ジャケパンやスーツのインナーといえば、シンプルなカットソーやシャツを思い浮かべがちですが、この秋冬はインナーをちょっと冒険してみるのがトレンドのよう。そこで、ジレやビスチェやジャカードトップスなど、華やかなインナーとジャケットの組み合わせをご紹介。仕事服をもっと新鮮に楽しめそうです。
上半身を3点グレーで揃えて先輩風オシャレ
撮影/遠藤優貴
ジャケット、ジレ、ニット、上半身を全てグレーで統一したら、新鮮な掛け合わせも真面目顔に。タートルニットにジャケットだけでも十分ですが、ビスチェが入ると一層今年らしく、パッと目を引く通勤着となります。シゴデキな先輩風の余裕が感じられるのも魅力。ジャケット、ビスチェ、パンツ、ニットCIS、バッグはマルコ ビアンキーニ、靴はファビオ ルスコーニのもの。
ジャケット+ビスチェでジャケパンコーデが今年顔
撮影/鏑木 穣〈SHIGNO〉
ジャケットの中にビスチェというのも今年らしい合わせ。ジャケットとビスチェが同素材ならよりきちんと見えするので、堅めの仕事シーンにも◎。ベーシックカラー同士や同色なら、セットでなくても問題なく合わせられます。ジャケット、ビスチェ、パンツはCIS、スニーカーはモエア、バッグはヴァジックのもの。
ジャケットの下にジレを挟んでマニッシュに
撮影/鏑木 穣〈SHIGNO〉
スカートスタイルながら、ジャケットとジレのスリーピースでマニッシュな雰囲気。きちんと見えて特別感たっぷりの装いです。セットでなくても、ジャケットの中にジレを挟むテクニックは応用できそう。ジャケット、ジレ、スカートはオリヒカ、バッグはボナベンチュラ、ブーツはツル バイ マリコ オイカワのもの。
華やか素材のカットソーでアクセントを
撮影/鏑木 穣〈SHIGNO〉
フリンジジャガード素材のトップスで、ジャケパンスタイルが華やか。ふわふわした素材で季節感が出るのも素敵です。フェザートップスやラメニットなどを入れるのもおすすめです。ジャケットとパンツとトップスはインディヴィ、バッグはヴァジックのもの。
ハンサムでフェミニンな秋の白コーデ
撮影/鏑木 穣〈SHIGNO〉
華やか &モードなアシンメトリーデザインのトップスをイン。インナーとパンツは白、ジャケットの色や靴で季節感を出し、明るい秋コーデとなっています。トップス、ジャケット、パンツ、バッグはユナイテッドトウキョウ、靴はダニエラアンドジェマのもの。
デニムシャツをインしてカジュアルに盛る
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉
インナーのシャツをデニムシャツにして、カジュアルに盛るという方法も。ジャケットとパンツをネイビーにするとデニムシャツが目立ちすぎることもなく、ほんの僅かな遊び心に。デニムの色は濃いめがキレイ見えしやすいです。ジャケットとパンツはオペラスポーツ、デニムシャツはフランクアンドアイリーン、靴はジーエイチバス、バッグはへリューのもの。
ボウタイブラウスはニットを重ねて更新感
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉
ビッグボウタイブラウスにニットを重ねてジャケットをオン。ニットを重ねることでブラウスの甘さが緩和され、また、ブラウスをアウトしたままでも好バランスになります。ジョガーパンツを合わせてハンサムな着こなしながら、会食などにも似合う華やかさも。ジャケットはプラステ、シャツはロペ ピクニック、ニットはデ・プレ、パンツはル フィル、バッグはボナベンチュラ、靴はダニエラ&ジェマのもの。
チェック柄ジャケットとカラーニットでトラッド風
撮影/遠藤優貴
思い切ってカラータートルをイン。トレンドのブラウンチェックのジャケットは赤と相性が良く、鮮度高めのトラッドスタイルに。写真のパンツはデニムを合わせていますが、黒パンツやネイビーパンツでももちろん◎。オンにもオフにも似合うコーディネートです。ジャケットはハウント、ニットとカーディガンはノーリーズ、パンツはレッドカード、バッグはテラのもの。
仕事服だからといって真面目になりすぎる必要はなし。せっかくならワクワクするような要素を取り入れて、華やかでトレンド感のある通勤コーデを楽しんでみてはいかがでしょう?
構成・文/井上さや
*掲載中の情報は過去誌面をもとに再構成したものです。商品は販売終了している場合があります。
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