【吸水ショーツ】サニタリー期間の過ごし方が本当に変わる、本気の吸水力【今月のウェルビーブランド】

編集室長・水澤が毎月気になるウェルビーブランドをピックアップして、その成り立ちや、背景、理念までリサーチする連載。今月は日本でいち早く吸水ショーツの開発に取り組み、女性のウェルビーイングに本気で取り組むBé-A〈ベア〉の代表取締役・髙橋くみさんにインタビュー。

今月のウェルビーブランドは…「Bé-A」

サニタリー期間の過ごし方が本当

サニタリー期間の過ごし方が本当に変わる、本気の吸水力
これ一枚でOKだから使い捨てアイテムの替えが必要なくなる。[上]多い日や夜にも安心な吸水最大の150㎖※。ウルトラ ヘビー&ナイトショーツ¥8,690[中]安心のボクサー型で機能性もバージョン03へ進化。吸水量125㎖※。シグネチャー ショーツ03 ¥7,700[下]7層構造なのに薄型。始まりかけの不安な日に。エアライト ショーツ ¥4,950(ベア)

※公的検査機関のデータにより算出

【Bé-A】
〝その日であることを忘れられる〟ショーツを目指し、トップレベルの吸水量と機能性を持つ吸水ショーツを一から開発。2020年夏のデビューに先駆けたクラウンドファンディングでは1億239万円/9000人以上からの支援を達成する。女性の自由で快適な毎日を後押しすることを、本気で考え取り組むフェムテックブランド。

Bé-A(ベア)髙橋さんにインタビュー

水澤:愛用させてもらって、すごく快適なベアの吸水ショーツ。今は色々なところから出ているけれど、さきがけのイメージがあります。
髙橋:アメリカではあったんですが、使ってみたら簡単に漏れてしまって!自分たちで一から作ることにしたんです。もともとは女性しかいないうちの会社でさえ、生理について話しにくいムードがあったのも開発のきっかけになりました。
水澤:開発に2年以上かかったんだとか?
髙橋:2017年から半年は工場探し。「月に数日しか使わないから売れない」とか「日本人は清潔好きだから交換要らずのショーツは需要がない」というのが当時の常識。それに目標としていた100㎖の吸水なんて技術面でも到底無理という状態から20社目でやっと受けていただけることに。
水澤:一番のこだわりは何ですか?
髙橋:やっぱり漏れないこと。そのために立体的な構造で特許を取りました。着用中は蒸れにくく、洗濯時はすすぎやすく乾きやすい設計など、こだわりが強すぎて製造工程が30にも。
水澤:でもそのかいあって多くの共感を呼び、クラファンも大成功でしたね!
髙橋:目標額100万円だったのが1億円を達成して、驚きと同時にいいものを届けなければと使命感が湧いてきました。「こういうショーツを待ってた」と知的障害のあるお子さんをお持ちのお母様から反応をいただいたり、想像していたよりも色々な方が生理について悩んでいることが改めてわかりました。
水澤:ジュニア用が登場したのも印象的でした。
髙橋:子供の頃の生理の失敗ってとてもショックですよね。周期も安定していないことが多いし、普段から抵抗感なくはけて自分の量や位置がわかりやすいんです。
水澤:経血量を測る取り組みもされているとか…。
髙橋:IoT企業と組んで経血量を測定できるショーツを開発中。経血量って健康のバロメーターにもかかわらず、把握しにくいのが現状なんです。
水澤:確かに誰かと比べたことも測ったこともない。変化がわかれば疾患などに気づいたり婦人科へ行く判断もしやすいですね。
髙橋:そうなんです。引き続きショーツのクオリティを高めつつ、〝生理で諦めることのない社会〟をサポートしていきたいです。

【Bé-A】エシカル商品の特徴

撮影/五十嵐 洋 取材/佐藤かな子 再構成/Bravoworks.Inc

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