「ロングネックレスのDIYは意外と簡単!」ファッション編集Nの気になるもの#4

以前からアクセをDIYするのが趣味でしたが、ここ10年ほどは買う専門で、ほとんど手をつけていませんでした。「そういえば…」と♯ステイホーム 期間にかつての道具を引っ張り出し、再び何か作ってみようと思い立ちました!遡れば小学生時代、ビーズを編んでミサンガのようなものを作ったりしていた頃から早、四半世紀…(涙)。簡単にできるので気分転換にぜひどうぞ!

今回、作るのは気持ち長めの淡水

今回、作るのは気持ち長めの淡水パール付きロングネックレスです。

1.基本の道具はこちら

簡単ではありますが、それなりの

簡単ではありますが、それなりの完成度を目指すならやはりお道具は必須。
右から、ワイヤーを丸めるのに使う丸ヤットコ、ワイヤーを切るのに使うニッパー、ワイヤーを抑えたり金具を掴むのに使用する平ヤットコ(平ヤットコは2本あるとさらに便利)。初心者さん向けに基本の道具がセットになっているものもあったり、100円ショップなどで手軽に手に入ったりするので、揃えておくとちょっとした修理なんかもできて役立ちます。

2.パールのチャームを作ります

今回選んだのは、「ケシ」と呼ばれるシェイプの平べったい淡水パール。コインのような形で、上部に穴が貫通しています。これに、10cmほどの長さにカットしたワイヤー(私はアーティスティックワイヤーという商品の太さ#26・ゴールド色を使用)を通します。パールの上部に、ネックレスのチェーンに通せる輪っかを作っていきます。

動画のHow Toを簡単に説明するとこうなります。
①パールに通したワイヤーの両サイドを、上部に向かって折り曲げる。
②ワイヤーを2本まとめてひと捻りする。
③長い方のワイヤーを、丸ヤットコで丸める。
④残しておいた短い方のワイヤーと一緒に、③のワイヤーを平ヤットコで輪の根元に巻きつける(2〜3回)
⑤パールを傷つけないように余分なワイヤーをカット。飛び出しているぶんは平ヤットコで抑えればチャームの完成!
今回はチェーンに通して使用したいので、輪っかの向きをパールに対して垂直に曲げて仕上げました。輪っかを大きめに作れば、お手持ちのネックレスにこのまま通せるかもしれません。

3.次にネックレスを作ります!

今回は、アジャスター部分のデザインにひと工夫したかったので、ネックレスも自作しました。選んだのは、最近気になる「スネークチェーン 1mm幅」。金メッキのものですが、キラキラとしなってなかなかキレイ。材料屋さんで1mあたり500円でした。ただし、スネークチェーンは小豆チェーンなどと違いカニカンなどのエンドパーツがそのままつけられないので、スネークチェーンの幅に合わせたサイズの「カシメ」と呼ばれるパーツが必要になります。カシメとカニカンなどがセットになっているものを購入してしまうのが簡単です。ただ、デザイン変更や失敗に備え「カシメ」には予備があった方がいいので、「カシメ」だけも購入しておくことをお勧めします(1袋60円で買えました)。

こちらがスネークチェーン。エン

こちらがスネークチェーン。エンドパーツセットは¥80でした(ただしカシメは2個しか入っていないので注意)。1つだけ作りたいときはセットを買えば安上がり。

動画の内容を簡単に説明すると、
①カシメの隙間にスネークチェーンを挟む。
②まず片方を平ヤットコで軽く倒す。
③半分くらい固定できたら、もう片方をしっかり倒す。
④両サイドを挟んで、固く、まっすぐになるように閉める。

4.ネックレスを仕上げます

今回は、背中にチェーンが垂れるデザインにしたので、留め具にはカニカンと大きめの丸カンを使用しました。最初に作ったパールのペンダントチャームをネックレスに通したら、ネックレスチェーンの片方に、アジャスターチェーンを丸カン(動画冒頭の円状の金具のことです)で繋ぎます。もう片方にはカニカンを繋ぎますが、これにはエンドパーツセットに入っていたCカンを使用しました。

5.完成形はこんな感じ!

いかがでしたか?「作る」楽しみと「身につける」楽しみが味わえるアクセサリーのDIY。材料屋さん(今回はほぼ貴和製作所さんで調達しました)に行って、パーツを選ぶだけでもワクワクしますよ。ぜひ気軽にトライしてみてくださいね!

構成/CLASSY.編集部

ファッション編集N

「手抜きでもオシャレっぽく」がモットーのファッション担当編集。パールや天然石のショップに行くと、『一生見てられるな…』と時間の経つのを忘れてしまいます。

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表紙モデル:山本美月

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