【節目買い時計カタログ】CLASSY.モデルたちの投資したい1本って?
理想の自分になるにはまだ時間が必要、でも将来を思い描いて“こうありたい„を時計に託すのもいい。今回は私たちと同世代のCLASSY.モデルズの前を向く所信表明を、個性に似合う時計と一緒に発表します!
【山本美月×Cartier】
クラシックさはそのままに、2023年、力強い曲線を描くフォルムにアップデートされた「タンク アメリカン」。地に足がついた誠実なイメージを与えるメゾンのアイコンは、表現者としても母としても、自分らしく着実に進化し続ける美月ちゃんにお似合い。時計「タンク アメリカン ウォッチ」〈PG×アリゲーターストラップ、ケース28×15.2mm、クォーツ〉¥1,227,600左手リング「ジュスト アンクル」〈YG×D〉¥440,000右手リング「LOVE」〈YG〉¥196,900(すべてカルティエ/カルティエ カスタマー サービスセンター)トップス¥23,000(シーニュ)
『肩肘張っていた20代を経てありのままの私でいいと思えるようになってきた』
俳優のお仕事を本格的に再開した2024年。久々の撮影現場ではブランクを感じつつも、役や作品に対する自分の姿勢を再確認した1年でした。型にはまらず、自由度が上がったのも、2024年感じた変化。以前は、「主演はこうあるべき」とか「みんなが思う自分にならなきゃ」って、囚われていた部分もありました。弱みを隠していたし、人に頼ることも苦手で、芝居の現場ではクールぶってたと思う(笑)。でも結婚したあたりから、ありのままでって肩の力が抜けてきて、人を頼れるようにもなった。今は自分をガチガチに追い込むことなく、芝居に向き合えています。来年は、仕事と育児を両立して、自分の時間の使い方を明確にしていきたい。出産してからは子どものことで一杯一杯で、自分に目を向けられず、好きなものがなくなっていくような気がしていたけれど、徐々にやりたいことや欲しいものが見えてきました。カルティエの時計もそのひとつ。時代や流行に淘汰されないクラシカルな時計は、改めて自分の“好き”を教えてくれた存在。そんなきっかけをくれた時計と一緒に、仕事も育児も趣味も自分らしく楽しんで、心豊かな生き方を確立したいです。
山本美月
1991年生まれ。福岡県出身。モデル、俳優として幅広く活躍。2020年に結婚、2023年に第一子を出産。待機作に、映画『聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメンVS悪魔軍団〜』(12月20日公開)がある。
【藤井夏恋×BVLGARI】
18YGとブラックのコントラストがエレガントでゴージャスなタイムピース。自分の好きを貫く強さを持つ夏恋ちゃんのカッコよさをさらに引き立てる存在。時計「ブルガリ・ブルガリ」〈YG×オパラインダイアル×アリゲーターストラップ、ケース26mm、クォーツ〉¥1,276,000リング「ビー・ゼロワン」〈PG×ブラックマットセラミック〉¥314,600(ともにブルガリ/ブルガリ・ジャパン)ジャケット¥41,800(セテンス)ニット¥9,900(ノーク)パンツ¥29,700(ウォードブルー/ヤマツゥ)
『黒が好き、辛口ラグジュアリーが好き。私らしさをこれからもっと追求したい』
20代後半になり、仕事も大事にしつつ、プライベートも充実させたい気持ちが高まっています。インテリアにこだわったり、憧れの車を手に入れたり、料理や器にもハマったり……。そんな自分のライフスタイルが仕事と繋がった1年でもありました。ライフステージが変わっても仕事はずっと続けるのが目標。なりたいのは、自分の好きをブレずに発信し続けられる、芯のあるカッコいい人。今回着用したブルガリの時計は、まさに凛とした強さを持った女性のイメージ。ブラックフェイスも私好みでした。自分のスタイルに溶け込んで長く愛せる――。そんな名品ウォッチをパートナーに自分なりの理想を叶えていきたいです。
藤井夏恋
1996年生まれ。大阪府出身。モデル、俳優活動と並行して、「NEROLI」、「NEROLI LABO」のディレクションも手掛ける。インテリアや旅、器などのライフスタイルも注目の的。
【藤井サチ×DIOR】
