清楚で上品な印象を与える白コーデは、大人女性にとって取り入れたいスタイルの一つ。ちょっとしたコツを押さえるだけで、白コーデは洗練された大人の魅力を引き出してくれます。今回は、おしゃれに見える白コーデのポイントと、季節×シーン別のおすすめコーデ21選をご紹介します。
大人の白コーデ!おしゃれに着こなすコツ
白コーデを成功させるには、いくつかのポイントを意識することが大切。単調になりがちな白を使って、立体感のあるスタイリングを作るテクニックをマスターしましょう。
同じ色でも印象が変わる!色味や素材、デザインにこだわって
一口に白と言っても、さまざまなニュアンスがあります。オフホワイトやアイボリーなど、絶妙な色味の違いを活用すると◎。素材感の違いも重要。異なる質感を組合わせることで、視覚的な変化と奥行きが出てきます。また、存在感大のボアカーディガンやケーブルニットなど、デザインで差をつけてバランスを取ると、上下白でもメリハリがうまれます。
差し色でバランスの締まりや季節感をプラス
白コーデの引き締めに効果的なのが、差し色使い。締め色のバッグやシューズで全体のバランスを取ったり、季節感のあるカラーをどこかに取り入れたりすることで、メリハリのある着こなしに仕上がります。アクセサリーも華やかさを添えてくれるので、上手に取り入れましょう。
シックなアイテムやメンズライクな雰囲気で大人カッコよく仕上げる
“着崩し”がポイント!トップスはロールアップやウエストアウトで抜け感を
白コーデには、適度な“着崩し”が必要。袖をロールアップしたり、シャツをウエストアウトしたりすることで、ほどよい抜け感がうまれ、親しみやすい印象に仕上がります。さりげない着崩しをマスターして、こなれた白コーデを楽しみましょう。
【季節×シーン別】白コーデおすすめ21選
【冬】の白コーデ
@デート
甘さもきちんと感も。大人のための白コーデ
レースディテールが目を引く白トップスを主役にした、甘さと上品さが共存するデートコーデ。繊細なレースが華やぎを添えつつ、きちんと感のあるタックパンツが大人の余裕を演出します。ニュアンスカラーのバッグを手元に合わせれば、冬の白コーデに奥行きが生まれ、洗練された印象に。
@オフィス
品格のあるきれいめ白ワンピは黒で引き締める
@オフィス
スニーカーを取り入れてちょうどよくカジュアルダウン
上品さとラフさをミックスした、普段にも通勤にもちょうどいいコーデ。パンプスなどのきれいめのシューズではなく、カジュアルなスニーカーを選ぶのがポイントです。白以外は黒やネイビーを使って、全体的に上品な配色を心がけて。
@女子会
異素材レイヤードで魅せる洗練ホワイト
ふわっとした短丈ニットを、ハリ感のある白シャツに重ねて。異なる質感の白をレイヤードすることで、のっぺり見えず、奥行きのあるスタイルが完成します。さらに表情のあるワイドパンツを合わせて、リラクシーなムードもひとさじ。シンプルな配色でも、素材の違いやシルエットの妙で大人の余裕漂うコーディネートになります。
@女子会
黒を効かせて秋の白パンツコーデをスマートに更新
Iラインを強調するロング丈のパンツには、引き締め効果抜群の黒ベルトを合わせて、スタイルアップを狙って。黒小物をプラスすることで、白の膨張感をスマートに解消します。ほどよくモードな抜け感が漂う、大人のホワイトコーデに仕上がります。
@ショッピング
異素材の白を重ねてつくる、大人のこなれワントーン
パリッとした白のブルゾンに、艶めくスカートとソフトなフーディを合わせたワントーンコーデ。質感の異なる白を重ねることで自然な立体感が生まれ、こなれた雰囲気に仕上がります。足元はブラウンのスニーカーでアクセントを加えて、冬の白コーデをぐっと今っぽく。
@パーティ
ワンカラーなのに絵になる“立体白ワンピ”
ボディラインにそっと寄り添う独特のシルエットが魅力の白ワンピ。ワンカラーでもさみしく見えないのは、角度によって表情が変わる、ほどよい立体感があるから。手元に花柄のビーズバッグを添えれば、コーデ全体にリズムが生まれ、冬のパーティシーンにちょうどいい華やぎが加わります。
【春】の白コーデ
@デート
レースが主役でも甘すぎない!大人の白コーデ
繊細なレース編みのニットに、透け感のあるスカートを合わせた白コーデ。甘さのあるレースも、ロング丈×Iラインの白スカートを合わせることでエレガントな印象に。足元は黒のサンダルで引き締めて、シンプルな中にほどよいメリハリをプラス。
@オフィス
オールホワイトは“濃色小物”でキリッと大人見え
構築的なシルエットで着るだけで絵になる白シャツは、クリーンで知的な印象を与えてオフィスでも好感度抜群。シャツの立体感を引き立てるように、ボトムスはすっきりとしたIラインスカートで上品にまとめて。仕上げに濃いめカラーの小物を添えれば、オールホワイトでもぼやけず、凛とした大人バランスが完成します。
@女子会
きれいめ白に“シャカシャカ”ブルゾンを羽織って鮮度UP
オールホワイトにスポーティ要素をひとさじ効かせて、感度の高さをさりげなくアピール。きれいめな白ワンピにシャカシャカ素材のブルゾンを重ねるだけで、抜け感が生まれ一気に今っぽいムードに仕上がります。手元にビビッドカラーの巾着バッグを添えれば、潔い白コーデがさらにフレッシュに!
