ぽっちゃりライターがスタイリストさんに聞いた「着太りしない、大人コーデ」6つのコツ

少しずつ薄着になるこれからの時季、気になるのは〝着やせ対策〞。でも着やせするのに、実は重ね着がとっても強力な武器になるって知ってた?現役ぽちゃライターと頭脳派スタイリストがその秘訣をお教えします!

ぽっちゃりライター&頭脳派スタイリストが新提案

着やせは実は「レイヤード」次第

ぽっちゃりライターがスタイリストさんに聞いた「着太りしない、大人コーデ」6つのコツ

【右】ぽっちゃりライター・佐藤かな子さん
“シャツ×黒タートルは鉄板!トリックアート級にほっそり見えます(笑)”
「着回しDiary」や「CLASSY.LEADERS企画」などを担当。身長155㎝。趣味はバスケやアウトドアという自称〝脂肪と筋肉のハイブリッドぽっちゃり〟。@kanakokkooooではお洒落見えするぽっちゃりコーデを披露。

【左】頭脳派スタイリスト・MaiKo yoshidaさん
“ハリのある硬め素材のジャケットやジレは体型補整効果が抜群”
本誌をはじめ、多くの女性誌で活躍中。これまで数々の着やせ企画を担当してきた着やせのスペシャリスト。トレンドを絶妙におさえつつ女性の体を美しく見せるスタイリングが人気。理論的なコーデ解説にも定評あり。

着こなしに〝直線〞をつくるのが着やせの基本

佐藤:着やせは永遠のテーマ。い

佐藤:着やせは永遠のテーマ。いかに細く、お洒落に見せるかを研究しています。よくやるのがトップスの裾からインナーを覗かせるテク。下腹が隠せるし〝お洒落した感〞も出せて一石二鳥。
MaiKo:インナーを出すとコーディネートに立体感が出て、腰まわりの目くらましになるから効果的ですね。
佐藤:アイテムでいうと、ジレは着やせ効果が抜群なんです!お尻を隠したいので長め丈のものがマストです。
MaiKo:ロングジレ、今から夏まで使えるし重宝間違いなし!胸や腰などカーヴィなボディラインが真っすぐに補整され、華奢見えします。
佐藤:ぽちゃさんは着こなしに「直線」を取り入れるのがポイントなのかも。個人的にも盛りブラウスよりキリッとした衿付きシャツのほうが似合います。今日着ている「シャツ×黒タートル」のコーデも簡単に細見えできる私の定番スタイルです。
MaiKo:シャツのVあきとタートルニットのコントラストで、首がすっきり長く見えますね!

ハンサムなアイテムがまろやか体型の甘さを中和

佐藤:春夏はワンピを着たくなる

佐藤:春夏はワンピを着たくなるけど素材の柔らかいものは体が大きく見えて苦手。ぽちゃさんでもふんわりワンピを着こなす秘訣ってありますか?
MaiKo:流行アイテムでもあるショート丈のニットベストとのレイヤードがおすすめ!腰位置が高く脚長に見えますよ。
佐藤:それは低身長ぽっちゃりに嬉しい。脚のラインも隠れるし、今すぐ欲しくなってきた(笑)。いつもジャケットとかどちらかというと辛口な服を着ることが多いので、ふんわりワンピは新鮮。
MaiKo:ジャケットなら素材が硬めで肩がセットインされたものを選ぶと◎。丸い肩をキュッと直角に見せる効果ありです!
佐藤:ぽちゃさんは顔も丸かったり、存在自体が甘く見えがちなので、ハンサムなアイテムを投入すると洗練される気がします。丸い体型に可愛すぎるものは少しイタい…。
MaiKo:そんな佐藤さんに、辛口アイテムならジャケットとベストとのレイヤードもいちおし。Vネックが2つ重なると、シャープな雰囲気が増しますよ。
佐藤:首元がすっきりすると顔も小顔に見えそうですね。

体型カバーコーデのPoint

1.トップスの裾からインナーを覗かせる
2.ジレは着やせ効果が抜群
3.「シャツ×黒タートル」のコーデも簡単に細見え
4.ショート丈のニットベストをうまく使う
5.ジャケットなら素材が硬めを選ぶ
6.ジャケットとベストとのレイヤードもおすすめ

撮影/神戸健太郎 モデル/岩﨑名美 ヘアメーク/小松胡桃(ROI) スタイリング/MaiKo yoshida ライター/塚本桃子 再構成/Bravoworks.Inc

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表紙モデル:山本美月

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