イタリア・ルネサンスから伝わるメタルワークの技法でデザインされたブレスレットは、しなやかで優美な煌めき。その上品かつ繊細さは、華やかで思慮深いサチちゃんのムードにぴったり。時計「ラ デ ドゥ ディオール」〈SS×D×マザーオブパール、ケース25mm、クォーツ〉¥637,000〈ディオール タイムピーシズ〉リング左手「ボワ ドゥ ローズ」〈WG〉¥220,000リング右手「ボワ ドゥ ローズ」〈WG×D〉¥430,000〈ともにディオール ファイン ジュエリー〉(すべてクリスチャン ディオール)コンビネゾン¥41,800(セテンス)
『2025年も学ぶ姿勢を忘れずに社会派モデルを目指していきたい』
コメンテーターを始めて2年目の今年。正直去年は、余裕がなくてパンク状態でしたが、1年の時を経て、培ってきた経験や知識が活かせるようになってきました。社会に対する自分の考えも明確になりつつあります。報道番組に携わる前は、「モデルが政治的な発言をすることで、周りにどう思われるんだろう」と気になっていました。けれどジャーナリストの母の影響もあり、世の中の役に立てるかもしれないと挑戦を決意。今では、自分の意見を持っていいし、伝えていい。そんなふうに自信がついてきました。自分の言葉には責任を持ちたいし、世の中の出来事に誠実に向き合いたいから、報道の仕事の比重は大きくなっています。そのぶん、限られたプライベートの時間がより大切になり、最近は無理をすることをやめました。その環境にいる自分が好きかどうかを基準に、生き方も人間関係も見直したのも変化のひとつ。来年も「足るを知る」を信条に、与えられているご縁や求められていることに応えていきたい。学びを深めつつ、社会派モデルを目指したいと思っています。
藤井サチ
1997年生まれ。東京都出身。モデル、コメンテーターとして活躍。現在はTOKYO MX「おはリナ!」(隔週金曜日)、ABCテレビ「newsおかえり」(月に一度の月曜レギュラー)、Interfm「OCEAN BLINDNESS」に出演。
【山崎紘菜×LOUIS VUITTON】
カジュアルからフォーマルまであらゆるシーンに対応するハイエンドなスポーツウォッチ。海外作品も視野に入れて、英語レッスンや体づくり、食生活の見直しなど、行動力と実行力を持って取り組んでいる紘菜ちゃんのアクティブなスタイルにフィット。時計「タンブール ストリート ダイバー パシフィックホワイト」〈SS×ラバーストラップ、ケース39.5mm、クォーツ〉¥964,700(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)ストール¥16,000ニット¥20,000グローブ¥9,000(バナナ・リパブリック)パンツ¥27,500(ウォードブルー/ヤマツゥ)
『目指すべき道がわかってきたから、先を見る余裕も出てきた』
2024年は30歳という節目を迎え、これまで以上に自分と対話した年でした。仕事への向き合い方やこの先のキャリアを考える中で、生活習慣もチョイスするものも変わってきました。20代はがむしゃらで、休むことに抵抗があったし、自分を追い込んで突っ走るという仕事のスタンスでした。でも30歳を前に体調を崩したこともあり、自分を労る大切さを痛感。今年は、仕事とプライベートのバランスを考えたり、体づくりやメンタルヘルスを学んだり、いい意味で立ち止まれたと思っています。目の前の仕事ばかりに目を向けがちでしたが、目指すべき道がわかってきたことで、先を見る余裕も出てきました。2025年の目標は3つ。「CLASSY.の表紙を務めること」「来年も主役を演じる」「声優にチャレンジすること」。自分自身の成長を感じられる瞬間が喜びに繋がるから、現状に満足することなく、スキルを上げて結果を出したい。そして、ルイ・ヴィトンのようにラグジュアリーな時計も自信を持って身につけられる大人になるのも理想。学びや経験に投資して人間力を高め、周りから憧れられるような存在に成長したいです。
山崎紘菜
1994年生まれ。千葉県出身。第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞。2012年に俳優デビュー。現在は、テレビ朝日「私たちが恋する理由」(毎週土曜23:00〜)に出演中。
【トラウデン直美×CHAUMET】
「どこかひとくせあるファッションが好き」と話すトラちゃん。おしゃれも生き方も自分目線で楽しむトラちゃんには、気品がありながら、ペアシェイプケースやV字のブレスレットでオリジナリティを感じさせる時計を。時計「ジョゼフィーヌ」コレクション エグレット ウォッチ〈SS×D、ケース27.3×20.2mm、クォーツ〉¥1,133,000リング「ジョゼフィーヌ」コレクション エグレット リング〈WG×D×アコヤパール〉¥940,500(ともにショーメ)ブラウス¥17,930(シップス/シップス インフォメーションセンター)コンビネゾン¥37,400(ティッカ)
