寒さ対策でつい重ねがちな冬こそ、“着膨れしないオシャレ”がカギ。今回は、Iラインやレイヤードテクを上手に取り入れた「冬の着痩せコーデ」をピックアップ。重ねても軽やかに見える大人のスタイルをお届けします。
防寒もオシャレも両立♡すっきりキマる冬コーデ
黒タイト×ブルーシャツにカーデを重ねて、縦ラインを強調
パリッとしたブルーシャツと黒のタイトスカートでつくるIラインシルエットは、全身をすっきり引き締めて見せる鉄板コンビ。そこにカーディガンを重ねることで、ほどよく力の抜けたムードと奥行きが生まれます。ローファーとメガネを添えれば、知的で今っぽい通勤スタイルが完成。
ジレの直線とサテンの落ち感で、重ねてもスマートに整う
上半身にグレーのタートル×ジレを重ねて縦ラインをメイク。光沢のあるサテンスカートが下半身に落ち感をつくり、重ねてももたつき感ゼロ。 直線的なジレと柔らかな素材のコントラストが全体をシャープに見せ、冬のレイヤードを軽やかに導きます。
ダークトーン×リブスカートで、ゆるトップスもシャープに整う
ネイビーのスウェットにブルーシャツを重ねたレイヤードは、ゆるっとしているのにキレイめに仕上がる優秀バランス。ダークトーンの配色が全身を引き締め、リブスカートの縦ラインが細見えを後押し。カジュアルなスニーカー合わせでも、洗練された大人の着こなしにキマります。
立体デニム×短丈カーデなら脚長効果も倍増!
脚の形をまるっと包み込むバレルデニムは、実は着痩せにも頼れる存在。トップスイン×ショート丈のカーデで腰位置を高く見せれば、重心が上がってスタイルアップが叶います。白ブーツで抜けを添えて、重たくなりがちな冬の装いを軽快に。
もこもこダウンには思い切ってスキニー合わせが吉
ボリュームのあるショートダウンは、コンパクトな黒スキニーを合わせてメリハリをつけるのが正解。脚のラインを引き締める黒パンツのおかげで、ダウンのふくらみが逆に華奢見えを後押しします。厚底ブーツで重心を上げれば、スタイルアップ効果も抜群。
黒×華奢ストラップのワンピなら、レイヤードしてもすっきり!
黒のキャミワンピは、縦に落ちるIラインシルエットで全身をすらっと見せてくれる一枚。インナーにグレーのカットソーを仕込めば、立体感が生まれて着膨れ知らず。華奢ストラップと軽やかな素材感が、冬の重さを払拭してくれます。仕上げにブルーバッグで品のよさをプラスして大人っぽく。
着膨れが気になる冬は、シルエットや配色で“すらっと見せ”を意識したいところ。縦ラインを生かしたレイヤードや、引き締め効果のあるダークトーンを味方につければ、防寒しながらも軽やかなスタイルが完成します。自分らしいバランスを見つけて、冬のオシャレを心地よく楽しもう!
※本記事は過去の「CLASSY.」「CLASSY.ONLINE」記事を再編集したものです。完売の可能性がありますのでご了承ください。
文/小林 愛 編集/永吉徳子
Magazine