運でした。演じている時、間違いなく愛情はありますね」

E「最初にあのシーンの脚本を読んだ時は感動しました。すべての設定に納得できました。そして、僕はこのキャラクターたちと『Gameboys』チーム全体に恋をしてしまいました。ガヴリールとカイロには間違いなく愛情を感じました」

―お二人は昔からの知り合いだそうですが、それぞれの良いところをホメてください。
K「イライジャはすごく頭が良い。俳優としてだけでなく、人としてもスマートなところが好きです。また、彼は物おじせずに自分の意見を言うことができるんです」

E「ココイと一緒にいると、退屈な時間はないよ。彼はいつも僕を笑顔にしてくれるんです」

―日本でも「Gameboys」は話題になっていて、最終回の13話が配信された時はSNSでも盛り上がっていました。日本のファンへメッセージを!
K「『Gameboys』を応援してくれて、ガヴリールとカイロを愛してくれて本当にありがとう。ファンのみなさんは最高です、『Gameboys』のシーズン2でまた会えることを願ってるよ」

E:「みなさんのサポートと高い評価が『Gameboys』チーム全体にとってどれだけ意味があることか、きっと想像もつかないことと思います。『Gameboys』のストーリーを受け入れてくれて、愛してくれて心の底から感謝しています」

ー日本についてご存知のことはありますか?
K「 テクノロジーは間違いないよね。みなさんの国はとても発展してます。現代的でありながら、豊かな文化を保っているところが好きです」

E「 日本は世界で最も革新的で文化的に豊かな国の一つです。日本を訪れるのが待ち遠しいです」

― 世界中のファンと同じように、私たちも続編にとても期待しています。続編はどんな展開に?
K「本当に今は何も言えないよ。僕たち自身も何が起こるかわからないし、カイロとガブリールのラブストーリーにワクワクしているところだからね」

E「『Gameboys』シーズン1のすべてのエピソードが僕にとってサプライズだったのと同じように、僕も何も知らないんです。でも、『Gameboys』や『The Idea First Company』のチーム全体を知っているので、次の作品も間違いと確信しています。僕は完全に彼らを信頼しているんです。みなさんと同じように、僕もワクワクしています」

以上が2人からの回答です。海を越えて真摯に質問にお答えいただき感無量です。2人のプロフェッショナルさが伝わり、萌えてばかりだったのが申し訳ないくらいです。原文を読むと、ココイは「you guys」というワードをよく使っていてフレンドリーで「hahaha」と感情表現の擬音を入れたりしていました。一方でイライジャは冷静で語彙が豊富で頭の良さが伝わってきて、それぞれのキャラを感じさせるお答えでした。
「Gameboys」シーズン2が始まるまで、イライジャとココイの活躍を見守っていきたいです。コロナの不安を愛情で上書きしてくれたことへの感謝をこめて……。

シーズン2が待たれる話題のフィリピン発BLドラマ

「GameBoys」
コロナ禍により厳しいロックダウン政策が実行されたフィリピン。ゲームのオンライン配信で知り合ったカイロとガブリールの〝会いたいのに会えない〟という萌え要素に加え、俳優それぞれが自宅からリモートで撮影し、SNSを通じてやり取りするというリアルな設定が世界中で共感を集めている新感覚BLドラマ。9月13日に最終回が配信され、フィリピンはもちろん日本でも話題に。第2シーズンも製作中。

辛酸なめ子
イケメンや海外セレブから政治ネタ、スピリチュアル系まで、幅広いジャンルについてのユニークな批評とイラストが支持を集め、著書も多数。近著は『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)、『辛酸なめ子の世界恋愛文学全集』(祥伝社文庫)など。

撮影/村山元一(SIGINO)<辛酸さん> 構成/CLASSY.編集部

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