『毎年“今が一番楽しい”を更新し続けられる人でありたい』
元々、25歳までは、自信がなくても不安でもいただいた仕事は全部トライする、と決めていました。そして25歳を迎えた今年は、自分がどうなりたいかを軸にキャリアに向き合った、まさに転機の1年でした。特に11年お世話になったCanCamを卒業したのは大きくて、「思い描く道に向けて挑戦し続けよう」と自分の中に覚悟が生まれた出来事でもありました。来年は今年始めたことを軌道に乗せつつ、もっと芝居の経験を積みたいし、報道の仕事ではできる限り取材に行きたい。現場に足を運んで、自分の目で見て、空気を直に感じることを大事にしたいと思っています。人の話に耳を傾けて、様々な価値観に触れる機会も増やしていきたいです。今年、ウクライナの元兵士の方に英語でインタビューしたことをきっかけに、語学次第で得られる情報の量も深さも変わることを実感。英語のモチベーションも上がっています。この世界に入って11年が経ち、ようやく自分の気持ちや希望を周りに言えるようになり、今、とてもいいマインドとバランスでキャリアを築けています。毎年「今が一番楽しい!」と、自分の生き方を更新し続けられる人でありたいです。
トラウデン直美
1999年生まれ。京都府出身。モデル、俳優業に留まらず、報道番組でも活躍。TBS「news23」(水曜レギュラー)、BSテレ東「NIKKEI NEWS NEXT」(金曜キャスター)に出演。
【松井愛莉×BOUCHERON】
着こなしのアクセントになるカラーベルトは、ファッション感度が高く、マイスタイルを確立している愛莉ちゃんの手元にしっくり。時計「リフレ ウォッチ スモール」〈SS×ホワイトラッカー、ケース29.5×18mm、クォーツ〉¥595,000ストラップ〈リザード〉¥39,600リング人差し指上から「キャトル ラディアント リング ハーフ」〈WG〉¥407,000「セルパンボエム リング スモール」〈WG×D〉¥770,000〈WG×アクアプレーズ〉¥359,700中指上「キャトル クル ド パリ リング スモール」〈Pt〉¥227,700「キャトル グログラン リング スモール」〈WG〉¥407,000(すべてブシュロン/ブシュロン クライアントサービス)ニット¥26,000(シーニュ)
『苦手だと思ってきたことにも挑戦。逃げなかったことが自分の自信に』
2024年で印象に残っているのは、舞台に初挑戦したこと。舞台はずっと避けてきたのですが、心の奥底では「どこかで挑戦しないと」と思っていて。20代のうちに経験を積んでおいた方が、30代に生きてくるだろうと思い、気合いを入れてチャレンジすることにしました。公演を終えて思うのは、思い切って挑戦して良かった、ということ。毎日同じセリフに向き合うのは初めてで苦戦した部分もありますが、緊張もせずに毎公演楽しめたのは、自分でも意外でした。「頑張ってるね」とか「舞台映えするね」という周りからの言葉も原動力になったし、改めて、みんなで作品を作り上げることが好きだな、と強く感じました。未知の世界に踏み込んだことで学びも多く、新たな自分の一面も発見できた。今後、芝居への向き合い方も変わりそうで、大きな収穫を得て、2025年を迎えられます。来年は、アクションにもトライしたい。自分で枠を決めつけずに柔軟に。幅広い役所を演じられる俳優を志していきたいです。
松井愛莉
1996年生まれ。福島県出身。モデル、俳優としてドラマや舞台で活躍。主な出演作は、TBS系「西園寺さんは家事をしない」、テレビ東京「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」など。
【宮本茉由×HARRY WINSTON】
ダイヤモンドとホワイトマザー・オブ・パールのクリーンな煌めきが、華やかさと聡明さを感じさせる、マスターピース。30代に向けてネクストキャリアを切り拓く、茉由ちゃんのポジティブなスタンスにベストマッチ。時計「HW エメラルド」〈RG×D×サテンストラップ、ケース24×17.7mm、クォーツ〉¥1,705,000リング「HW ロゴ」〈RG×D〉¥484,000〜(ともにハリー・ウィンストン/ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション)プルオーバー¥26,000(シーニュ)
