【今、流行ってるアイテムって何?】 2023春夏の「10トレンド」を総まとめ!

昨年よりも出かけやすくなって、外出する機会も増える今年の春。いつにも増して多くの人にも会うならば、アップデートした自分で好印象を狙いたい! 大人のおしゃれ心を刺激するNEXTトレンドをいち早く取り入れて、自分の気持ちもアゲつつ周囲からの印象UPも狙ってみては? この春押さえたい最旬トレンド10をCLASSY.モデルの土生ちゃんが10変化で着こなします!

1.存在感たっぷりのボリュームスカートで春コーデにメリハリを

人気の「サードマガジン」のスカートは、着こなしの主役間違いなしのボリューム感が可愛い♡ ふわっとハリのある素材感だから、体型カバー力もバッチリです。スカートにボリュームがあるぶん、トップスはすっきりコンパクトにまとめると◎。春夏のワンツーコーデもボリューミィなスカートのおかげでグッと華やかな印象に!

スタイリストの「ここが推し!」

カラー、柄、形、素材感などパッと目を引くデザインのスカートが多めだった今季の展示会。いつものコーデに+1でコーデが華やかに盛り上がるので、春一番に買うのにおすすめです。デザインディテールにクセがあるものは柄や色を抑えめに、シンプルなシルエットなら派手柄を選ぶようにするのが選ぶときのコツ。コーデのバランスがとりやすく、着こなしが上手くまとまります。(スタイリスト児嶋さん)

2.ニットビスチェなら、大人女子にもぴったり

今ゲットすべき最旬トレンドアイテムのひとつ、ニットビスチェ。なかったとしても成立するけれど、重ねるだけで“センスのいい人”へと格上げできるアイテムです。おすすめはいつもの白シャツに重ねる着こなし。体のラインをすっきり見せつつ春のオーラもまとえて一石二鳥!

スタイリストの「ここが推し!」

展示会でプレスの着用率が本当に高かったビスチェ。これさえあれば定番コーデも一気にトレンド感がUPするので、今季新たにワードローブに追加しておくと必ず活躍するアイテムです。シャツはもちろん、Tシャツと合わせても可愛い! ボディラインが気になる方は生地の硬いものを選ぶのがベターです。(スタイリスト児嶋さん)

3.今季のマストハブなボトムスは“進化系ワークパンツ”一択!

昨年からジワジワと人気を博し、今季トレンドの仲間入りを果たしたのが“進化系ワークパンツ”。ワイドでボリューム感のあるシルエットやポケット、裾のドローコードなど、ディテール使いが映えるパンツが今季のトレンド大本命です。単体だとカジュアルな印象が強いので、ヒールサンダルをあわせたり、胸元はすっきりと抜くことでバランスを意識するのがCLASSY.流コーデのポイント。ワントーンコーデに仕上げれば洒落見えは確実。カラー小物でコーデにエッジをプラスするとさらにワンランク上のスタイルに。

スタイリストの「ここが推し!」

ボリュームがあって、太めで、ポケットがあったり、パラシュートパンツ風に裾が絞ってあったり…進化系ディテールを備えたワークパンツが今年っぽい。ボリュームのあるボトムスなので、合わせるトップスはクロップド丈などの短いものを選んでバランスをとると◎。キレイめカジュアル派さんが履くなら、足元はヒールやパンプスなどレディ度高めのシューズにするのがおすすめです。(スタイリスト児嶋さん)

4.大人でも着られる! 短すぎない“短丈シャツ”でハンサムに

ビッグシルエットがトレンドだったシャツが、今年は短丈でコンパクトなシルエットにシフト。お腹が見えそうで不安…という心配はご無用。CLASSY.世代おなじみのブランドから、短すぎないほどよい丈感のアイテムが続々お目見えしています。きちんと感も演出できるシャツは、高感度なお仕事服としても活躍の予感。ハイウエストのボトムスを合わせればお腹見えの不安も解消!

スタイリストの「ここが推し!」

シャツをインするスタイルは難しいと思っていた人にこそおすすめしたい短丈シャツコーデ。「今年は脱コンサバしたい」という人にはまずは手に取って欲しいクロップト丈シャツ。プルオーバー感覚で着用すれば即、今時なスタイリングが叶います。ボタンは全て留めたほうが今っぽい!(スタイリスト児嶋さん)

5.昨年から大ブームの“ツイード素材”は春夏らしく軽やかに

冬から引き続き、春夏もトレンド継続中のツイードアイテム。コーデを間違えるとおばさんっぽくなってしまうから、アイテム選び&コーデでおしゃれ度キープがマストです。CLASSY.世代におすすめなのが、カジュアルアイテムと合わせる王道スタイル。ジャケットのエレガントさを中和して、ほどよいレディ度に仕上がります。

スタイリストの「ここが推し!」

とことんラフに着崩すのが、ツイードアイテムの攻略法。Tシャツ+デニムのカジュアルな装いも、ツイードジャケットを羽織るだけで春のおでかけ服に様変わりします。エレガントな雰囲気に仕上げようとすると難しくなるので、カジュアルなテイストで取り入れるのがおすすめです。(スタイリスト児嶋さん)

6.カラー初心者にもおすすめの華やかカラーは“ヘリテージブルー”

展示会で出没率高めだったカラー、ヘリテージブルー。品もありつつ洒落感もアップしてくれるカラーだから、オシャレ好きなアラサー女子にもぴったり! カラーといえども派手すぎないから、普段のコーデに取り入れやすいのもおすすめポイント。いつもは黒トップスで落ち着けがちなコーデに投入すれば、グッと最旬ムードに!

