アラサーがチェックすべき珠玉のブランドバッグ3選2020 Vol.3【サンローラン、ロエベ、セリーヌ】

持つだけで気分が上がって、毎日のオシャレを大人っぽく見せてくれるブランドバッグは、私たちにとって欠かせない存在。今クラッシィ世代におすすめしたい憧れのバッグを厳選して紹介します!

●サンローランのBECKY

〝エレガント〟と〝カッコいい〟。 この二つを併せ持ったブランドはサンローランだけ

ほしいものがたくさんあって、い

ほしいものがたくさんあって、いろんなオシャレに手を出している私たち。
でも、このサンローランのBECKYを目にした瞬間、引き戻されるような感覚に襲われる。
エレガントな佇まいと、美しいくらいのカッコよさ。そうだ、私はこういう人になりたかった。
触れるたび心がときめく柔らかなラムレザーに、シングルでもダブルでも持てる便利なチェーン、そして中央には
〝カサンドラ〟と呼ばれ親しまれている〝YSL〟のロゴ。1961年のハウス創設時から続くこのシグニチャーは、
グラフィックデザイナーのアドルフ・ムーロン・カサンドラとムッシュ イヴ・サンローランによって作られたことに由来。
まるでひとつの文字のように見える3つのアルファベット――その完璧なバランスは、
このブランドのスタイルを体現しているかのよう。手にした人もきっと、そのムードを感じられるはず。

〈上から時計回りに〉チェーンウォレット赤「BECKY」〈H14.5×W22.5×D5〉¥195,000、コンパクトウォレット〈H11×W12×D2〉¥65,000、iPhoneケース黒〈H14.5×W8×D1.5〉¥42,000、チェーンウォレット緑「BECKY」〈H14.5×W22.5×D5〉¥195,000、iPhoneケース赤〈H14.5×W8×D1.5〉¥42,000、キーケース〈H7×W10×D2〉¥40,000、バッグ「BECKY」〈H20×W27×D10.5〉¥265,000、コインケース〈H7×W11×D2〉¥55,000(すべてサンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)

※CLASSY.2019年12月号掲載

●ロエベのGATE TOP HANDLE MINI BAG

ブランドに共感して選ぶということ。 アートピースのようなバッグを日常に

2018年春夏に初登場し、ロエ

2018年春夏に初登場し、ロエベの新アイコンとなった「ゲート」。
フロントで結ばれたリボンや、サイドにあしらわれたメタルピンが特徴の
カジュアルにもキレイめにも合う、まさにクラッシィ世代の日常にぴったりのデザインです。
デビューしたときはハーフムーン型のショルダータイプでしたが、その後進化を続け生まれたのが
このトップハンドルタイプ。そして今回、新たにミニサイズが登場しました。
文化財団を持つロエベは、アートやクラフトをはじめとした各部門の伝統を保護する活動にも
積極的なブランド。ロエベのアイテムはひとつひとつが作品のように美しい佇まい。
アートを目にした瞬間のように、私たちを新鮮な気持ちにしてくれる̶̶
こんなバッグがそばにあれば、きっと毎日が豊かなものになるはず。

2019年11月16日には銀座に「CASA LOEWE Tokyo」をオープンしたばかり。クリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンによって選ばれた芸術作品や工芸品がちりばめられ、まるでコレクターの家にいるかのような雰囲気に包まれます。ラグジュアリー、親密感、そして文化を感じられる空間〝CASA〟( 想像上の家)へ、ぜひ足を運んで。バッグ「ゲート トップハンドル ミニ」〈H18×W25.2×D10〉¥268,000(ロエベ/ロエベ ジャパン カスタマーサービス)

※CLASSY.2020年1月号掲載

●セリーヌのMAILLON TRIOMPHE

決して大袈裟じゃなく、手にするだけで気分が高揚する。 やっぱり私たちにとって、セリーヌは特別な存在

世界中が驚いた、エディ・スリマ

世界中が驚いた、エディ・スリマンのクリエイティブ・ディレクター就任からもうすぐ2年──
彼が作り出すセリーヌは、私たちの〝セリーヌ愛〟を変わらず掴み続け、「次はどうなる?」と常にワクワクさせてくれる。
この「トリオンフ」(フランス語で〝勝利〟の意)は、パリの凱旋門を囲むチェーンから着想を得たセリーヌの伝統的なデザイン。
アーカイヴから、エディ・スリマンが再解釈したものだそう。ヴィンテージライクなムードを持ちながら、
究極にシンプル、そしてエレガンスも。その調和が取れたムードは、まさに理想的と言えます。
こんなに毎日のオシャレに寄り添ってくれるのに、そこにはいつだって〝高揚〟がある。
身に着けていれば、理想の大人の女性に近づける気がして──
私たちは今日も、セリーヌのバッグと一緒にいるのかもしれません。

チェーンの輪と〝トリオンフ〟のモチーフを合体させた、新しいクロージャーを採用したモデルがこちら。チェーンの長さはトレンドのやや短めです。ブラックの他、大人っぽいピンクが可愛いアンティークローズも。バッグ「マイヨン トリオンフ シャイニーカーフスキン ミディアム」〈H16×W23×D6.5〉¥320,000(セリーヌ バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパン)

※CLASSY.2020年2月号掲載

撮影/坂田幸一(サンローラン、ロエベ分)、五十嵐 洋(セリーヌ分) スタイリング/三好 彩

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最新号 202501月号

11月28日発売/
表紙モデル:堀田茜

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