『キャリアの進め方を模索中。仕事に繋がればと韓国語を始めました』
モデル業に加えて、ドラマのオファーもいただいて、仕事の幅が広がった2024年。スケジュールが大変な時期もありましたが、イタリアと韓国を旅したり、秋田の祖父母に会いに行ったり、とプライベートも充実していました。さらに視野を広げるために、韓国語の勉強を始めたのも今年。来年は本格的に学んで、語学を生かした仕事をするのも目標です。最近、素敵だなと思うのは、自分で何かを生み出している人。服やコスメを手掛けたり、YouTube動画を制作したり。プロデュース力やクリエイティブ力の高い人たちはカッコいいし、今後はそういうことにも挑戦していきたい。来年は30歳を迎える年。昔からハリー・ウィンストンは憧れを抱きつつも、私にはまだ早いと思っていました。でも、実際に着用してみて感じたのは、名品として受け継がれるタイムピースは、自分を引き上げてくれるパワーがある、ということ。キャリアのネクストステージを模索している今、背中を押したり、鼓舞する存在として寄り添ってくれそうです。
宮本茉由
1995年生まれ。秋田県出身。モデル、俳優として活動。主な出演作は、日本テレビ「新空港占拠」、テレビ朝日「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」など。
【堀田茜×TIFFANY & CO.】
NYの建築から着想を得た力強いスクエアケースは、知的でスマート。努力家で何事にも真摯に向き合う茜ちゃんの魅力を一層輝かせる存在感。時計「ユニオン スクエア」30mm メカニカル ウォッチ〈SS×ホワイトラッカー×ブラウン カーフ ストラップ、ケース30mm、自動巻き機械式ムーブメント〉¥726,000リング「ティファニー T」T ワンリング〈WG×D〉¥374,000バングル「ティファニー ロック」ナロー バングル〈RG×WG〉¥687,500(すべてティファニー/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)カットソー¥23,100(チノ/モールド)シアートップス¥17,600(ニアーニッポン/ニアー)
『頑張るあまり気合いが空回りしがち。執着を手放すのが目下の課題』
ティファニーは、30歳の記念にジュエリーも手に入れた、思い入れのあるジュエラー。私の中で“時計が似合う人”は、理想の女性像のひとつ。時計を身につけると気持ちが引き締まり、大人になったことを実感します。今回の「ユニオン スクエア」もブラウンベルトが上品で、ステップアップした自分を感じることができました。2024年は結婚を経て、どしっと構えられるようになった年でした。仕事は好きだし長く続けたいけれど、執着しすぎないことも大事なのかも、と。ドライに聞こえるかもしれませんが、私にとってはそのくらいが力まずいられてちょうどいい。自分がバランスよくいられる感覚が身についてきました。来年は表情や内面の引き出しを諦めずに増やしていきたい。この仕事を続けていると自分に飽きてしまう部分があるんです。見ていてつまらないモデルにはなりたくないし、素敵だなと思う方は頑張りが伝わってくる。コツコツと努力を積み重ねて、自分にも周りにも飽きられない存在でいたいです。
堀田茜
1992年生まれ。東京都出身。モデルをはじめ、バラエティ番組やドラマ、映画、ラジオと活動の幅は多岐にわたる。現在はTBS「あのクズを殴ってやりたいんだ」、Netflix「トークサバイバー シーズン3」に出演。
※文中の素材表記は、YG=イエローゴールド、WG=ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールド、RG=ローズゴールド、Pt=プラチナ、D=ダイヤモンド、SS=ステンレススチールを表します。
撮影/花盛友里 ヘアメイク/笹本恭平、沼田真実〈ともにilumini〉 スタイリング/三好 彩 取材/坂本結香 編集/小林麻衣子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年1月号「CLASSY.モデルズ『時計は私の所信表明!』」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。