2021年末に10種類もの天然石が追加され、再び注目度と人気が高まっている誕生石ジュエリー。色鮮やかなジュエリーは、コーデに彩りを与えてくれるだけでなく、気持ちを上げてくれる特効薬のような存在!それぞれ異なるパワーを持つ誕生石から、自分の願いとスタイルにフィットする1点を見つけてみては?今回は3月の新しい誕生石ブラッドストーンのジュエリーをご紹介します。
そもそも誕生石とは…
「誕生石」とは1月から12月まで、それぞれの月にちなんだ宝石のこと。自分の生まれた月の宝石を身につけることで、幸福が訪れると信じられています。
誕生石の起源にはいくつかの説があるため真偽は定かではありませんが、旧約聖書には12種類の宝石の記載があり、その歴史は約3500年前に遡るのではと言われています。確かな歴史としては、1912年にアメリカの米国宝石商組合(Jewelers of America)が正式に「誕生石」を制定。その後、日本でも1958年に全国宝石卸商協同組合が誕生石を制定しました。
63年ぶりの改訂!10種類の宝石を「誕生石」として新たに追加
2021年12月、63年ぶりに日本の誕生石が見直され、新たになんと10種類の宝石が加わることに!コーデのアクセントとしてだけじゃなく、お守り的存在としてジュエリーを愛用する人が多い今、バリエーションが広がり選択肢が増えたことで、ますます誕生石ジュエリーへの注目度も高まりそう。
新しくなった「誕生石」一覧はこちら ★青字が新しく追加された石
1月 ガーネット
2月 アメシスト/クリソベリル・キャッツアイ
3月 アクアマリン/ブラッドストーン/サンゴ/アイオライト
4月 ダイヤモンド/モルガナイト
5月 エメラルド/ヒスイ
6月 パール/ムーンストーン/アレキサンドライト
7月 ルビー/スフェーン
8月 ペリドット/スピネル/サードニクス
9月 サファイア/クンツァイト
10月 オパール/トルマリン
11月 トパーズ/シトリン
12月 ターコイズ/ラピスラズリ/タンザナイト/ジルコン
ブラッドストーン、アイオライトが加わってバラエティ豊かな3月の誕生石
アクアマリン:「沈着」「勇敢」「聡明」
“船乗りに恋をした人魚の涙”などロマンティックな言い伝えをもつ石。海の波のように安らぎと癒しを与えてくれると言われています。また、対人関係に潤いをもたらしてくれるとも。水の星座である魚座の人が身につけると、その力がより発揮されるそう。
ブラッドストーン:「勇気」「友情」「落ち着き」※NEW
深緑色をベースに赤い斑点が特徴の石。前向きな意欲を高め、活力を高めてくれるそう。名前の通り、血液の循環を高める作用があるとされているので、出産のお守りとしても最適です。
サンゴ:「長寿」「安産」「幸福」
血赤珊瑚と呼ばれる赤い色が有名ですが、ピンクや白、黒などのバリエーションも。母なる海で年月をかけて育つことから、強い生命エネルギーを備え、長寿効果が期待できる石と言われています。日本では数字の三五とかけて「結婚35周年の記念石」ともされています。
アイオライト:「誠実」「貞操」「徳望」※NEW
すみれ色、淡い青色、濃い青色、淡い黄色に輝く天然石。見た目がサファイアに似ていることから「ウォーターサファイア」とも呼ばれています。心や恋愛、仕事においての羅針盤的存在となり、進むべき道を示してくれるパワーがあると知られています。
存在感のある輝きがモード&かっこいい派のオシャレと相性抜群な【ブラッドストーン】
特徴的な色合いで、コーデに辛口のアクセントをくれるブラッドストーンのジュエリー。カジュアルスタイルにこなれ感をプラスしたい時やちょっぴりモードなコーディネートによく合います。
[上]スライス状に切り出した天然石を使用したヤヌカの「SLICE」シリーズ。薄くカットしたことにより石の柄や輝きが引き立ち、印象的な横顔を演出してくれます。ピアス〈YG×ブラッドストーン〉¥79,200(ヤヌカ)
[中]シンプルな縦長オーバルで指を長くキレイに見せてくれる一本。たっぷりとボリュームのある石が、視線に入るたびバイタリティを与えてくれそう。リング〈SV(YGプレーティング)×ブラッドストーン〉¥8,690(ödül)
[下]上のピアスと同じヤヌカの「SLICE」シリーズのリング。石にかかるバーとリングアームが一体化したようなデザインが特徴的。大ぶりながら透け感があるため涼やかなムード。リング〈YG×ブラッドストーン〉¥66,000(ヤヌカ)
※文中の素材表記はYG=イエローゴールド、SV=シルバーです
※誕生石がもつ意味や解釈には諸説あり、記載の内容はすべて編集部調べです
※価格は変更になる可能性があります
[問い合わせ先]
ödül ☎03-6427-9945 / ヤヌカ ☎03-6419-7704
撮影/五十嵐 洋 スタイリング/児嶋里美 取材/伊藤綾香 編集/永吉徳子(CLASSY.ONLINE編集室)