@ショッピング
パステルカラーを加えて気分から明るく
春に白コーデを楽しむなら、パステルカラーを差し色にして季節感を足すのもおすすめ。パステルグリーンのきれい色バッグなら、雨の日の外出でも気分をふわっと明るくしてくれます。傘もバッグと色を合わせれば、ぐっと統一感が増して、雨の日の白コーデが一段とおしゃれに。
【夏】の白コーデ
@デート
白のワントーンで叶える自分らしい大人のスカートスタイル
ポロニットは、スポーティなムードときれいめ感を両立できる万能アイテム。ボタンを留めれば、きちんと感のある新鮮な表情に。ふんわりと広がるボリュームスカートを合わせて、軽やかさと女性らしさを演出。シンプルな配色だからこそシルエットの美しさが際立つ、今っぽさ満点のスタイルに仕上がります。
@オフィス
白×黒のメリハリで夏の通勤をスタイリッシュに
夏のオールホワイトを知的に見せるなら、細ベルトやローファーで黒をさりげなく効かせるのが正解。ジャケットを羽織らないワンツーコーデでも、キリッとした黒小物がきちんと感を底上げしてくれます。爽やかさはそのままに、外回りの日も軽やかに見せてくれる大人の通勤コーデです。
@オフィス
小物の効かせ方次第でぐっとレディに!
@オフィス
ブラウン小物で上品に深みづけ
立体的なドレープネックが印象的な白ブラウスは、シンプルながらも顔まわりを華やかに見せてくれる優秀アイテム。落ち感のあるワイドパンツを合わせれば、大人の余裕を感じられる知的な通勤スタイルにまとまります。バッグとベルトは、黒ほど強くならず、ベージュよりもきちんと映えるブラウンを選んで、白のワントーンにほどよい深みをプラス。
@女子会
映えバッグを加えて白コーデを女子会仕様に更新!
上下白の潔いシンプルコーデに、ぱっと目を引くターコイズブルーのかごバッグを投入すれば、洒落感がぐっと高まり気分まで明るくなりそう。手元にはインパクト大のバングルを添えて、白コーデを女子会仕様の華やぎモードへシフト。写真を撮り合う女子会の日こそ、白×カラフル小物で“盛れる”おしゃれを楽しんで。
@旅行
“ラクしてきれい”が叶う白スラックス
楽ちんなワイドパンツも、白のスラックスを選べばクリーンな印象のおかげで手抜き感なく上品さをキープ。上半身はコンパクトなピタトップスを合わせて、メリハリのあるシルエットに。仕上げにビーサンとサングラスを合わせて旅気分を高めて。
【秋】の白コーデ
@女子会
特別な日を盛り上げる、ドラマチックな白ドレス
ティアードの揺れ感とシフォンの透けが重なり合う白ドレスは、まとうだけで高揚感を与えてくれる一着。動くたびに表情豊かに映えて、ドラマチックなムードを引き寄せます。胸元には、甘さの中に大人のタフさを添える存在感のあるネックレスを。
@オフィス
ニットポロで季節感と快適さを両立
夏の暑さが残る初秋のオフィスには、白のニットポロと白パンツでつくるクリーンなワントーンが好印象。ほどよく体のラインを拾うニットが女性らしさを添えてくれるから、白デニムのカジュアル感もきちんと上品にシフトします。黒のベルトとバッグでキレよく引き締めれば、働く日の白コーデがぐっとスタイリッシュに。
@オフィス
“重ねるだけでこなれる”アンサンブルニット
タンクトップ×カーディガンのアンサンブルニットは、重ねるだけで自然な奥行きが生まれ、簡単なのに上品見えが叶う優秀コンビ。とろみのあるワイドパンツを合わせれば、きちんと感と親しみやすさのバランスがとれた理想の通勤コーデに仕上がります。手元には、大人のこなれ感を演出する、ジオメトリック柄のトートがぴったり。
@女子会
ゴールドのきらめきで華やぎをプラス
短丈ジレにロンTを重ねた爽やかな白レイヤードは、シンプルなのに今っぽさが際立つ絶妙なバランス感。ゴールドボタンがきらりと光り、ワントーンの中にさりげない華やぎを添えてくれる点も◎。足元はベージュ、バッグはブラウンで柔らかくまとめれば、女子会にちょうどいいリュクスな白コーデが完成。
白コーデのコツを押さえてワンランク上の着こなしを
白コーデは、一見シンプルに見えて実は奥が深いスタイリング。素材感やトーンの違い、小物使いなど、ちょっとしたポイントを意識するだけで、大人の魅力を引き出すことができます。白の魅力を最大限に活かして、ワンランク上のおしゃれを楽しみましょう!
※本記事は過去掲載記事を元に再編成したものです。掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品の販売が終了している場合がございます。また、各商品のリンク先の価格は掲載当時のものです。
文/酒井歩乃加 再編集/藤本千也乃
Magazine