落ち着くシンプルコーデはもちろん、トレンドに挑戦したい時の受け止め役としても…「白シャツ」はずっと私たちのベーシック!永遠の定番こそアップデートしながら長いお付き合いをしていきたいから――今の気分をプラスした大人カジュアル、その10の答えを考えます。
CLASSY.ベーシックに欠かせないアイテムといえば「白シャツ」!
\今までの表紙にも多数登場/
着こなしを更新しながらずっと着続けていきたい。白シャツはオシャレの基本であり、永遠の一着です
こうして振り返ると、やっぱりクラッシィは白シャツのイメージが強いんだなと再認識しました。いちばん上の2004年8月号は私が担当した もので、もう20年前。私自身もずっと白シャツが好きだし、スタイリストとしてもシーズン問わず常に白シャツをリースし続けていたな、と感じます。
クラッシィ世代に限らず、白シャツはすべての人にとってオシャレの基本だと思っています。クリーンな印象が強く誰でもきちんと見えて、好感度が高いのに気負わず着られるし、着こなしの幅が広いところも魅力。キレイめなボトムスにはもちろん、デニムやチノパン、ショートパンツなどカジュアルなアイテムにもしっくりハマります。さらに、衿や袖をレイヤードのポイントとして使うのもおすすめ。清潔感のあるまっさらな白は、重ね着コーデの差し色の役割を果たしてくれます。着こなしに一気に奥行きやアクセントがつけられるので、私もよく取り入れるテクニックです。
主役としてだけじゃなく脇役としても着られて、しかも本当に暑い真夏以外は活躍するシーズンレスさ…コスパ的にも、こんなに素晴らしいアイテムは他にありません!…と、長く白シャツ愛を語ってしまいましたが、私は〝白シャツのオシャレは永遠〞だと思っています。だから、時代や流行を超えて、この先もあの手この手で着続けていきたい。その時の自分にしっくりくるよう着こなしをアップデートしていけば、これから歳を重ねていっても、楽しく自分らしくオシャレを続けられると思うんです。
[上から]2004年8月号(撮影/長谷川勝久、モデル/田波涼子)、2013年10月号(撮影/長谷川勝久、モデル/小泉里子)、2015年6月号(撮影/長谷川勝久、モデル/小泉里子)、2019年8月号(撮影/三瓶康友、モデル/オードリー亜谷香)、2021年3月号(撮影/YUJI TAK EUCHI、モデル/オードリー亜谷香)、2022年1月号(撮影/YUJI TAKEUCHI、モデル/松島花)、2023年10月号(撮影/柴田フミコ、モデル/山本美月)、2024年5月号(撮影/倉本侑磨、モデル/山本美月)
Stylist/大野千歩さん
色あせないシンプル&ベーシックなスタイリングならこの人。自身も毎シーズン買い足すほどの白シャツ好き。
撮影/河野 望 取材/佐藤かな子 編集/月田彩子 再構成/Bravoworks,Inc.
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