スタイリストの「ここが推し!」

色下手な人でも使いやすいトレンドカラー。色合わせに迷ったら、まずはデニムと合わせてブルーのワントーンコーデを楽しむのがおすすめです。華やかなカラーなので、初心者さんはデザインがシンプルなものを選ぶとうまくいきます。(スタイリスト児嶋里美さん)

7.普通のボーダーはもう古い!? プレイフルなマルチボーダーが最旬

トレンド問わずに使えてヘビロテしている人も多い定番のボーダートップス。安心安定の定番だからこそ、アップデートすることでトレンド感が高まります。今季絶対手に入れたいのが、遊び心を演出するマルチボーダー。ハッピーで楽しげなムードをまとえば、春の出会いも呼び込めそう!?

スタイリストの「ここが推し!」

マルチボーダーのアイテム選びは配色と幅がポイント。色は3色以内、ボーダーの幅がランダムなマルチボーダーを選ぶとこなれ感がアップします。全身コーデでのポイントは、マルチボーダーの色を拾ったアイテムを合わせて、トップス以外はシンプルにまとめること。スタイリングが一気に映えます。(スタイリスト児嶋さん)

8.着映え力はNO.1! 立体ニットワンピで叶える最旬リゾートコーデ

今、一大ブームを巻き起こしているCFCLを筆頭に大注目の「立体感ニット」。着るだけでユニークなシルエットを生み出すから、着映え度は抜群! ふんわり体を包み込むから、体型カバーも狙えます。ワンピはもちろん、トップスや羽織りも着こなしやすくおすすめ。1枚でトレンド感UPが狙えるアイテムだから、1枚持っておいて損はなし。

スタイリストの「ここが推し!」

一見シンプルに見えて、実は主役になる立体的ニット。着こなしにひとくせプラスしたいけれど、何をしたらいいかわからないなら、いつものトップスやワンピを構築的なデザインのものにチェンジしてみてはいかがでしょう。着こなしにアクセントが加わって、スタイリングが華やぎます。(スタイリスト児嶋さん)

9.毎年人気のシアートップスは“大胆に透ける”が今っぽい!

昨年に続き、今季も大注目の透け素材。メインとしても、主役を引き立てるサブとしても使える万能アイテムですが、今年はぜひ“透け”が主役のコーデに挑戦を。白タンクにシアーなハイネックトップスを重ねれば、それだけで圧倒的なトレンド感が醸し出されます。インに重ねるもの次第で印象がガラリと変わるので、実は着回し力もばっちりです。

スタイリストの「ここが推し!」

今回の企画でピックアップしている中ではチャレンジングなアイテムに思えるかもしれませんが、実は+1で取り入れやすいアイテム。ビギナー向けにおすすめしたいのが、ブラウスやカーデなど使いやすいアイテムをシアー素材のものに変える取り入れ方。それだけで、一気に春夏感が高まります。 (スタイリスト児嶋さん)

10.厚底ワラビーなら身長もコーデもしっかり盛れる

「クラークス」の定番シューズ、ワラビーがさまざまなブランドとコラボし、ジワジワと注目を集めていることをご存じですか? 名作ワラビーも人気の中、注目したいのがアーカイブからインスパイアして作られたTORHILL(トーヒル)シリーズ。ぷくっと感のあるリブのチャンキーソールが存在感抜群。いつものカジュアルなコーデにマイルドなひとくせをプラスできます。

スタイリストの「ここが推し!」

コーデのハズしとして足元にワラビーを効かせるとコーデが一気に今年っぽくなります。足元をワラビーでハズすなら、靴下までしっかりこだわることが重要! 人気のラインソックスなら確実にオシャレに仕上がります。(スタイリスト児嶋さん)


教えてくれたのは…
人気CLASSY.スタイリスト・児嶋里美さん

洗練された雰囲気を残した大人かわいいコーデが得意。トレンドアイテムはもちろん、カラー使いやデコラティブなアイテムなどを取り入れながら完成する大人な甘党スタイルに定評あり。

【STAFF】
モデル/土生瑞穂(櫻坂46) 撮影/杉本大希〈人物〉、清藤直樹〈静物〉 ヘアメーク/イワタユイナ スタイリング/児嶋里美 取材・文/石津愛子 再構成/CLASSY.ONLINE編集室

Magazine

最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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