ジュエリーを身に纏うことによって実感する、愛する人との絆や高揚感、そしてみなぎる自信———。それは大人になってから知った、尊い経験のひとつかもしれない。CLASSY.世代憧れのジュエリーメゾン「ヴァン クリーフ&アーペル」。ロマンティックな佇まいのジュエリーは、きっと人生に豊かな彩りを添えてくれる。そんなメゾンの魅力を4夜連続で紐解く、短期連載がスタート。第1回は“愛”で繋がるメゾンの歩みとその物語。
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愛し合う二人の想いが
ジュエリーへとかたちを変えて
「ヴァン クリーフ&アーペル」の物語は、愛し合う二人の結婚から始まりました。そしてその愛がジュエリーへとかたちを変えて———。そう、メゾンを紐解くキーワードは“愛”。それは創業者の愛の結晶を原点に、熟練職人が手作業でひとつひとつのジュエリーに込めた“愛”、生の輝きという感動をもたらしてくれる自然への“愛”。さまざまなかたちの“愛”に包まれています。ロマンティックで、情熱的で、慈愛に満ちた「ヴァン クリーフ&アーペル」。ジュエリーや時計、エンゲージメントリング、マリッジリングすべてに、誰かを愛する想いが投影され、その美しさが表現されているのです。
ジュエリー(参考商品)

ジュエリーが紡ぐ愛の物語
———ヴァン クリーフ&アーペルの歩み
物語の始まりは、二人の出会いと結婚から
「愛」という絆で現在まで語り継がれる、壮大なラブストーリー。物語の最初のページは、1985年パリ———宝石商の娘エステル・アーペルと宝石細工職人の息子アルフレッド・ヴァン クリーフが結婚したことが、すべての始まりでした。
革新をも恐れぬ情熱、家族愛、そして宝石への愛。いくつもの価値観を共有する二人にとって、何物にも代え難いこの「愛」こそが、メゾンの基盤となっています。
PHOTO:courtesy of Van Cleef & Arpels
ヴァンドーム広場に最初のブティックが誕生
メゾンとして最初のブティックが誕生しやのは、1906年。パリの洗練の象徴・ヴァンドーム広場22番地に———
愛し合う二人の名前を結び合わせた「ヴァン クリーフ&アーペル」は、この場所からジュエリーを通して輝かしい未来を築き上げていくことになります。事業にはエステルの兄弟も加わり、さらなる発展へ。メゾンの名前の中心にある「&」は、携わる人々との温かな絆を、熟練された匠の技を、一つに融合するシンボルです。
PHOTO:courtesy of Van Cleef & Arpels
発祥の地への深い愛着と「サロン ヴァンドーム」
ヴァンドーム広場に構える最初のブティックは、歴史と創造の1世紀の中でアップデートを続けていきます。メゾンの世界観にフォーカスしながら、訪れる人々には驚きと発見を。それはまさにパリならではの魅惑に満ちた空間。ヴァンドーム広場の20番地・22番地・24番地の3つのアドレスは、現在「サロン ヴァンドーム」の名で知られる広大な集合体に。発祥の地に対する「ヴァン クリーフ&アーペル」の深い愛着を感じられる場所です。
PHOTO:courtesy of Van Cleef & Arpels
「マンドール」が支えるハイジュエリー作品
愛と情熱が込められた、美しいジュエリーが産声を上げるアトリエ。そこには伝統と革新的技術を融合させる、「マンドール(黄金の手)」と呼ばれる職人がいます。一つの作品を生み出すためには、各工程の職人たち連携が不可欠。ジュエリーを一際美しく輝かせ、身につける人々の心を震わせるのは、サヴォアフェール(熟練職人の技)がメゾンに根付いているからこそ。
PHOTO:courtesy of Van Cleef & Arpels
メゾンの真髄を感じるダイヤモンドの比類なき輝き
平和や健康を祈る幸運のお守りとして、また勇敢さのシンボルとして、時代を超えて人々に影響を与えてきたダイヤモンド。専属鑑定士の知見と熟練職人の技術を惜しみなく投じる「ヴァン クリーフ&アーペル」のダイヤモンドは、魂を揺さぶるほどの美しさ。選び抜かれた貴石をさらに煌めかせ、唯一無二の美しさへと昇華するーーひとつひとつのダイヤモンドジュエリーが、メゾンに息づくものづくりへの信念を感じさせてくれます。
PHOTO:courtesy of Van Cleef & Arpels
【STAFF】
撮影&アートワーク/Koutarou Washizaki & Misato Washizaki(hannah managemant) 取材・文/広田香奈 構成/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)